繁浩太郎の自動車と世の中ブログ(新)

モータージャーナリストとブランドコンサルタントの両方の眼で、自動車と社会をしっかりと見ていきます。

サイオンの撤退からみる自動車産業

2016-02-29 14:38:56 | 日記
北米トヨタは、サイオンブランドをトヨタブランドに移行する、つまりサイオンブランドは無くすことを決定しました。

サイオンは、トヨタでは取りにくい若者層をターゲットにして新ブランドとして2003年に創設されました。
若者向けにこれまでにない独自の商品やサービス、ビジネスを行い、トヨタに若く新しい顧客を呼び込むという目論見でした。




2003年以降の販売で、サイオン車は100万台を超え、サイオンの顧客の半数が35歳を下回っているそうです。
ただ、2015年まで約12年で100万台超えは、北米マーケットとしては決して多くありません。
仮に簡単に計算すると、120万台/12年=10万台/1年、ですからね。
率で言うと顧客の半数が35歳以下というけれど、数は少なかったということです。

サイオン設立時のバイス・プレジデントで、現北米トヨタCEOのジム・レンツ氏はユーチューブで語っていますが、
これはまさに「広報発表」(本質、本音とは異なる)と言えるものです。
これは仕方ないですがね。

「今回の決定は、サイオンブランドの後退ではなく、トヨタブランドの飛躍だ。トヨタブランドでは困難だった新しいアイデアを、サイオンで試みることができた。私も設立時のメンバーだったが、若いお客様をより積極的に惹きつける方法を学ぶことを狙いとしていた。まさにこの目標を達成できたことを誇りに思う。お客様や販売店の多大なるご支援、従業員の尽力なくしてはこの成功はなしえなかった。移行に際しては最大限のサポートをしていく。」

また、若者の価値観として、
「今日の若いユーザーは、これまで通りクルマの見た目や運転の楽しさを重視する一方で、以前より実用性を重んじる傾向にあり、親の世代と同様に、トヨタのブランドイメージや品質、耐久性、信頼性を評価するようになってきている。
同時に、トヨタブランド車も、若いユーザーの求めるダイナミックな外観や運転の楽しさを評価してもらえるようなクルマに変わってきた。」

後半は、その通りでしょうが、「運転の楽しさを評価するようなユーザー数」がつまりは少ないということではないでしょうか。
多ければ、売れているということで、サイオンブランドをたたむ必要はないわけですからね。

ブランドをたたむには、販売店への保証もあるでしょうし、多大な費用がかかると聞いています。
また、トヨタブランドのイメージ的にも決してプラスではありません。
これをまとめると、若者にとってサイオンのような若者向け特別ブランドは不要だったということになるかもと思います。

つまり、サイオンブランドは「若者とは、どういう価値観か?」ということを、オヤジの価値観で見て作った結果、うまくいかなかったのではと私は思っています。

今の多くの若者は、クルマより安価で刺激的で楽しい商品を多く知っています。
それでも、必要となってクルマは買いますが、だからこそ「ブランドイメージや品質、耐久性、信頼性を評価するようになってきている」のではないでしょうか。さらに付け加える必要があるのは「価格」でしょう。
つまり、必要だから買うので、クルマ自体の魅力というより、価格と品質、ブランドイメージなどが購入時に大切になっているのです。

先日、「カンブリア宮殿」で、斜陽産業となったスキー場経営を立て直し成功されている方が取り上げられていましたが、この人は一言で言うと「お客さんの気持ちになって」、「何があったらスキーにいくか? スキーにいかなくなったのは何故か?」など収益を上げることを第一に考えるというより「お客の喜ぶこと」を第一に考え、プランニングし投資して実行しています。
口で言うのは簡単ですが、中々出来ないことです。

自動車業界は規模が異なったりステークホルダーも多いですし、色々とあるでしょうが、・・・。
今一度、自分達の立場、お客さんのことを見直さなければ、今後はますます「生活必需品」としての商品になってき、売価を下げても数売れないような、いわゆる斜陽産業になるのではと思います。
つまり全くの「シロモノ化」です。

