25期石神井バスケの広場

都立石神井高校バスケットボール部25期OBが開設したブログです。近況、思い出などを、お気軽にご投稿ください。

バスケット部の意味、意義  25期 中川越

2022-11-20 16:10:28 | 日記

先日角上の寿司弁当を細田氏に御馳走になりながら、細田氏と語り合いました。「何のために部活って、バスケット部ってあるのだろう」「それは、バスケで強くなるためだよ」「強くなってどうするんだろ」「強くなって勝つためだよ」「勝ってどうするんだろ」「…、そりゃ、勝てば楽しいだろう」「楽しいけど、それだけかな」「ほかに何がある?」「それじゃ、僕らバスケのOB・OG会って、なんのためにあるのかな」「ひとつには、昔話をして楽しんで親睦するためかな」「それだけじゃ、やがて話は尽きるよね」「うん、現役のサポートもあるな」「現役のサポートって」「まあ、応援にいったり、いろいろあるよ」「ぼくは、高校を出て半世紀が過ぎたけれど、思い出は必要以上に美化されがちだけれど、高校時代は、ま、とってもよかったな。未来への不安でいっぱいだったはずなのに、実に楽しかったな。試合に勝ったことももちろんすごくいい思い出だけれど、真夏の練習が終わって、部室の前で長椅子に座って、体育館と校舎の間を吹き抜ける気持ちのいい風で夕涼みをしながら、みんなでぐにもつかない馬鹿話で大笑いしてたこと、今でも楽しく思い出すな」「そうだな、そうか、部活っていうのは、青春賛歌なんだ。OB・OG会は、青春賛歌を伝える会なんだ。清水先生の追悼集の各代の先輩たちの思い出を読んでも、つくづくそう思った(細田氏)」「そうだよ、それだよ、バケットをやる意味、バスケ部の意義、OB・OG会の意義は、結局は青春賛歌、人間賛歌を歌うことであり、伝え続けることなのかもしれないね」――その日私たちが角上の寿司弁当を食べながら、少しお酒で喉を潤し辿り着いた、一つの結論でした。



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