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♪映画が大好き~♪(仮)

映画のこと・日々のあれこれ~
感動・喜び・発見!感じたままに ♪

「ヘンダーソン夫人の贈り物」

2010-06-13 | 映画*は行
2005 / MRS. HENDERSON PRESENTS

1937年、富豪の未亡人ヘンダーソン夫人(ジュディ・デンチ )がイギリスで始めて
ヌード・レビューを上演するウィンドミル劇場を立ち上げる。事実を元にしたストーリー

歌たっぷり♪ ユーモアたっぷり♪ とても楽しい作品でした~
やっぱり、ジュディ・デンチ出演作にハズレなしです!!
彼女でなければこれほどチャーミングで魅力的な夫人にはならなかったでしょうね。
この作品で第78アカデミー賞・主演女優賞にノミネートされました。
私の大~好きな女優さんの一人です。

MGMミュージカル映画を思わせる、オープニングがオシャレで素敵!
ロマンティックなメロディーに、これから始まるストーリーに期待で胸が高鳴ります



♪Goody Goody ♪All The Things You Are ♪♪♪・・・
名曲を華やかなステージ衣裳で歌って踊るミュージカルシーンが楽しい
舞台のセットも、女優さんたちの体型も?しっかり30年代しています

検閲が厳しいイギリスでは舞台での裸は許されていない時代
そこで夫人は幼なじみの検閲官に直談判に行くのですが。。。
この二人のやり取りもすごく面白いです。ジュディ!あっぱれ!

劇場支配人ヴァンダム(ボブ・ホプキンス)のヌードシーンもありますが、
全然いやらしくなくて、微笑ましいです。
我がまま勝ち気で、お茶目で、好奇心旺盛なヘンダーソン夫人
無邪気で天真爛漫でとても魅力的な女性でジュディにピッタリ
ヴァンダムが結婚していることを知って、逆切れして怒る夫人がなんとも可愛いらしい



何事につけ衝突する二人の、夫婦漫才みたいな絶妙の掛け合いがとても面白い
好意を持っている相手には素直になれなくって、強がったり憎まれ口をたたいてしまう。。。
そんな彼女の気持ちや行動が私とちょっぴり似ていて、とてもよく理解できるんですよねぇ。

あれこれと口を挟み過ぎて、ヴァンダムに劇場から閉め出されてしまったヘンダーソン夫人
あの手この手で劇場に侵入しようとするのですが、その侵入方法が可愛らしくってユーモラス♪
とても実話とは思えないエピソードが、盛りだくさんです

いつしか二人の間には、興行主と支配人という関係を超えた強い絆が芽生えていくのですが、
その過程の二人のやり取りもとても良かったですね。
ラストで映画のタイトルが何を意味しているのかが分かって、胸が熱くなりました。
印象的なシーンがたくさんある、とても素敵な作品でした。
大人可愛いジュディが堪能できて、観ると元気になれる作品です。
ちなみに、ウィンドミル劇場はロンドンのピカデリーサーカスに現在も存在しています。

「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」

2010-06-08 | 映画*は行
2010 / PRINCE OF PERSIA: THE SANDS OF TIME

古代ペルシャを舞台にしたアクション・アドベンチャー
ペルシャの若き王子ダスタンは陰謀に巻き込まれ、父王殺しの濡れ衣を着せられる。
真実を暴くため征服国の王女とともに、時間をもどし過去を変えることのできる
伝説の“時間の砂”を探す旅に出る。

先月末にシネコンの鑑賞券が切れちゃうのをすっかり忘れてて
仕事の後あわててレイトショーに駆け込んだ私
作品を選ぶ余地もなく。唯一最終上映に間に合ったのがこの作品でした。

この作品って全然知らなかったのよ~!
だって~ 宣伝とかってちゃんとしてましたか~???

