長尾会計所長のブログ

長尾会計所長の日常のブログです。

代数学、アインシュタイン、寺田寅彦

2013年03月23日 | 長尾愼一のつぶやき

無料のKindle本で、アインシュタインが、バリバリの現役の大正10年に寺田寅彦が、書いたものの中に

アインシュタインが、勉強を深く始めるきっかけのひとつを、見つけました。

彼の学校成績はあまりよくなかった。

特に言語など機械的に暗記することの下手な彼は、詰め込み教育はぐあいがわるかった。

これに反して数字的推理の能力は早くから芽を出しはじめていた。

計算は上手でなくても考え方が、非常に巧妙であった。

あるとき彼の伯父にあたる人で、工業技師をしているヤーコブアインシュタインに、代数学とは、いったいどんなものかと質問した。

その時に伯父さんが、「代数というものは、あれは不精者のずるい計算術である。知らない答えをXと名づけて、

それを知っているような顔をして、取扱って、それと、知っているものとの関係式を書く、そこからこのXを

定めると言う方法だ」と言って聞かせた。

このひょうきんな、しかし、要を得た説明は、子供の頭に眠っている代数学を呼びさますには、充分であった。


すばらしい伯父さんですね。


アインシュタイン、寺田寅彦、大正10年、

2013年03月22日 | 長尾愼一のつぶやき

無料のKindle本で、アインシュタインが、バリバリの現役の大正10年に寺田寅彦が、書いたものの中に

アインシュタインが、勉強を深く始めるきっかけのひとつを、見つけました。

彼の学校成績はあまりよくなかった。

特に言語など機械的に暗記することの下手な彼は、詰め込み教育はぐあいがわるかった。

これに反して数字的推理の能力は早くから芽を出しはじめていた。

計算は上手でなくても考え方が、非常に巧妙であった。

あるとき彼の伯父にあたる人で、工業技師をしているヤーコブアインシュタインに、代数学とは、いったいどんなものかと質問した。

その時に伯父さんが、「代数というものは、あれは不精者のずるい計算術である。知らない答えをXと名づけて、

それを知っているような顔をして、取扱って、それと、知っているものとの関係式を書く、そこからこのXを

定めると言う方法だ」と言って聞かせた。

このひょうきんな、しかし、要を得た説明は、子供の頭に眠っている代数学を呼びさますには、充分であった。


すばらしい叔父さんですね。


電子書籍

2013年03月20日 | 長尾愼一のつぶやき


電子書籍、音楽のダウンロードなど、世の中の変化は、ついて行くのもエネルギーが必要です。

Kindleは、電子書籍の為の端末ですが、2年前から使っているiPad2に、

Amazonから、無料本を、ダウンロードしました。

交流サイトの北海道の知り合いが、自作のKindleの無料本を知らせてくれたので、

手順

Kindleは、必要ありません。Kindl for iPadのアプリをダウンロードします。

Amazonの本のメニューのKindle本の中から、とりあえず、無料本を探し、

福沢諭吉の学問のすすめ、鴨長明の方丈記を手にいれました。

いずれも出だしの言葉しか知りませんので読んで見ようと思います。

知人の本は、

千葉周作 剣豪で有名ですね。

「傾いたタイヤ」

内容は、社会からある意味で、遠ざかっている自分を見つめている。39ページの力作です。

電子書籍は、長く読むには、目が疲れるので、休み休み読みます。

iPad2には、二年前から、電子書籍の有斐閣の判例六法をいれて重宝しています。

先日三省堂の模範六法をダウンロードして、税法の条文の確認が、手軽にできるのでうれしいです。


平成25年度税制改正 教育資金贈与特例

2013年03月16日 | 長尾愼一のつぶやき

EPSON
タビスランド
日替り税ニュース
2013/3/14

子や孫への教育資金の贈与に1500万円という
大型の非課税枠(教育資金の一括贈与の特例)が新設される予定。

この特例についても相続時精算課税制度の併用ができる。

相続開始前3年以内の贈与についても適用できる見込み。


教育資金の一括贈与の特例は、直系尊属から30歳未満の孫等へ教育資金を贈与する場合に

受贈者1名につき1500万円まで非課税にする制度。

信託銀行等の金融機関に受贈者名義の口座を開いて教育資金を信託した場合に適用となり、

受贈者やその親は教育資金が必要な時に必要な分だけ引き出せる。

狙い

高齢者のタンス預金を引き出して経済の活性化に繋げたい。

現行法では、相続が発生しそうになって慌てて贈与しても、相続開始前3年以内であれば相続財産に取り込まれてしまうが、

教育資金の一括贈与の特例は、相続開始前3年以内の贈与であっても相続財産には、含まれない。(財務省主税局)

