まずは16歳が目標だったので
秋も待たずに旅立つなんて想定外でした・・・。
なので心の準備もなにも出来てなくて
今でもぼんやりしてます。
写真を眺めてはふりかえったり。
お見舞いに行ったらお医者さまが
ホールまで連れてきてくれました。
☆お姉ちゃんと☆
頭をくっつけてきて可愛かった。
☆ウェブ面会☆
お見舞いに毎日通うだけでは足りず
自宅のパソコンでみることができる、
ウェブ面会もしました。
抱っこが苦手なシェルでしたが、
病院に通う車の中や待合室で、
ほんとにおとなしく抱っこさせてくれました。
・・・よっぽど、しんどかったのですね。
☆4月頃☆
まだまだ元気でお皿が空(カラ)になっても、
「もっと食べたいよ~」ビームを発してたね。
今思えば通常通りにしないで“おかわり”たくさんあげればよかった・・・。
<8月にバイバイすることになるなんて思わなかったから>
できるなら今そこに戻って、いっぱい好きなものをあげたい。
最後に美味しそうに食べたのは
私が作った玉子焼きだったので、写真の横に置いてます。
そして、最後に飲んだのはカルピスだったので、これも一緒に置きました。
もっと、ああしとけば・・・
もっと、こうしてあげとけば・・・
こんなことばかり思い浮かんできてしまいます。
『犬と私の10の約束』は犬物語的には、優れた作品とは言い難いけど、
あの『10の約束』は犬と生活する以上、当たり前のことで、
果たしたいと思ったものばかりでした。
そして、果たすことはできたと思います。
ただ、
10番の、<私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。
どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを>
たしかに、傍にいることはできましたが、
見守ること以外は何もしてやれませんでした。
何かして欲しいことがあったのでは?
傍に居る私をどう思っていたのでしょう?
<シェルちゃん、今さらだけど叶うなら聞きてみたい>
亡くなる前日のこと。
寝苦しそうで、よく眠れない日が2日くらい続いてましたが、
その夜のシェルはスヤスヤ寝ることができました。
まさか、翌日逝ってしまうなんて思いもしないで、
横のソファーで寝てた私は「今日は眠れて良かったね~」と、
そっと、お手手をつないでみたりしてました。
振り返るとこんなに悲しかったのは、22年前の夏、母を亡くして以来です。
<子供であり、友達でもある>
・・・そんなかけがえのない存在のシェルでした。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
病気については、いずれ落ち着いたらまた書くこともあるかも知れません。
病院の待合室で待ってる間にも飼い主さん達から、
いろいろな犬との長い付き合いや看取ったお話などを聞く機会もありました。
その中で何人かの人が、「シェルティちゃんは、たまたまかも知れないけど、
病気が発覚しにくくて、わかってからは逝くのが早いですね」ということを話されました。
飼い主思いというか、我慢強いのかも・・とも。
待合室で偶然お聞きしたお話に、そんなシェルティ話が多かったのも奇遇ですが、
シェルちゃんのおかげで、ほんとにほんとに、いいお話をいっぱい聞けたよ。
・・・お別れ前の最後の抱っこ・・・
スヤスヤと眠ってるようでした。
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読んでくださってありがとう。