風の吹くまま絵を描きます

趣味は登山。風の吹くまま、出かけて絵を描いています

クロアチア最終日

2017-07-31 18:50:07 | 日記
ザグレブ中央駅から
鉄道の駅と並んで電車の駅があり、その向こうに公園、豪壮な建物が並んでいる。
スケッチしていると、突然「こんにちは」と声をかけられた。びっくりして見ると同じような年代のご夫婦であった。
おまわりさんが私の絵を覗いていたそうだ。怪しい日本人と思われたのかもしれない。
旧市街は観光客も多いが、新市街で絵を描く人はめったにいないからであろう。
新市街では日本人に会うのは珍しい、まして団体ツアーでない日本人に会うのは、めったにないことである。


この後、我々は駅でハムやベーコンを土産に買い、ブダペストに向け出発した

ハンガリー ブダペスト

2017-07-31 18:41:58 | 日記
ブダペスト
クロアチアの首都ザグレブからブダペストまでは6時間の汽車の旅である。
昨日、山本さんの情報で、クロアチアの通貨はブダペストで両替できないと聞いていたので、中央駅で使いきらなければならない。
昼食のサンドイッチ(日本のコンビニは便利だ)、水。その残りでお土産に生ハム、サラミソーセージ、ベーコンを買う。
幾らしたかはっきりしないが、恐らく日本の5分の1以下の値段であろう。それをリックに詰め込んで出発。
ヨーロッパでの汽車の旅は2回目である。汽車は、日本のように混雑しない、ゆったりと田舎の風景を楽しむことができる。今回の車両は日本の寝台列車のように区切られた部屋で構成されていた
2人で6人がけの一部屋占領。
列車は各駅停車、スピードは日本の各駅停車より遅い、ファーストクラスのキップを買ったが、どの車両も同じ。
各駅停車の汽車にファーストクラスは無いみたいだ。
途中、パスポートチェック、税関審査がある。
旅行案内書ではブダペストは危ない町と書かれているが、私の行った限りでは、危なくない。スリに気をつけるのは何処でも同じ。街は観光客にあふれている。ただし、日本人観光客は少ない。
タクシは駅では高い、シティタクシかホテルで呼んでもらうと良いようだ。両替も駅が一番レートが悪い。街には両替屋があふれている。
空港の免税店では価格表示がユーロでユーロはコインも使える。この国は外貨、ユーロが欲しいのだと思った。


王宮の丘で
丘の端に展望台がある。これが漁夫の砦。一度も使われたことがない砦。
とんがり帽子のメルヘンチックな形で砦という雰囲気ではない

王宮の丘の入り口
徒歩で王宮の丘を登ってくると、この入り口から入ることになる。ここも漁夫の砦の一部。
展望台になっており、ブダペストの街が一望できる

ブダペスト王宮の丘

2017-07-31 18:38:27 | 日記
国立美術館
広場の向こうにあるのが美術館。広場は遺跡を発掘中である。

王宮の丘の街角
クロアチアでは土産物にするような小物はなかった。ブダペストではますます無いだろうと思った。しかし、それは間違いだった。土産にするような安い小物が沢山ある。店も沢山ある。
ここでテーブルクロスを買ったが、ハンドメイクの刺繍で1800円と安い。1500円に値切った。店主のおばあさんの手製のせいか、簡単に値切りに応じた。本には根気よく値切れと書いてあるが、私は買い物が下手だと思った

王宮の丘で
プダペスト観光の中心である。低い丘であるが普通、ケーブルで登る。レトロな雰囲気のケーブルカーである。
降りた所は広場。この丘に美術館、教会、王宮がある。また、ブダペストの街が一望できる。
総ての観光客はまず、ここへ来る。


自由橋

2017-07-31 18:32:50 | 日記
自由橋
ドナウの真珠と言われるブダペストの景観は橋が重要な位置をしめる。有名な鎖橋についで、この橋の景観も良い。
上流で大雨が降ったらしくドナウ川の水は泥が混ざり、美しき青きドナウとは程遠い流れである。

