2012年回顧17 第21号車 鉄道社宅

第21号車　鉄道社宅

外題：鎧袖一触　伊達者の撫斬




囃子：町内囃子

見返し：ロンドンで　メダルをねらう　湊っ娘
（見返しコンクール最優秀賞）

委員長：佐藤公信氏

鉄道社宅さん。



見返しは女子バレー江畑選手のおひざ元（？）ってことで。
見事な最優秀賞、おめでとうございます。
重ねて女子バレーの銅メダルも。

余談ですけど、
私の世代で秋田出身の女子バレー選手といえば利部陽子さん。
当時土中にいた女子バレーＭ監督の確か教え子だったはずで、
卒業生ではなかったものの中学校に遊びに来てくれた記憶があります。
ま、うるおぼえ、曖昧ですがね。
間違っていたらすみません。

で、その当時はもう、ほんと空前のバレーブームで、
選手のアイドル具合といったら、
今の比じゃなかったような覚えがあります。
中田とか、三屋とか、男子では川合、熊田…

毎月「月刊バレーボール」読みまくってましたね。
懐かしい。

あ、話はそれましたが、
その時以来の銅メダルです。
素晴らしい。


と、いや、まだ話がそれてるままでした。

閑話休題。

今年3町内あった伊達政宗の１つ。
いやなに、斬新、ざぁんしん。

腰元、だったり。

宙を舞ってたり。

空をまってたり。

ジャニーズかよって、ほどの見事なフライングで。
タキツバ（タッキー＆翼）かよ！と、思いました。




裏から見ても舞ってます。



などと、人形に心奪われておりますが、
場面は米沢城主時代の政宗が福島・二本松あたりにあった小手森城に攻め入った話。
敵将、敵兵だけではなく、女・子ども、犬牛動物まで
すべてなで斬りにしたという、なんとも恐ろしい殺戮のお話で、
「小手森のなで斬り」として後世にまで伝わっているんだそう。
怖いですね、たまったもんじゃない。

で、あまり「土崎の」っぽくないところもありますが、
やられ人形たちのぶっ飛びっぷりが
そんな殺戮な場面を、ほんとうまく表現していると思います。