長尾会計所長のブログ

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面授めんじゅ

2011年12月17日 | 長尾愼一のつぶやき
作家の五木寛之さんの本は教えられることが多く、タイトルは、弱き者の生き方の、前書きにかえての一部を、とても感銘を受けたので、ご紹介します。
仏教では、面授(めんじゅ)ということを大切にする。直接に向きあい、目と目を見つめあいながら肉声で教えを受けることだ。ただ一度の面授が、万巻の書を熟読することと同じほどの価値を持ちうる、途中略。私は自分なりに本も読んできたつもりでいた。
現在の私のものの考え方や感じ方、そして日々の生き方を左右しているのは、東西の古典でも、いま世評の高いベストセラーでもなく、さまざまな場面でお会いして、直接に対話かわしたかたがたのまなざしや表情、肉声によるコミュニケーションの影響であると最近つくづく思うようになってきた。
五木さんの言葉をしみじみと読み、私とお会いしていただいた方々に感謝したいです。