恥ずかしながらタイトルや存在すら知らず、本当の予備知識なしでの鑑賞。

結果オーライ♪大当たり~♪
テンポ良い展開とアクションにドキドキ・ハラハラ最後まで飽きることなく観れました。
ストーリーも単純でわかりやすい、ファンタジー・アドベンチャーの王道ですね。
やんちゃな王子とおてんばな王女の組み合わせ 
町並みやコスチュームといい「アラジン」とちょっとキャラが。。。?
それでいて、友情や信頼もきっちり描いていて、
物事は自分で冷静に判断して行動することの大切さも教えてくれます。

主人公ダスタンの逞しく精悍な彼がフッと見せる、はにかんだ爽やかな笑顔が素敵~
なんだか見覚えがあるような気がして、何の映画で見たんだっけ???と思って検索したら
「遠い空の向こう」の ジェイク・ギレンホール でした。
うっそ~ アクションもこなして今までのイメージと全然違うじゃない
彼ってこんなに隠れマッチョだったの~???

ちょっと気になってしまったのは、聖地アラムトへの侵攻の理由です。
“敵国へ武器を流している”という疑いと、侵攻後に見つけることの出来ない武器。
あの戦争はこんなエンターテイメント作品にも影響を与えたのだなあ。。。
ちょっと考えてしまいました。


もうひとつ、私が個人的にどうにも気になって仕方なかったのが、
この右端の義兄の王子



ヒゲも含めて顔が友人に激似なんですよ~~~
皆さんの賛同を得るために彼の写真をここに並べてアップしたいくらい!

デートでファミリーで
難しいことは考えずに気軽に楽しめる爽快な娯楽作品です

「ホット・チック」

2010-05-11 | 映画*は行
2002 / THE HOT CHICK / 日本劇場未公開

呪われたアクセサリーを手にしたことで、見知らぬ男と体が入れ替わってしまった
女子高生の騒動を描くドタバタ・コメディ

B級の駄作に見えちゃう、このパッケージに騙されてはいけません!
細かなところまで上手~く出来てる傑作コメディ♪ めっけものです!


二人の人間の中身が入れ替わるのは、結構ありがちな設定なんですけど、
オシャレな女子高生(レイチェル・マクアダムス)が入れ替わった相手は、
毛深くてムサいオッサン!(ロブ・シュナイダー)



女子高生を演じるロブ・シュナイダーの、微妙な表情や仕草の演技がすご~く上手
最初は気持ち悪いのに、だんだんと可愛らしくチャーミングに見えてくるのです



トイレのシーンなんて爆笑もの!!
でもね~、この映画は笑いだけじゃなくて友情や愛家族の大切さも教えてくれるんです
楽しくって、幸せな気分になれる素敵な作品です。

ちょこっと出て来る、アダム・サンドラーが製作総指揮だそう。
彼らしい笑いのセンスが盛り込まれています。

コメディが好きな人
ガールズ・ムービーが好きな人
それから~。。。この作品をまだ観てない人 

「ホテル・ルワンダ」

2010-05-03 | 映画*は行
2004 / HOTEL RWANDA / イギリス/イタリア/南アフリカ

これは観ておくべき作品

私たち日本人には想像できない、戦争ではなく、民族が対立して虐殺するということ。
その惨さ、恐ろしさを目の当たりにして、深い悲しみと強い衝撃を受けました。

ネクタイが巻けず、倒れ込んでしまうシーンでは、
私も一緒に泣いてしまいました。

また映画から教えられました。

「パリ、恋人たちの2日間」

2010-05-01 | 映画*は行
2007 / 2 DAYS IN PARIS / フランス・ドイツ

ニューヨークに住むフランス人の彼女とアメリカ人の彼のカップル
彼女の故郷パリへやって来た、二日間の滞在中の出来事。。。

「恋人までの距離」「ビフォア・サンセット」のフランス人女優
ジュリー・デルピーが、監督、脚本、主演をしています。

街を歩けば、次々に元カレが登場するし
その時の彼女の対応も、彼としてなんとも面白くない感じなんですよねー。
話し合っても、二人の恋愛観は男女の考え方の違いと国民性、両方で噛み合ない

彼女の家族や友人達と一緒に過ごすことで
言葉や文化の違い、さまざまな問題も出て来てしまい
ますます二人の気持ちはすれ違っていっちゃう

オシャレでロマンティックなラブコメではなくって
二人がぶつかる、口喧嘩会話劇みたいなストーリーです。

ジュリー・デルピーは前作では、おしゃべりなかわいい女の子♪
というイメージだったけど
今作では口やかましいフランス女性!?に成長してました。(笑)

