☆ありのままを映す鏡。これでいいの~♪bypipi17歳☆
5月の末に、『アナと雪の女王』をみました。
あれだけ話題になるとネットで歌だけでも聴いてみようかな・・・となります。
で、聴いてみたら、1度で和訳の歌詞に感動してしまいました。
繊細でダイナミックな歌詞がメロディと映像にみごとに融合してました。
このところ出不精生活がすっかり身についた私ですが、「絶対、字幕スーパーでみなくては!」
と、はりきって観に行こうと思ったものの、地元の映画館は字幕は夜のみでした。
夜のお出かけは苦手なので字幕はパスで、吹き替えを観ましたが、
字を読まなくて済むので、映像・音楽・に集中でき、
ストーリー自体を楽しむことができて、かえって良かったかも知れません。
観てよかった~♪と思えた映画は久しぶりでした。
松たか子さんと神田沙也加さんの歌も素晴らしかったです。
是非字幕でも観たいので、DVDを予約しました。
観た映画のDVDを購入したいと思ったのは久しぶりです。
☆以下にYouTubeで調べた歌詞を対比してみました☆
確かに和訳のまま歌うには無理があるので、
日本語で歌う歌詞として良くまとめてあると思います。
たぶん、「これでいいの~」だったら、「ありのままで~」ほど共感されなかったも知れません。
それほど、“ありのままではいられない”生活をしてる人達が多いってことでしょうか。
歌声はどちらもそれぞれ素敵で好きですが、
私はやはり最初にYouTubeでみたイディナ・メンゼルver(字幕スーパー版)「Let It Go」、
その和訳に魅かれました。
特に後半の、氷の図形以降、琴線に触れました。
最後、アナがエルサを守るために身を呈しました。
現実なら犠牲になるってことは、もう甦ることはないのですが、
ディズニーはハッピーエンドがお約束なので、
温かい心が氷の魔法を溶かすという奇跡が起きるのですが、
その<終わり良ければすべて良し>が好きなポイントですし、安心安全の優良昨品ですよね。
で、同じく最後に主人公が犠牲になるアニメ作品で思い出したのが、
なんと言っても、『アトム』と『ジャングル大帝レオ』です。
年代がバレますね。(笑)
そして、奇跡の甦りがないとこが何とも救いがなくて、正真正銘の犠牲なのですが、
今でも心に残ってます。
<マンガに悲劇を持ち込んだ最初の漫画家>だと思う。と、
手塚治虫さんが自らおしゃってますが、
子供がみるアニメや漫画に本当の悲劇や犠牲を描くなんて大変勇気のいることだったと思います。
というか、当時の私はどれほど悲しくてしばらく引きずったことか・・・。
でも、今でも心の片隅にず~っと住んでるのは、永遠に生きてるってことなのかも。
今、現在、子供で観た方達も将来ずっとアナとエルサが心の片隅に残るのかも知れませんね。
アニメの存在なのにまるでホントに存在してたかのように。
☆蛇足のおまけ☆
深刻な場面でもクスッと笑えるシーンが随所にあり楽しかったのですが、
私はエルサが「恐れは遠く去りもう私を苦しめない」
と走っていくシーンで、その後ろ姿の走り方がおばさんぽかったので、
ついクスッとしそうになりました。
全然、笑うシーンではなかっただけに。(^^*;