日本の自動車産業は今まで、キチンとしたマーケティングなしに、課題解決型でやってきたように思います。
また、それでやってこれた産業でした。
それには、販売店組織や参入障壁?やその他数々の「壁」で守られていたとも思えますし、何より国内事業での収益より海外事業(特に北米>中国>アジア)での収益で成り立ってきました。

世の中どうなる、マーケットはどうなる、消費者はどうなる、競合企業/商品は、自社はどうなりたい?
このような項目について、まずはキチンと調査とマーケティングをし、あるべき姿を定め(ビジョン)、事業創造を実行する。
「カンブリア宮殿」が取り上げるような企業は、ほとんどこれができています。



J.D. パワー社の調査結果からみるトヨタブランド

2016-02-24 12:33:20 | 日記
J.D. パワー アジア・パシフィックは、今後1年以内に新車乗用車の購入を検討している消費者(現保有車の有無、新車・中古車の別は問わない)計6,000人を対象として、2015年7月上旬から中旬にかけてインターネット調査を実施した結果の「日本自動車購入意向者調査」を公表しました。

J.D. パワーでは自動車業界最大規模のベンチマーク調査から得られた消費者調査データをもとに、自動車に関する評価や業界トレンドを発信し、消費者が自動車を選ぶ際の有効な指標の一つとなるサイト「J.D. Power Japan Cars」を運営しています。


この結果の中で、私がチョットオモシロイなと思ったのは、トヨタに関してです。

①好きな自動車ブランドについてはトヨタが50%でトップとなっています。(複数回答、図表参照)。

複数回答とはいえ、トヨタが50%と言うのは、すごい高い数字だと思います。
ホンダが34%で続いていますが、こちらは純粋に自動車ブランドと言うより、最近ではジェットとかアシモとか、自動車以外でも消費者にアピールしていますから、ホンダブランド全部の好感度になっている可能性はあります。

好きな自動車ブランドはダントツでトヨタなのです。


好きなブランドとして最も多く挙げられたブランドのトップ10は、トヨタ(50%)、ホンダ(34%)、BMW(30%)、日産(28%)、マツダ(24%)、レクサス(24%)、スバル(23%)、アウディ(22%)、メルセデス・ベンツ(22%)、ポルシェ(17%)である。


②トヨタ、レクサス、BMWでは、リピート層(過去、現在にわたって、そのメーカーの車を買い続けるユーザー)で、次回も同じメーカーの車を検討している割合が70%以上であるのに対し、一部のメーカーでは30%台と低水準に留まっているそうです。

トヨタ、レクサス、BMWでは、リピート層で次回も検討する率が70%と高いのです。


③新車選びで重視する条件として、半数以上の人が「燃費のよさ」。次いで「車の購入価格」「外観のデザイン」を上げています。

好きなブランドランキングトップ10の中では、トヨタ、日産、ホンダを検討中の人は「燃費のよさ」を挙げています。
マツダ、レクサス、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、ポルシェを検討している人は「外観のデザイン」、
スバルを検討している人は「走行性能」を挙げているらしいです。

トヨタを検討中の消費者の価値観は「燃費のよさ」。


以上を要約すると、トヨタブランドは・・・
①ダントツの好きなブランド
②ダントツのリピート率
③トヨタを購入検討中の人の価値観トップは「燃費の良さ」

となり、豊田章男社長をトップに以前から「ブランド強化」を進めていますが、J.D. パワー社の調査結果によると、既に十分にブランドは出来てるやんか! と。

AUDIは、「ヘリテージ」「モータースボーツ」「クオリティ」「デザイン」「イノベーション」の5項目を中心にプレミアムブランド化戦略を立て成功したと聞いています。

トヨタも、この5項目をクリヤーしようとしているように見えます。
量産車だけでなく、「レース活動」も活発にしています。
「トヨタ博物館」をはじめ「旧車イベント」もきっちりと行い、ヘリテージも大切にしています。
商品ハードに関してはまさに「トップ品質」と言えるのではないでしょうか。
ハイブリッド~FCVまで、世界をリードする「革新的な燃費技術」もあります。
・・・やはり、あとは「デザイン」ということだったのか?