ちょっと倦怠期のカップルが、
旅行中にイライラから不満が爆発してってのはわかりますよね~
俗にいう「成田離婚」って、このパターンでしょ?
そのあたりの描き方がすごく上手いので、
日本人の私から見ても共感できるところが多くて面白かった~
ちょっと笑えるシーンもあって、けっこう楽しく観れた作品でした

「僕のピアノコンチェルト」

2010-04-09 | 映画*は行
2006/VITUS/スイス

人並み外れたIQを持ち12歳で大学へ進学してしまう。
ピアノを弾かせれば天才的な腕前を披露する、ヴィトス
両親や周囲の人たちは将来を期待をし、英才教育をするが。。。

何一つとして取り柄のない私みたいな者にしてみれば、本当にうらやましい話ですが、
天才ゆえの重圧、孤独、いろいろ苦悩があるんですね~

そんな彼が唯一心を通わせる祖父と一緒にいるときの子供らしい屈託のない笑顔が可愛い♪
何もかも思いのままになるヴィトスにも、うまくいかないのが恋愛
ベビーシッターの女性にほのかな恋心を寄せるものの、こればかりは年齢相応子供あつかいで、、、

時には大胆な行動を起こしたり,ユーモラスなところもありつつ
彼が成長していく様子を描いた、夢があって微笑ましく心温まる作品でした

12歳のヴィトスを演じるテオ・ゲオルギューは、
自身も国際的なコンクールでの優勝実績を持つ新進ピアニストで、
劇中の演奏シーンも彼自身がこなしているそうです。

「プリティ・ヘレン」

2010-03-30 | 映画*は行
2004/RAISING HELEN
「NINE」 でゴージャスな歌と踊りで新たな一面を見せてくれた、ケイト・ハドソンの主演作
「リトル・ミス・サンシャイン」「私の中のあなた」の
アビゲイル・ブレスリンちゃんの、まだまだ幼く可愛い姿も見れますよ。



自由なシングルライフを満喫していたヘレンが突然3人の子供の母親に!
急な生活の変化に戸惑い振り回されながらも、
恋に仕事に子育てにと、悪戦苦闘しがら成長していくお話

「エイプリルの七面鳥」に続いてヒロインのストーリー♪
ケイト・ハドソンの笑顔がとっても魅力的
ヘレンが少しづつ変わって行く様子がていねいに描かれています。
彼女を見守る、まわりの人たちも優しくってにあふれてて、み~んな素敵なの
とりわけ姉のジェニー役のジョーン・キューザックが、すっご~く良かった
NYが舞台で、ファッションやインテリアもお洒落で

人生って、突然に予想外のことが降って湧いたり、上手くいかないことも多いけど
ギブアップしないで前に進まなきゃダメなんだよね~
ついついネガティブ思考になりがちな私には、バランスを整えてくれるサプリメント的な本作♪
楽しくって、温かく幸せな気持ちになれる素敵な作品です。
元気が欲しい時に

「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」

2010-03-23 | 映画*は行
2007年/DEATH AT A FUNERAL/イギリス/アメリカ/ドイツ/オランダ

父親の葬儀の日に集まって来た親族~父親の愛人まで!?
個性的な人々が繰り広げる、ハートフル・ヒューマン・コメディ・群像劇 

三谷幸喜が「お葬式」をテーマに作品を作ったら、きっとこんな感じ?
シェイクスピアにも通じるものもあるかもしれません。

早い話が「ドタバタ爆笑コメディ」
久しぶりに大笑いした傑作です。
こんな面白い作品は観ないともったいない!!

抱腹絶倒して、ラストはほろり
人生いろいろあるけれど、理解して協力して、愛があれば大丈夫~
あったか~い気持ちにさせてくれる、と~っても良い映画でした。
 是非是非

「フィリップ、きみを愛してる!」

2010-03-20 | 映画*は行


2009/  Love You Phillip Morris フランス・アメリカ

ハートフルなゲイのラブコメディー

とっても可愛らしいユアン・マクレガーが新鮮♪
彼に会いたい一心で詐欺をくり返すジム・キャリーも憎めない♪

これが実話だなんて、ちょっとビックリ!

テンポよくって、笑えて、時間もちょうどイイかんじ。
リラックスして楽しめた作品でした~