エリムの憩い

何の変哲もない日常生活の中で、感じた恵みを広く浅く綴ってゆきます

幸せにする

2007年04月21日 | Weblog
 今日、音楽コンサートの打ち合わせのため老人ホームに行きました。老人ホームというと、薄暗く、病院と同じように消毒液のような匂いがするイメージがありました。しかし、そこは私がイメージする場所とは全く違っていました。窓が大きく、開放的な明るい雰囲気です。食事の献立もおいしそうなものばかりでした。ちょうど、その日の昼食はお鍋でした。野菜や魚など沢山並べてあって、お鍋がぐつぐつと煮えてて、おいしそうなにおいがしました。どの御老人も幸せそうな顔をして、そこでの生活を満足しているようでした。
 最後に、副施設長が語っていたのは、「いつも冗談を言って、明るく振舞っています。」とのことです。それを聞いて、なるほどと思いました。清潔で便利な施設やおいしい食事も重要ですが、職員たちが元気で明るく働いていることが最も、ご老人を幸せにするのだと思います。
 

再会

2007年04月13日 | Weblog
 北海道の春はゆっくりやってきますが、新しい年度になると、人はすぐ移動しなければなりません。二年間、親しく交流を持っていた牧師仲間が札幌を去ってゆき、従兄弟も埼玉に転勤になってしまいました。少し寂しさを感じます。しかし、この時期は、別れの季節ですが、出会いの季節でもあります。今日、一人の訪問者がありました。母教会の青年会で一緒に活動してきた友人です。これから、工場で働きながら、近所の教会で奉仕するということです。彼とは兄弟のような関係で、気を使わずに接することができるので、とても楽です。彼も、新しい環境にまだ慣れていないようなので、再会を喜んでくれました。まさか、こうしてお互い札幌で生活するとは思いもしませんでした。
 季節に移り変わりがあるように、出会いと別れは、人生に彩を与えるものであると感じる今日この頃です。この機会を与えてくださった神様に感謝しています。

永遠

2007年04月07日 | Weblog
 興味深い記事を読みました。ある人が、宇宙ビジネスを立ち上げたいと願い、その理由を熱く語っていました。「時空を曲げると死ななくても済むんですよ。」
 どんなに富を築いても、ブランド品で身を包んでも、グルメ三昧で過ごしても、やはり永遠の命を願わずにはいられないのが人間ですね。中国を最初に統一した始皇帝が最後に求めたのが、不老不死の薬でした。永遠の命は、人類の最大のテーマです。この問いに、キリストは聖書を通して、答え続けています。「わたしを信じる者はたとい死んでも生きる。」
 今度の日曜日は、キリストが復活されたイースターの礼拝です。「キリストにあってすべての人が生かされるのである」というメッセージを受け止めて、希望に満ち溢れて生きたいと思う今日この頃です。