数年前から、トヨタはデザイン改革に本腰を入れて、個性打ち出しブランド強化してきています。
ピンククラウン~シエンタのデザイン。
つまり、ちょっとユーザーが「えっ」というデザイン。
特にプリウスは、普通にデザインしておけば、より多くの消費者に歓迎されるはずなのに、「デザイン的特徴づけ」を頑張リ過ぎているように見えます。

こう見てくると、今は盤石だけど将来にそなえての「ブランド強化」なのかもと思います。

そこで、「将来となると若い人」となる。
若い人にトヨタブランドを好きになってもらわなきゃいけない。
その若い人とは、当然男性だけでなく女性がほぼ半分。
今日本政府もご存知のように「女性活躍社会を加速」と言っています。

女性が「活躍」ってどういうことだ? 仕事を頑張ること?育児を頑張って素晴らしい日本人を作ること?・・まぁ、平たく言えば少子高齢化で労働人口としたいということかもしれませんが、これは長くなるので次回。

とにかく、今後さらに女性ユーザーが男性並に増えていくと言う事なのではないでしょうか。
つまり、男性だけでは片手落ちで、益々活躍が期待される女性にもトヨタを好きになってもらわなきゃ、トヨタブランドは将来に渡って、盤石にならない。

しかし、先ほどのAUDIのプレミアムブランド戦略5項目はグローバルでの話しで、日本の若い人(男女)に絞るとそんなにクルマに対して積極的ではないと言うのが、一般的な現在の見識ではないでしょうか。
それを、特に「運転は楽しいぞ」「クルマを操る喜び」などでは、過去の価値観でむりやりこっちを向かしている事にはならないでしょうか。
「北風と太陽」というイソップ童話を思い出します。

トヨタ発言集
・「車が楽しかった時代を過ごした人たちが今、車を楽しんでる姿を見せることで、若い人もなぜ浮き浮きしてるのだろうと興味を持ってくれるのではないか」
・「大人が楽しめなければ若い人が車を楽しいと思ってくれない」
・「子どもが学校で、「昨日、レースを見てきた」「かっこいいレーサーに会った」と自慢してくれれば、風向きも変わるかもしれない」
・豊田氏は「車は愛車、ペットは愛犬というが、冷蔵庫は愛機とは言わない。私は車をコモディティ(汎用製品)にしたくない」と語り・・。
  ・・・取材陣の前でスピンターン。
・若者がクルマに興味を持たないのは、作り手にも責任がある。
  ・・・若者を見込んだ、スポーツカーの86を買っているのは、決して若者ではない。



若者のクルマに対する価値観の本質をキッチリと見ぬいてから、行動に出たほうが良いと思うのです。
ヒントはJ.D. パワー社の調査結果からみると「燃費の良さ」になると思います。
しかし、これは言うまでもなく単に燃費を良くすれば良いのでなく、「燃費の良さ」と答える特に若者の本質価値観を見ぬかなければなりません。
マーケティングです。

つまり、今の若い人には、クルマのレースやヘリテージさらに、商品デザイン等の価値観よりもっと大切で本質的な価値観があるはずなのです。

こう考えてきて、トヨタのブランド戦略間違っていない?
というのが、最初にチョットオモシロイなと思った事です。




【調査概要】
J.D. パワー アジア・パシフィック
「日本自動車購入意向者調査」
この調査では、今後1年以内に新車乗用車の購入を検討している消費者(現保有車の有無、新車・中古車の別は問わない)計6,000人を対象として、2015年7月上旬から中旬にかけてインターネット調査を実施した。
J.D. パワーでは自動車業界最大規模のベンチマーク調査から得られた消費者調査データをもとに、自動車に関する評価や業界トレンドを発信し、消費者が自動車を選ぶ際の有効な指標の一つとなるサイト「J.D. Power Japan Cars」を運営している。

