ラブレア@ロサンゼルス

南カルフォルニア大学(USC)でのMBA生活や家族三人でのロスでの生活の様子をお伝えします。

ベンチャーキャピタル

2005-08-29 15:50:00 | Weblog
さてさて、Investing in new ventureということで、起業に対する投資家サイドの考え方を学んでいこうとする訳なのですが、本日は、実際のVCにいる方を招いて話を聞くことに。
VCといっても関わり方として、まさに立ち上げ時期に関わる場合もあれば、立ち上げ後さらに投資が必要な際に関わることもあります。アントレファイナンスという別の授業では、立ち上げ時期にはエンジェルとかが関わる場合があるって行っていますが、いずれにせよ、立ち上げ成功後には次の投資で他のVCを巻き込んでいく必要があります。

投資としては、立ち上げから関わる方がリスクが高いがリターンも高い、Second Stageへの投資の場合にはリターンもリスクも低くなります。どちらがいいかは一概にいえないけれども、VCとしてはうまくリスクを分散しながら最終的にハイリターンを求めていくことになります。もう少しすると、実際にどう投資していくかっていう課題を与えられることになるんだけれども、まだまだ理解が弱いのでそこを強化していかないと、判断にいたらないなあというのが現状。

投資をする際には、どういったプロダクトなのか、企業家の資質(実績)、マーケティング戦略、リターンがどの程度見込めるか、マーケティング(市場規模)、事業計画などをもとに総合的に判断していくことになる。そういった意味で、企業家サイド(アントレファイナンス)と投資家サイド(Investing in new venture)の双方を同時にやっていくのは面白い。投資判断の基準についても、同じタイミングで双方の考え方を見ることができるから。

アントレファイナンスでは、もごもごしゃべりの教授にもだんだん慣れてきたけど、まだまだ大変。いわゆるCold Call(突然あてられる)に遭遇してしまったけれども、聞けない中で聞き取れた内容の質問だったので、無難に切り抜けることができました。(質問は16 ruleについてでした~)ホッ。