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Shiggy’s Lounge

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世界の人形、世界の言葉

2013-06-28 02:06:22 | 日記

学友のブログ「英語マーマの小部屋」(http://demaeeigo.jugem.jp/)を訪問したところ、
今日の話題は世界の人形でした。

それで、私も自宅の飾り棚にある世界中の人形を写真に撮って
ここにアップすることにしました。

と言っても、殆どが若い時に駐在したヨーロッパのものです。

我が家に初めて来た人は皆、不思議そうに眺めます。



彼らが話す言語は20か国語くらいはありそうです。

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少し、脱線です。

例えば、イタリア人とデンマーク人が話すとき、
あるいは、ポルトガル人とハンガリー人が話すとき、
何語になるでしょうか?

殆どの場合、英語になります。

デンマーク人と話すときはデンマーク語で、
ハンガリー人と話すときはハンガリー語で・・・
なんて訳には実際問題として行かないでしょう、
言葉が沢山有り過ぎて。

従って、英語は、大陸ヨーロッパの共通語でもあるのです。

以前は自国語に対するプライドが目茶苦茶高かったフランス人でさえ、
10年くらい前から英語を話すようになったそうです。

比較的最近、アメリカのある観光地の人気のレストランで食事したとき、
私を日本人と確かめた上で、彼女が持って来てくれたのが日本語のメニュー。

"We have Japanese, Korean, Chinese and English menu" (ウエイトレス)

"Do you have German or French menu as well?" (私)

"No, we don't, because they can understand English" (ウエイトレス)

ちょっと悔しいですが、
日本語のメニューの方がよくわかります。

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さて、今夜、我が家の人形たちも、英語で会話するのかな?




オークランドの家族にSkype で弾語り

2013-06-09 00:14:33 | 日記
このところ超多忙のため60日以上更新せずにいたら、
テンプレートが消えてしまいました。
今回は取りあえず、テンプレート復活のための繋ぎです。

夏のオークランドが冬のオークランドになってしまいました。

先日はSkypeでホームステイした家族全員と話しました。
先方は夫妻と7歳の娘、それにまだホームステイを続けながら英語を勉強している
韓国の女子大生です。

私の方はギター、マイク、アンプをパソコンの前にセットして
"The Rose" の弾語りを聴いてもらいました。

今日はここまで。





真夏のオークランドから (その6)

2013-03-26 23:00:39 | 日記
1月7日(月)朝8時発の Intercity Bus という高速バスに乗って
マオリ族の文化で有名な観光地ロトルアへの一泊二日の旅に出る。
荷物はいつもの小さなショルダーバッグひとつ。



車窓からの眺めはなだらかな緑の丘陵地帯が続き、牛を飼う農家が多い。
後で知ったのだが、オークランド~ロトルア間はN.Zを代表する酪農地帯なのだ。



ロトルアまでは約4時間で、正午過ぎに到着。小さな田舎町だ。
高速バスを降りると目の前に観光案内所があり、
そこで、その日のホテルと翌日の半日観光バスを予約する。

一日目の午後は徒歩圏内の観光。
まず、一番有名なオヒネムツ村へ行く。
観光客に公開しているマオリの村。



キリスト教の教会の中の椅子や柱にはマオリの彫刻が施され、
イギリスとマオリの文化が融合した象徴的な建物である。



精密な彫刻が施されたマオリの集会所(マラエ)もある。



次いで訪れたのはロトルア博物館。
館内でマオリの歴史の映画を見た。
タラウエア火山の大噴火の場面では長椅子の座席が大きな音をたてて地震のように揺れる。
そういう仕掛けになっている。

町を歩いていて面白いと思うのは通りの名前だ。
下の写真は HINEMARU ST つまり、ヒネマル・ストリート。
ヒネマルなんてのは、なにか京都の祇園の舞妓さんの名前のようでもある。



マオリの言葉では子音のあとに必ず母音が来る。
ハワイやその他のポネシアの言葉もそうだ。
この点は日本語と似ている。
母音も a, e, i, o, u の5つである。

一方、英語では STRIKE の S-T-R や SPRING の S-P-R のように
子音が3つも続く場合があるし、
語尾も子音で終わることが多い。

しかし、だからといって、
ポリネシアの言葉と日本語とが同じ語源だとは言えない。
文法からすると、S-O-V型の日本語は韓国語やモンゴル語と同じアルタイ語に属するという。
しかしながら、日本語の語源については定説があるのかな無いのかさえよくわからない。

マオリの言葉で一つだけ覚えたのは、Kia Ora。
「こんんちは」にも「ありがとう」にも使える。
発音はキア・オラだが、実際はリエゾンして、キオーラに近くなる。

ロトルアの観光案内所が予約してくれた町中の中級ホテルに一泊し、
翌朝、ホテルのビュッフェスタイルの朝食を食べたが、
このとき発見したことは、
キウイフルーツがみずみずしくて日本で食べるよりもはるかに美味しいこと。



オークランドに帰ってから、ホームステイの家族とこのことを話したが、
やはり、輸出するときは未熟なものを出荷するのに対し、
現地では完熟したものをもぎ取るからなのだろうということだった。

観光バスでTe Puia (テ・プイア)に行き、
Pohutu Geyser (ポフツ・ガイザー)という間欠泉やマリオ美術工芸学校を見学。



アグロドームでは羊のショーを見学。


レインボー・スプリングスでは、
NZ原産の動植物を見学した。

Kiwi(キーウィ)はダチョウなどと同じく、飛べない鳥の仲間に属し、
夜行性なので、真っ暗に近い暗さのところに居る。
しばらくして目が慣れてくると居るのがわかる。



