shawtの「今日の一枚」

毎日一枚の写真付きで記憶の片隅を書き散らします。

農業用水の取入口

2015-12-03 20:13:32 | 日記


武田信玄公が築造した「信玄堤」の約500mほど上流にある、農業用水の取入口・通称「高岩頭首工」は、信玄公時代に甲府盆地の水田を潤すために、この地から取水していたが、通水口に水を向けるため、水中に大聖牛という丸太を組み立てた、水を制御する施設を作った。しかし、大雨のたびに流失し、再度建設すると言う繰り返しで、農民はこのための出役で疲労困憊をしていた。

 この写真のようなコンクリートによる永久的施設を建設したのは、昭和40年代で、その後何度かの改修で現在のような、水門式の止水施設になった。

 スイツチ一つで水門の開閉ができ、水位の調製ができることは、管理する農民にとつて隔世の感があるのではないかと思います。
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