メルセデス・ベンツ コネクション 

2016-02-10 13:47:44 | 日記
東京六本木にある、メルセデス・ベンツ コネクションでGLCの発表会とNEXTDOORの公開アトラクションの紹介があると聞いて、昨日行ってきました。

GLCの方は、CクラスのSUV版となりラインナップの拡充となります。



メルセデス・ベンツの販売台数は昨年グローバルで5年連続過去最高となる約170万台チョットで+13.4%。
国内では、3年連続過去最高となる65,159台で+7.1%。
一言で言うと、よく売れているのです。
よって、ラインアップ拡充とコミュニケーションにも工夫をして、さらなる高みを目指しているようです。


コミュニケーション的には、TVCMもかなり革新的なものになってきていますが、今回公開されましたNEXTDOORのSUV EXPERIENCEも敷地内にBALANCEMOGULやCROSS HILLさらにMOUNTAIN CLIMBまで備えた、まさに流行りの「体験施設」となっています。



メルセデス・ベンツのSUV性能の高さを一般ユーザーに体験してもらい、親しみも持ってもらおうというものです。
チョットした遊園地?

さらにこの施設には、CAFEから開放的でオシャレなレストランも併設しています。

以下は、そのデモ走行のワンカットをユーチューブに上げたものですが、いい意味悪い意味両方で、ちょっとビックリします。
だって、普段のクルマの様子と違って大きく傾いたり、グラっとしたりなんです。
MOUNTAIN CLIMBも45度の坂を登れるは良いのですが、見ていてチト恐怖。

https://www.youtube.com/audio?feature=vm&v=G2-008ZQKp4

https://www.youtube.com/edit?o=U&video_id=f7yNXMSixL4&feature=vm

https://www.youtube.com/edit?o=U&video_id=15jZ_0_Nzd4

いい意味では、こんなとこも走れるのだと多分ユーザーはビックリすると思います。
こう言ってはなんですが、多分トヨタ・ランクルあたりでも、イケそうな感じはしますが。

いずれにしても、「賛否両論」じゃないけど、「いい意味でも悪い意味でもユーザーがビックリする」ことをやるというのは、メルセデス・ベンツ・日本の行動力?には感心させられます。
いい意味で、チャレンジャブルです。

皆さんも一度見て、体験されてはどうでしょうか?


たまたま会ったモータージャーナリストの吉田由美さんと



追記。
1月末に鹿島槍国際スキー場の近くで行われた、ランドローバージャパンの雪上試乗会に参加した私の記事が「オートクリティーク」というWEBサイトにアップされています(http://autocq.co.uk/?s=繁浩太郎)。

ここでは、このSUV EXPERIENCEのような特設コースが雪を固めて作られていてそこをレンジローバーやディスカバリーで走ってきました。
詳しくは、読んでいただければ良いですが、一言で言うと、全く安定して雪上凹凸を走破しました。
ローバー車には数々のハイテクも付いていますが、ハードで言うとリバウンドストローク(サスペンションの伸び側)からして、本格SUVは違うなと関心しました。

日産 蓼科 雪上試乗会

2016-02-08 10:41:50 | 日記
1月末に蓼科で行われた「日産雪上試乗会」に参加してきました。


ただ、予定されていた女神湖上のコースは、暖冬で氷が十分な厚さにならず中止され、一般道での雪上走行になりました。
その一般道も元々雪が少ない上に除雪されているケースが多いので、雪が残っている道を選んでの試乗となりました。