教育資金一括贈与の特例平成25年4月から平成27年末迄の時限措置


笑いの効用、LPレコードの効用

2013年03月03日 | 長尾愼一のつぶやき

科学的に研究されています。

毎日人とお会いしているとき、やはり、笑顔でお会いされる人は、

思い出す時も、その人の笑顔です。

科学的に研究してなるほどですが、意識していなくても体験していることです。

ところで、CDに押され、音楽配信に押され、見る影も無いと言われた、LPレコードの売り上げが、

わずかですが、盛り返しているそうです。

CDは、人の耳に聞こえない音域をカットしていたそうです。

CDの出始めのころ、ようやく手に入れて、CDを聞いていたのですが、

確かに手軽に音楽が、聞けて便利でしたが、LPレコードでは、無かった、聞き疲れを感じました。

LPレコードは、ジャケット、説明、眺めたり、ポスターを貼ったり、たくさんの楽しみを

与えてくれました。

LPレコードでは、聞こえない音域を身体が、受け止めて、心地よい効果が、あるようです。

理屈は、ともかく、よい音楽を聞いて、毎日を、幸せに過ごしたいです。

隕石落下

2013年02月23日 | 長尾愼一のつぶやき


日経新聞2月22日夕刊
明日への話題
国立天文台副台長
渡部潤一さん

天体衝突は、いつかは、必ず起こる。

いつどこで起こるかを完全に予測することはできない。

通常隕石は、一日一個程度の割合で地球のどこかに落ちている。

地球に衝突する可能性の小惑星を世界中で捜索し、既に一万個近く発見してきた。

さすがに10メートルクラスは小さい。

たとえ月の距離まで近づいても、

東京から富士山頂にあるたった数ミリの砂粒を探すに等しい。

宇宙には、未知なる天体が無数にあり、地球は、それらがうようよしている空間を進んでいる。

隕石落下により、放射能も心配されるのだが、

放射性物質を自らにとって危険なほど濃縮して生み出しているのは人間だけである。






やる気の出し方

2013年02月17日 | 長尾愼一のつぶやき

日経新聞2月15日金曜日夕刊7ページ
らいふ
国立精神・神経医療研究センター
大野裕先生

試験では、できそうな問題から手をつけるのが良い。

最初の設問から取り組む癖が、ある人は、第一問が、解けないと、そこで固まってしまい、先に進めない。

「問題が解けないのは、自分に実力がないからだ」と考えて、急に自信がなくなり、次の設問に取りかかる気力も失せてしまう。

できそうもない問題は早めにあきらめ、解けそうな問題を探すのが良い。

これは、脳科学的にも理にかなった判断なのだ。

脳の中に報酬系と言う仕組みがある。

やる気と関係していると言われている脳のシステム。

やる気は心理的な褒美を実感した時に強くなる。

やる気が出てこなくなっているときこそ、

少しずつでもできそうなことをしてみると良いだろう。

隕石突入と北朝鮮の地下核実験

2013年02月16日 | 長尾愼一のつぶやき

北朝鮮の地下核実験に対して、国連安保理の非難、日本の国会でも非難決議

お決まりの制裁発動

しばらくすると、制裁解除

この繰り返し、

騒ぎ過ぎ、北朝鮮にとっては、最大の宣伝効果

まさか、北朝鮮を武力で、攻撃は、出来ないし、するはずもない。

ロシアに隕石突入して、災害になりました。

隕石の大気圏突入は、しばしばあるようですが、空気との抵抗で、燃え尽きることがほとんどと言われています。

比較することは、意味は、あるのか分かりませんが、もう少し何とかなりませんか。

どうにもならない事を言うのをグチと言います。

相続税は、どう変わるのか

2013年02月09日 | 長尾愼一のつぶやき

こうなる税制改正
日経新聞2月7日木曜日
経済5ページ

税制改正の公表後、東京国税局には、首都圏の住民の問い合わせがふえています。

相続税の増税のポイント

基礎控除の4割縮小
最高税率の引き上げ

地価の高い首都圏などでは、富裕層でなくても、負担増につながるとされるそうです。

住んでる家を手放さざるを得なくなるのでは、

税制改正の議論をした自民党税調では、このようなことで、宅地に特例で認める減税措置を拡充します。

相続する土地の評価額を8割引きに出来る特例措置の対象面積を240m2(72坪)から330m2(100坪)に引き上げます。

二世帯住宅については、建物内部でつながっていないと、特例の対象外でしたが、構造上の要件を廃止します。

個人事業者が店舗の敷地を相続する場合は、自宅用の宅地と合わせて特例の対象面積を従来の最大で400m2から730m2に広げます。

この特例自体、不思議な仕組みです。
課税強化しておいて、減額措置をせざるをえない、自己矛盾、言い過ぎでしょうか。

脳が老けないために、やるべきこと、やめたほうがいいこと

2013年02月06日 | 長尾愼一のつぶやき

日経新聞日経ウーマン
加藤俊徳かとうとしのりさん
脳の学校
代表取締役

脳に刺激を与えて活性化させるには

1楽しいこと、ワクワクすることをする。

2一日一回心から「ありがとう」を言う。

3一日一回、自分を声を出してほめる。

4利き手の反対の手で雑巾掛けをする。

5すれ違う車のナンバーを足し算する。

6一日一個新しい単語を覚える。(英語に限らない)