短時間に効率よくバスでのロトルア半日観光を終えたあと、
昼食には、アイリッシュ・パブに行って見た。
店構えも店内もクラシックな雰囲気で統一された上品なパブだ。
Bar で生ビールを注文しようとするのだが、種類が多い。
迷っているとカウンターの向こう側の初老のバーテンダーが、どういうタイプが欲しいかと聞くので、
色の薄い軽いのが良いと答えると、「ではこれを試して見ては」とコップに少量入注いでくれる。
いわばワインならぬビールのテイスティングだ。
自分の好み通りのタイプだったのでこれを注文。

席に座って運ばれて来た生ビールを飲みながら、
名物の Fish & Chips を迷った末に " Half Size" で注文。
というのも、メニューに1/2 Size と Full Size の両方が書かれていたので。
しばらくして、料理が運ばれて来たが、でっかいハーフサイズにびっくり!



Full Size など到底1人では食べきれるものでは無い。予感が的中した。
この店は飲み物も食べ物も雰囲気も良く、バーテンダーやウェイターも friendly で、
良い思い出になった。

パブを出た後、土産物屋で日本出発前に友人から頼まれていた
NZ 特産の Active Manuka Honey (マヌカ・ハニー:活性成分の高いハチミツ)を購入。

帰りのバスの出発までに少し時間があったので、町中を散策、
途中、楽器店に立ち寄り、玩具のような安いウクレレを衝動買いした。
日本に持ち帰る積りはなく、ホームステイの家族と演奏しながら歌って楽しむためである。

夕刻の高速バスで予定通りオークランドに帰り、
一泊二日のロトルア旅行を終えた。

今回の旅行の費用は、オークランド出発で同じようなコースをたどる
旅行会社主催の一泊二日パッケージツアー料金の半額くらいで済んだ。


続く。




真夏のオークランドから (その5)

2013-02-09 21:11:31 | 日記
1月6日(日)、市内の公園の中にあるオークランド戦争記念博物館を訪れた。

主にニュージーランドの先住民族であるマオリ族の文化や歴史が展示されている。


(オークランド)

私はこれを見て即座に昨年の夏、
バンクーバーのUBCという大学の人類科学博物館を訪れたときのことを思い出した。
そこにはハイダ族という先住民族による木の彫刻芸術が沢山展示されていた。


(バンクーバー)

木に人物や動物を彫刻 ( Carving ) する文化が酷似している。

面白いもので、人間は同じようなことを考えるらしく、、
偶然に地球の北と南で似たような木彫りの芸術が行われていた。
この文化の共通性については、
昨夏、KSCの授業で見学した茨木市の元万博の会場内にある民族科学博物館でも示されていた。

館内で行われるマオリのショーも見学した。
マイクなど全く使わずに歌う彼らの Powerful なナマの声の迫力に圧倒された。





世界的に有名なニュージーランドのラグビーチーム、「オール・ブラックス」が
試合の前に踊る「ハカ」はマオリの伝統的な踊りの一つである。

N.Zでは先住民族の総人口に占める割合は約14%と案外高い。
彼らは約1,000年前に太平洋のポリネシアからカヌーで移住して来たといわれている。

1642年、オランダ人のタズマンが西洋人として初めてこの島にやって来、
オランダの地名、ジーランディアに因んで Novo Zeelandia と名付けた。
後にジェームス・クックなど英国人が上陸し、ニュージーランドと名付け、
英国の植民地とした。

従って、この国の英語はアメリカ語ではなく、いわゆる British English なのである。
オーストラリアの英語ほど訛り(name をナイム、takeをタイク、Today をトゥダイと発音する)は強くない。

明日からは一泊二日でマオリ族ゆかりの地、ロトルアに向かう。

(続く)






真夏のオークランドから (その4)

2013-01-04 06:04:18 | 日記
ニュージーランドの夏には時折霧のような小雨が降る。
そして、そのあとには虹がよく出る。
ここへ来て一週間の間に2回も虹を見た。



写真は昨夜の8時半ごろ。
緯度の高いここでは夏の日暮れは遅い。


さて、昨日はホームステイの家族のために「すき焼き」を料理した。
というか、すき焼きを料理する積りであった。

ところが、問題がいっぱいあって、
出来たものはとてもすき焼きとは呼べない、一種の「煮込み料理」になってしまった。



まず、この一家は宗教上の理由でBeefもPorkも食べない。
鶏と魚は食べる。
そこで、薄切りの牛肉の代わりに鶏の胸肉(Breast)を小さく切ったものを使った。

炊きながら食べる設備がないので、
キッチンで仕上げてからテーブルに運ぶ。

とうふは中国風でめっぽう固い。つぶれにくい代わりに味がしみ込まない。

太いネギ(Leek)は日本のものの2倍位太い。
細いネギ(Spring Onion)とほうれん草(Spinach)はほぼ日本のものと同じ。

シイタケもエノキも入手できなかったので、
中国産と思われる白いキノコを買ってきたら中に黒い部分があり、切り捨てた。

味付けは醤油と砂糖。

鍋の中の具が多いので、汁もたっぷりにする。
すると、すき焼きとうよりも鍋料理になってしまう。

皆、美味しいとって食べてくれたが、多分まずかったに違いない。

次回は、鶏もも肉の皮を取り除き、塩コショウしたあと、軽くソテーし、
玉ねぎとニンニクのみじん切りを加えて炒め、
鶏のスープストックとトマト味のスープにワインを加えて煮込む料理をやって見たい。
これは材料が全部揃うので、多分、そこそこ美味いのが出来るはずだ。

Let's see.


(続く)