まずは、JUKE NISMO RS。
ジュークは2010年、小型SUVマーケットに遊び/楽しさやオシャレ感コンセプトの先駆者として発売されました。
この小型SUVマーケットには、スバルXVやトヨタRAV4、ホンダヴェゼルなど、多くの車種が上市されています。
いずれも真面目に作られたキチンとしたクルマ達で、SUV/クロスオーバー等のクルマにしては、遊び/楽しさやオシャレ感が少ないと思うのですが、この方が街乗りには似合うし一台でこなす様々な使用シチュエーションを考えると、まじめにカッコイイスタイルになるのでしょう。

ジュークのサイドビューでは、現在のSUVの多くが採用しているクーペ風のスモールキャビンとガッチリとしたボディと下半身という構成になっています。


それでいて、リヤ席の乗降時の頭上クリアランスも問題なく、さらにフロントウインド視界も良く、この試乗日のような快晴時には青空を満喫しながらのドライブが出来ます。

また、ヘッドライトの上部や少しボンネットも見えて見切りの良い視界となり、運転しやすく、しかもボンネット上を写り込んだ景色が流れるので、運転しているという感じが伝わってきて、気持よく快適なドライビングができます。


先進と言えば、トンガッたヘッドライトやテールライトは、今頃他社の多くが採用するようになってきています。


このようにJUKEは先進的でかなりの意欲作だと思います。


これをセカンドカーとして、別荘に行く生活をしてみたい。

既に、発売から5年ほど経っていますが、街中でそれ程見かけるわけでなく新鮮な感じで乗れます。
この「賛否両論ある」スタイルも、ちょうど時代が追いついてきた感じですしね。


その後、MARCH NISMO SとNOTE NISMOに試乗しました。

どちらも、素性はスモールコンパクトで普段は街乗りの足として、時々遠出のような使われ方をするクルマで量販車です。
つまり、限界性能や乗り味は期待出来ない?
しかし、今回より滑りやすい雪上で試乗してみて、これらのクルマのバランスの良さに驚きました。

試乗会に参加していた日産自動車の実験系の責任者に聞くとやはりNISMOはかなりしっかりと手が入っているそうで、スモールコンパクトの「街乗りの足、時々遠出」のような使われ方以上のことを考えて開発されたということです。
やっぱり手間暇かけると良いけど、その分価格は上がり、世の中うまくいかない、と言うか、いっていますね。

次に、試乗したのはX-TRAIL HYBRIDです。

考えてみたら、この「エクストレイル」という名前は「本格的っぽく」て良い名前ですよね。
名前だけで「タフ」なイメージがします。
「ポチ」といえば犬、「タマ」といえば猫、みたいな連想で言うと、「エクストレイル」といえば山河を駆け巡る的な・・・。
だいぶん販売にも好影響しているのでなないですかね?


左側が凍りきらなかった女神湖

ALL MODE 4X4-iと呼ばれる、様々なハイテク制御があり一般道でいきなり凍った路面や雪があっても、道交法を守ってキチンと走っている限り、全く何も起こらない安心安全なクルマです。

次に、付け足し的に、スカイラインとフェアレディZというFRモデルにも試乗しました。


「数々の走行支援技術(ハイテク)」の無い時代には、こういう高馬力FRは雪上や氷上ではどうにもこうにも、お尻振りまくりのセクシー車?でしたが、今ではで驚くほど安心安全に走ってくれます。
雪上での急坂の登坂性能は流石に4WDに譲りますが、一般道では殆ど同様に安心安全に走れるようになりました。
そういえば、スタッドレスの性能も格段に向上していますしね。
技術進化は、特にIT進化は、本当に安心安全に寄与していますね。


この様に、雪上走行でも羽目を外さないかぎり、最近のハイテク車はFR/FF/4WDなど駆動方式に関わらず、一般公道では全く安心安全に走れるようになってきました。
ガソリン代も安くなっていますし、スキーなどウインタースポーツ目的だけでなく、ノンビリと温泉絡めて雪景色を楽しみに行くのも良いかもしれませんね。