味噌作り

１６℃、３３％。
ひんやりする。
朝夕はまだ気温が低い。
もうすっかり緑一色の季節になった。
木々は新緑の季節に装った。
輝く太陽も清々しい。
外に出て行動する絶好の季節になった。
昨日の近くにある蔵の湯は大変な混みようだった。
夕方６時を回る頃の時刻になったら急に小学生やその前後の子供達が多くなった。
連休の始まった日曜日家族連れで日帰り湯が賑わった。
たくさんの賑わいに妻は圧倒されて気分が悪くなり約束の時間より早く出てしまった。
色々ある浴槽も親子して入浴する子供のはしゃぎにゆっくり浸かる気分は薄れていた。
外湯のＴＶ設置の有る浴槽は小学生の子供が出たり入ったりを繰り返している様は遊びでしかない。
私も約束していた妻との時間を少し早めて浴槽を後にした。
男湯の出入り口に出てみるといつもいるはずの妻の姿が無い。
まだ湯に浸かっていると思い一人畳の広間の上り口に腰を下ろした。
いつもなら出入り口のすぐ前にテーブル椅子席、ソファがある場所に座って熱いお茶を準備している待っている。
昨日の込みようは今までにない混雑で圧倒された。
妻は私の目から離れた場所に座って待っていたから気づかずお互いにすれ違っていた。
蔵の湯を後にしながら温泉に行かれない人達がせめてここでと云った事だろうと妻とつぶやきながら帰宅した。
昨日は妻と共同で１０時過ぎから始めた味噌作りが１時に終わった。
前日から水に浸した大豆を茹でながら二人奮闘した。
味噌をこねた妻は腕が終わってから痛かったと話していた。
私は中腰になるのが苦手で妻にこねてもらった。
後で分かった事が大豆の水に浸す時間が多い方が茹で時間を短縮出来るのではないかと・・いう理由になった。
妻はまた来年に備えてもう一回り大きな圧力鍋を買おうと言い出した。
今回の味噌作りは二年越しに作った。

　　酵易く初夏の晴れ間の味噌作り