コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

小論文「社会人」

2014-10-04 16:54:15 | 日記
今日のテーマは「社会人」。

最高に面白い時期。
そう言い切る。


子供は子供で楽しい。
青春時代は青春時代で楽しい。

「学生時代に戻りたい」という人は多い。
気持ちは理解できる。
僕は戻りたいとは思わないけど。


社会人は「自由」のレベルが違う。


例えば、
昨日タワーレコードに行って、視聴して「いいな」と思った
それまでは聞いたこともないアーティストのCDを買った。

「すごくいい時間とお金の使い方だな」と思って
これからの趣味にしようと思った。


つまり、「お金」という意味での「自由」。

これは一例だけど、
学生時代とは比べものにならない量のお金を
自由に使えるのが社会人だ。



そして、「考え方」の「自由」。

極論すると、どんな考え方があってもいいと思う。
けれど、学生時代にはそれが許されない。

「教室」や「グループ」という枠の中で
そこからはみ出さないように
常に気を配ってないといけない。
途端に仲間外れにされてしまう。

学生時代の「孤独」というのは、
本当に恐ろしいものだ。


社会人になると、圧倒的に自由だ。
仕事上では年齢も性別も価値観も全く違う相手と
コミュニケーションを取らねばならない。
好き嫌いで仕事に支障をきたしてはならない。
だから仕事上では合わせることも必要。

けれど仕事上で「合わせる」ことって
さほど難しくない。
なぜなら「仕事」だから。
割り切ることができる。

仕事以外では圧倒的に自由だ。


理解できないことは理解しなくていい。


例えば、
僕はホームセンターの仕事で従業員の方に
「頭が固い」と言われることがあった。

仮に、学生時代に
仲間からこう言われると結構キツイ。

多分、僕は悩み続けるだろうと思う。


社会人の今、こう言われた時、
僕はまず、その発言をした人物が信頼に足る人物か判断する。

昨日の日記でも書いた
「自分に疑いの目を向けられる人」かどうか。

そして、
その人は誇りと責任感を持って仕事をしている人かどうか。

残念ながら、どちらにも
当てはまらなかった。


つまり、
僕の頭が固いのではなく、
僕は社会人として当たり前に仕事をしているだけで、
その人物が仕事に対して意識が低いというだけのことだ。
(読む方。不快な気持ちにさせていたらごめんなさい。)


だったら、無視でいい。

そこで悩むなど、疲れるだけだし、
社会人としてのレベルの低下を招き、
自分の長所である「真面目さ」を失うだけだ。


年長者に言われたら
正しいことを言われているような気になるから
気をつけなければならない。


これを信頼する人物から
言われたら僕は違うように考えていただろう。

今のところ、
信頼する人から「頭が固い」と言われたことはない。

「真面目」と言われることは多いけれど。



僕はこういうところに
社会人の面白さをひしひしと感じる。

どんな考え方があってもいい。
それを作っていける。
自分を作り上げていける。

それが社会からの評価として
結果となって現れる。

僕は社会から評価されたいけれど、
社会から評価されにくい人生だって大いにアリだ。
(もちろん、犯罪は別だ。)
例えば、アイドルオタクや、趣味に生きるフリーターなど。
自分の働いたお金で好きなように生きることは良いことだ。
(条件や犠牲となるものはのつきまとうけれど。
まあそれはどんな生き方をしたってそうか。)



そういう意味で、本当に考え方は自由だと思う。


そして僕は、
24歳にして次で3社目の会社になるという
りっぱな大人に後ろ指を刺されそうな男で、
本当に情けないとも思うのだけど、
やりたいことをやりたいと思ったんだ。
本気で。

そしたら、道が開けた。
自分の力だけじゃない。決して。
社会は時に、手を差し伸べてくれる。



社会人は最高に面白い。
そう言い切る。