温泉

2017-07-31 16:45:03 | 日記
ゲッレーフヒト温泉
王宮の丘の近くの温泉。豪華な建物である。日本の銭湯とは一味違う。御殿のような豪壮な建物が多い。
古代ローマ時代からの伝統だろうか、疲れを癒す場所と言うよりも社交場でありレジャーの場という感じである。
天井画、壁画もあり由緒ある建物と言っても不思議はない。

ブダペスト郊外の田舎町

2017-07-31 16:30:41 | 日記
センテンドラ
ブダペストの郊外にある田舎町。ここへは船で行く計画だった。しかし、探し当てた船着場では今週は欠航という。ドナウ川の上流が大雨で、大きな木も流れてきて危険らしい。バスで行くことにした、地下鉄でバスセンタに行くと、バス路線は廃止されたという。鉄道しかない。また地下鉄で鉄道の駅まで行く。地下鉄は一日乗車券があり乗り放題なので便利。鉄道で約40分でセンテンドラに着く。
センテンドラはドナウ川の辺の小さな町で芸術家が集まっているという。
坂の多い綺麗な町だが、クロアチアの中世の街を見た後では、箱庭的で迫力に欠ける


野外民家園

2017-07-31 16:26:40 | 日記
野外民家園
センテンドラが面白くないので、テレビで見たハンガリーの古い民家を集めた野外民家園に行こうということになった。ツアーでないから、2人の気の向くままに旅ができる。バスで20分程度の距離。ハンガリー版明治村である。風車、茅葺の民家等々と面白かったが、雨が降ってきた、時間も無かった。1日かけてゆっくりと見たい場所である。周辺の田舎の風景も良い。
ここで、急いだのは、ブダペストの教会(Saint Michael Church)でペンシルベニア州の女性合唱団のコーラスを聞くためである。
教会でのコーラスは音響効果も良く、素晴らしいものだった

城(博物館)

2017-07-31 16:19:47 | 日記
ヴァイダフニャド城(農業博物館)
堀に囲まれた立派な城である。英雄広場からこの一帯は大きな公園になっている。公園の中をバスまで走っている。
この近くにノミの市があるというので行ってみた。大きな市であった。客は地元の人がほとんど、土産になりそうな物はなかった。ここでメノウの文鎮を買った
3500を3000に値切ったら、すぐ応じた。
もう少し、大きな額を言えばよかったと後で思った。

オペラ座

2017-07-31 16:18:26 | 日記
オペラ座
スケッチの最終日であるが、この日の天気もパッとしない。雨の中、近くの喫茶店でカフェオレを飲みながら描いた。喫茶店に入る時は眺めの良い店を選んで、スケッチできる席に腰をかける。
眺めの良い席は端の席が多く、雨が降り込みやすい、雨がひどくなり、スケッチの途中で席を変わることも、しばしばである。

大聖堂

2017-07-31 16:08:12 | 日記
イシュトラバーン大聖堂
ハンガリーがキリスト教に改宗しなかったら国家として存在しなかっただろうと歴史家は言うそうだ。それを決断したのが初代国王イシュトラバーンである。
雨を避けてコーヒバーのテントの下、サンドウィチを食べながら描いたスケッチ
実際の風景は絵の右側の塔が左側にもある。しかし影になっていて見えなかった。雨が止み、スケッチが終わって、次の場所へ出かけようとして気がついた。
しかし、描き直す気にはなれなかった


国会議事堂

2017-07-31 16:02:53 | 日記
国会議事堂
議事堂の中には、傾いた十字架がついた王冠があるのだが、日曜日で入管できない。
議事堂を描こうと周辺を歩いた、前を流れるドナウ川は氾濫して、道路は水びたし、そのうち、またぱらぱら雨が降ってきた。
議事堂の近くに地下鉄の駅があり、入り口のひさしが大きくせりだしている。入管できないから訪れる人もいない。椅子を持ち出してゆうゆうと描いた。
通りがかった老夫婦が私のスケッチの写真を取った。
すこし、いい気分。