これからの事

2011-01-09 | 父の事
5日に倒れた父。
娘と一緒に走ってタクシーを探し、姉宅で娘を預け義兄と共に病院へ行ったのが随分前の事のような気がする。
当日は救急病棟、6日は一般病棟ナースステーションの隣の部屋、7日からは4人部屋。
重篤な状態でないから部屋を変えたのだと思う。

昨日から右手は拘束の為のミトンをはめられている。
先生から無意識にチューブを引っこ抜こうとする事があると聞いていたので、そういう事かと納得。

今日も私達の事は認識しているけれど言葉が出てこない様子。
「もういいよ。(帰って良いよ)」と言っているように聞こえる。
こういう状態で人に気を遣う事ってあるのだろうか?

夕食は母と一緒に家で鍋。
我が家定番の豚しゃぶを気に入ってくれたようで、旺盛な食欲。
食後のフルーツポンチも平らげていた。

でもさすがに心細いのだろう。
お酒は呑まなかった。
しばらくは姉か私で母の食事を考えなくては。

孫の力

2011-01-06 | 父の事
昨日、娘と夕食を食べ終えたのが7時過ぎ。
突然姉から「お父さんが倒れたらしい。」と電話があった。

店の事があるので姉は居残り、義兄と私で救急病院へ向かった。
着いてすぐ検査を終えた父に会えて思わず涙。
何か言おうとするが、上手く言えない様子。
ただ「あ~、あ~」と言っているだけだが、私達の事は認識したようだった。
担当の先生から話を聞き帰宅。

今日は母、姉、娘と共に義兄の運転で病院へ。
昨日は救急病棟の一人部屋だったが、一般病棟の5人部屋に移されていた。
丁度リハビリ中で、昨日の先生の話より良い方向なのかもと思った。

娘の顔を見た父はさっと動く左手で娘の手を握った。
とても嬉しかったのだと思う。

孫娘の存在が少しでも刺激になってくれればと心から願う。