須藤 真澄・著/庭先案内 (エンターブレイン 全6巻)
前にもエントリーしていたけれど、ワスレテクダサイ…(爆)
奇妙で愉快な出来事多発なショートショートシリーズ。
やっぱり、じじばばやこむすめの話が多いですね。
不安定で、だけど無敵な時間(時期)を過ごす娘たちと、
まだまだ人生を謳歌する爺さん婆さんたち。
そして、死しても自分の役目をこなす人々。
“死”という言葉は、即“無”を思わせる。
何もない。何も感じない。決して光が届かない。
だけどこの漫画の“死”には、光が届いている。
“死”を迎えることが人生の終わりではなく、むしろ中継点なのだと思わせる。
6巻収録の『山頂晴れて』は、特にそう思う。
天国行きのコースターに乗るお婆さんの顔は、希望に満ちあふれてるようだ
“死”の話だけではなく、ユーモアたっぷりの話盛りだくさんです
初期作品にあった重さはあんまり感じませんね。
『私と彼女と洞窟で』(2巻・「梅鼠」収録)や、
『町工場の秘密』(5巻)は、不思議要素(日常からのズレ)が一切無い。
(良い意味で)騙すことや、重大な秘密を知ろうとすることが、不思議空間に誘ってる。
話の作り方が巧いな~
20年以上ファンだけれど、ますび先生の漫画はずっと私の心を鷲掴みしてる。
幻灯機や関西弁姉妹などのシリーズものは、新連載のほうでも続けるようなので、楽しみです
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前にもエントリーしていたけれど、ワスレテクダサイ…(爆)
奇妙で愉快な出来事多発なショートショートシリーズ。
やっぱり、じじばばやこむすめの話が多いですね。
不安定で、だけど無敵な時間(時期)を過ごす娘たちと、
まだまだ人生を謳歌する爺さん婆さんたち。
そして、死しても自分の役目をこなす人々。
“死”という言葉は、即“無”を思わせる。
何もない。何も感じない。決して光が届かない。
だけどこの漫画の“死”には、光が届いている。
“死”を迎えることが人生の終わりではなく、むしろ中継点なのだと思わせる。
6巻収録の『山頂晴れて』は、特にそう思う。
天国行きのコースターに乗るお婆さんの顔は、希望に満ちあふれてるようだ
“死”の話だけではなく、ユーモアたっぷりの話盛りだくさんです
初期作品にあった重さはあんまり感じませんね。
『私と彼女と洞窟で』(2巻・「梅鼠」収録)や、
『町工場の秘密』(5巻)は、不思議要素(日常からのズレ)が一切無い。
(良い意味で)騙すことや、重大な秘密を知ろうとすることが、不思議空間に誘ってる。
話の作り方が巧いな~
20年以上ファンだけれど、ますび先生の漫画はずっと私の心を鷲掴みしてる。
幻灯機や関西弁姉妹などのシリーズものは、新連載のほうでも続けるようなので、楽しみです
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