去年の暮れシェルを突然襲った病気。
メモを基に簡単に記録しておきます。
12月16日(水)
朝起きてシェルがいる居間のドアを開けると、
いつもドアまで来て、しっぽを振って大喜びで迎えるのに
今朝はその姿がありません。
嫌な予感。
前日は普段と変わりなく元気に過ごし快食快○快眠でした。
慌てて部屋の様子をみると居間の隣の部屋の真ん中あたりにポツンと座ってます。
よく見ると回りのあちこちに吐き戻した後が3ヶ所くらいありました。
昨夜食べたものは消化しててすでに無く、黄色い胃液を含んだ泡のような嘔吐物でした。
あとで聞いてみたら朝早く出勤した家人が出て行く時には、いつもと同じだったそうで、
私が発見するまでの2時間くらいの間に具合が悪くなったようです。
私を見ると起き上がろうとしたけど、よろよろとしてうまく起き上がれません。
それでもしっぽを振っていました。
「座ってなさいよ~」っという気持ちを込めて“よしよし”してたら、なんとか立てました。
取り合えず危篤ではないような様子だということだけ感じつつ、
病院に電話して様子を伝え午前中に行きました。
眼振という特徴的な症状と全身の様子から、突発性(老齢性)前庭疾患であると診断され、
注射を2本して10日分のお薬を頂いて帰りました。
「徐々に回復するでしょう」
「回復後も斜頚が後遺症として残るかも知れません」
「原因不明の病気なので、再発がある場合もあります」
ということでした。
☆獣医さんがコピーしてくれたよ・・・こんな病気だってU‘‘・)♥☆
☆傾いてる?☆
夕飯はスプーンであげると、ちゃんと食べることができましたが、
立つのがやっとでふらつくので、ぺたっと伏せた状態で食べさせました。
12月18日(金)
よろけるけどなんとか歩けるようになりましたが、
首が左側に30度くらい傾いてるので、どうしても左周りに旋回してしまいます。
食欲は旺盛なので、このまま順調に回復してくれるといいなと思います。
ふらついて倒れると危ないので、しばらく囲いの中だけで過ごさせることにしました。
オシッコはトイレの場所まで行ってしようとしますが、
しゃがむ時とか、した後に転倒するといけないので一応オムツをしました。
だいたい回数も今までと同じ。
した後いつも自分で匂い?チェックするのですが、
オムツなので、そこにしたオシッコがないので、
「アレ?」っていう不思議な顔をしてます。
12月19日(土)
午後6時頃に倒れて以来3日ぶりのウンチが出てひと安心。
食欲はすごくあり、食べたらぐっすり寝てばかりだけど、
トイレの時だけ落ち着かなくなり囲いから出たがり、トイレ後はまた寝てます。
☆おとなしく、寝てたよzZ☆
12月20日(日)
ご飯とトイレ以外は寝てるけど、ご飯は立ち上がって食べるようになりました。
口の高さにあわせてお皿を持ってあげて、スプーンで寄せてあげます。
トイレは場所まで行ってしゃがむのでわかるけど、
倒れたり、間に合わない時も安心なように、
16日以来ずっとオムツを使ってます。
12月21日(月)
ご飯の支度をしてると、ご飯が来るまで立ち上がって待ってて、
持って行くと、待ってましたとばかりにすごい勢いで食べ、お水もすごく飲みます。
食べたあとすぐ寝ないで、少し動きたそうになってきたので腰の部分を軽く支えながら
はきだし窓の傍まで歩かせ、2~30分くらい風に当たりながらのひなたぼっこ。
気持ち良さそう。
その後、熟睡。倒れてから2回目のウンチ。
12月22日(火)
ご飯の時、ずいぶんしっかり起きて食べれるようになりました。
ウンチも順調。
首の傾斜は30度くらいにも見えるし15度くらいにも見える。
眼振はまだ残ってます。
12月23日~24日(水~木)
ご飯を食べて少し歩いて日向ぼっこをして、よく寝てトイレも順調。
☆日向ぼっこ楽しいよU‘‘・)♥☆
12月25日(金)
お薬終了。
眼振もだいぶ治まりました。
1月12日(火)
日にちがお薬という感じで徐々によくなり、眼振もすっかり治まり、
足もだいぶしっかりしてきたのでオムツも夜だけにし、その後、1週間ほどで取ることができました。
ただ、病気前は1日中部屋で自由自在にさせてましたが、
夜中見てない時だけは心配なので、コーナーを作ってその中で寝せることにしました。
発病当時と比べるとずいぶん良くなりました。
毎日見てるとそれほど変化を実感しませんが、
1週間ぶりに会いに来た娘から見ると歩き方とか全然違うようです。
☆お見舞い持ってきてくれたよ☆
☆これも食べたよ☆
ただ首の傾きは残ってますが。
☆えっ?☆
今回この病気になった時、病名はわかったものの予後がどうなるのか不安でいっぱいになり、
あちこち検索し、こちらの記事にたどり着き、暗闇の中で光明を見た気がしました。
私の記録よりずっと緻密に記録されてるし参考になり勇気もいただけました。
だいたいこんな病気でこんな経過をたどるんだな~
とおぼろげながら心積りができるのと、まったく先が見えないのとは不安感が違います。
もちろん、同じ病気でも個人差があり経過もそれぞれ違うでしょう。
でも、もし同じ病気にかかった子が居て、他の子の場合も知りたくなった時に
少しでも参考になればと、記録しておくことにしました。
いつか私が先ほどの記事にたどりつき心強く感じたように、
誰かが偶然読んでくれたらいいなと思います。
こちらも参考になさってください。
犬の突発性前庭疾患についてgooペット
そして余談ですが、私の肩が痛んだのは12キロの子をバギーに載せて坂道を病院へとくだり、
その帰り、しばらく家を出れないだろうと思い、そのままスーパーに行き、
オムツも用意しておかなくては・・・とあれこれお買い物をし、
相当の重量で、また坂道をあがってきたからだと思います。
ただ、それから二日後に痛くなるなんてズレてるから、
「なんの痛み!?」と咄嗟に気がつかなかったのです。
その後、痛みと共にシェルを支えて歩くリハビリにも励み、やっと治まったのは年末というわけです。
☆ちなみに初めてオムツを探したらモデルがシェルティでした☆
とても使いやすくて助かりました
※親(飼い主)も普段身体を使ってないと、ワンが弱った時に一緒に弱る・・・って学びました。
反省φ(。。;)
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