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♪映画が大好き~♪(仮)

映画のこと・日々のあれこれ~
感動・喜び・発見!感じたままに ♪

ナチョ・リブレ 覆面の神様

2010-05-19 | 映画*な行
2006 / NACHO LIBRE

修道院で食事係を務めるドジな男ナチョは、孤児たちに美味しい食事をさせようと
厳しい特訓を積んで、修道院には秘密で覆面レスラーとしてリングに上がる。。。

ピチピチ青タイツに赤いマントのコスチューム
こんなに着こなしてしまうのは彼ならではでしょうね。
身体を張った厳しい特訓!?のエピソードが笑えます。
今回も顔芸で笑わせて、歌の熱唱も聞けちゃうジャック・ブラックのための映画

ちょっと独特の色合いとカラッと乾いた空気を感じさせる音楽
なんだかメキシコ映画を観ているような雰囲気があります。
抱腹絶倒!爆笑コメディ!! って言う感じじゃなくって、意外と真面目なストーリー。
ちょっと懐かしいコントを観ているように、ホノボノとゆる~~~く笑える作品でした。
子供も一緒にのんびりと鑑賞するのに

面白いんだけど、正直言っちゃうと観終わって爽快感や満足感に若干物足りなさも・・・
もうちょっと毒やブラック・ユーモアのスパイスを効かせて欲しかったかな?

「南極料理人」

2010-04-29 | 映画*な行
実際に南極で料理人を務めた西村淳さんのエッセイが原作
毎日の小さなエピソードを積み重ねて南極での生活を描いています。

これ、ちょっといい映画でした~♪
個性的で芸達者な役者さんたちが演じている、8名の観測員たちが面白い!
いい年してバカで、なんとも可笑しくって、それでいて愛しくって仕方ない

最初は学生の寮生活みたいで、すごく楽しそうじゃないの~
なんて思うシーンもあったけど、南極はそんな甘いもんじゃなかった!
8名が閉塞された世界で1年以上も一緒に暮らしていれば
そりゃーストレスも半端じゃなく、まぁいろいろあるワケです。
最初はトイレにドアがないのを不思議に思ってたのですが、
その理由がよーくわかりました。

美味しいものを食べると、幸せになるじゃない。

そんな楽しみが少ない南極生活だから、
食事の時間だけでも喜んでもらおうと一生懸命に料理を作る姿に
そんな気持ちがよーくわかるから、嬉しくってうなずいちゃいました

長い共同生活の最後の方では、もう家族の食卓みたいになって
お父さん。お母さん。お爺ちゃん。。。?
役割分担されちゃってる、ホノボノとした朝食の様子が

それに南極の観測員の方々の生活ぶりも知ることが出来て
とても勉強になった映画でもありました。

あっ、ジャケットにはペンギンが写っていますが
極寒のこの地には動植物はおろか、ウィルスすらいないそうです

楽しくってクスクス笑って、温かくて、ちょっぴり切なくって、
観た後には、普段あたり前に思っていることに感謝したくなりますよ。
あなたの大切な人と一緒に観ることをです

「NINE・ナイン」

2010-03-21 | 映画*な行
「映画史上最もゴージャス&ファッショナブル!」のキャッチコピー
ポスターやCMの華やかなシーンから想像するイメージ。。。

とは、ちょっと違う作品です

そのガッカリ感が、色んなサイトでの評価の低さになっちゃってる気がします。
集客&興行成績を上げるためには仕方ないのかもしれないけど、
作品自体は決して悪くないのに、
こうしたことで観客満足度が下がってしまうのはとても悲しいですね。


さてさて、本題「NINE」の感想

ミュージカルが大好きなので、ずーっと公開を心待ちにしていた、この作品!
トニー賞授賞式で、アントニオ・バンデラスのパフォーミングも覚えてますもん。
(え~っ!2003年 そんなに前だったかしら???)

女優陣はみんな素晴らしくって大満足



ペネロペはキュートで妖艶で可愛い~
ジョディ・デンチはやっぱり素晴らしい女優さんですね。大好~き
ケイト・ハドソンがあんなに歌って踊れる人だとは知らなかったわ~!

フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」は知らないので、
この作品をちゃんと理解できてないのかもしれないけど

せっかくの豪華キャストなのに、期待していた勢揃いしてゴージャスに歌い踊ることもなく
それぞれが単独の幻想のシーンだけなのが、すごーくもったいない

”ミュージカルのシーン”と”ドラマ”はっきり分かれちゃってるので、
今ひとつグイドに感情移入や共感ができない私としては、
華やかな歌のシーンでしたのに、しちゃうんですよねー。

見どころのある素晴らしい作品で気に入りつつも、
ミュージカル映画好きとしては、あれこれと欲が出てしまった作品でした。
でも