7草木や野菜を育てる。

8入浴後に全身ストレッチをする。

9良質な睡眠をとる。

やめたほうがよいこと

1イライラする

2九時以降の食事

3人の悪口を言う。

4会社と家の往復のみ

5太り過ぎ

6運動不足

7ハイヒール(10㎝以上の高さの)

8焦る、慌てる、急ぐ。

9ケータイ、スマホを手放せない。

10人の目を気にする。

安倍首相と憲法96条(憲法改正の手続)

2013年02月03日 | 長尾愼一のつぶやき

安倍さんがとうとう憲法改正について触れました。

そもそも憲法96条の規定を見てみましょう。

この憲法の改正は、
各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、
国会が、
これを発議し、
国民に提案してその承認を経なければならない。

この承認には、
特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、
その過半数の賛成を必要とする。

憲法改正について前項の承認を経たときは、
天皇は、
国民の名で、
この憲法と一体を成すものとして、
直ちにこれを公布する。


日本国憲法の改正手続きに関する法律(抄)
平成19年5月18日法律第51号
投票権
第3条
日本国民で年齢満18年以上の者は、国民投票の投票権を有する。


憲法96条を読むと、憲法改正自体ができそうもない規定ですね。

投票権は、通常の選挙権がある20歳ではなく。18歳ですね。

憲法改正も大事な事でしょうが、みんなが不安な毎日をよくすることをひとつひとつ進めることを政府だけに頼らず、できるといいのですが。


平成25年度税制改正大綱

2013年01月27日 | 長尾愼一のつぶやき
平成25年1月24日
自由民主党
公明党

基本的な考え方について

給与を増やせば、法人税をまけてあげる。
世の中のことが分かって居るのでしょうか。

60歳以上の世代が資産全体の6割を保有する中で、こうした資金を若年世代に移転させるとともに、
教育人材育成をサポートするため、子や孫に対して行われる
教育資金の贈与について一定の金額を非課税とする。

そうですか、お年寄りのお金を引き出そうとするのは、国も同じですね。

中小法人の交際費課税の特例を拡充し、800万円までの交際費支出を全額損金算入を可能とする。
今は無駄なお金は使いません。大型スーパーでも売れ残りを閉店まじかに安売りしています。
こんな事をわざわざ改正するようでは、ほかの改正も大丈夫なのかとても心配です。

これは、基本的な考え方にはありませんでした。
延滞税等の見直し
税金を期限まで納税出来ないときは、納期限の翌日から二カ月間は、4.3パーセント、二カ月すぎると14.6パーセントの延滞税がつきます。これを改正します。
こんなに高い延滞税率では、もともと納税ができないところが、延滞税がどんどんついて、泥沼から抜け出ることはおろか、国としてももらえない税金の金額ばかりふくらんでこまりました。

低金利時代になって久しいですが、ようやく、この分野に手をつけました。

どうすればよいのでしょうか

2013年01月25日 | 長尾愼一のつぶやき


アルジェリアの事件

どこの国も

身動きが取れなくなります。


資源開発は、資源があるところであれば、どのようなところ、難居住地、熱帯、砂漠、凍土地帯
地球上のあらゆるところで行われているそうです。

今回の事件で始めて知ったことがたくさんあります。

おまけに、朝鮮民主主義人民共和国が、アメリカを目標に、核実験を予告しました。


メディアからの情報しかない私たちは、どうしようもない。


紛争は、収まるどころか、拡大しています。


こんなストレスはありません。

相続税の基礎控除の歴史と税収

2013年01月24日 | 長尾愼一のつぶやき

25日2013年度税制改正大綱が発表されます。
要は、消費税増税の環境整備を目的にしています。

その一つ
相続税の課税対象の拡大

財務省は、従来の水準に戻すだけといい増税の表現を避けています。

相続税がかかるかどうかの判定に基礎控除があります。

昭和50年から2000万円+400万円×法定相続人の数
この時代に自分は相続税の勉強したのです。はるか昔です。
昭和63年から4000万円+800万円×法定相続人の数

平成4年から4800万円+950万円×法定相続人の数

平成6年から5000万円+1000万円×法定相続人の数

平成8年の課税相続財産18.8兆円に対して相続税3.4兆円

平成22年の課税相続財産10.5兆円に対して相続税1.2兆円
わずかの税収をいじってどれだけのことになるのか
「2015年1月1日の相続から」
3000万円+600万円×法定相続人の数

でも課税される方は、困ります。
少子化、などもいろいろなところに影響
昔の考えでは、税収をあげるのは容易ではありません。
土地自体が重荷になります。

団塊の世代の相続発生のとき、少子化と合間って、重税となりそうです。