準全国大会 関東大会
東京都の代表枠が関東大会は8校と多い。
インターハイの代表枠2校、ウィンターカップの代表枠3校。
全国大会ではないが、全国区クラスの強豪私立高校、予選出場校約200余校がひしめく東京都の高校バスケット環境では、東京都の代表チームになるチャンスが広がる大会。
すべてと言えるほどの都内の高校バスケットボール部、バスケットボーラーが代表になることを夢に見て、部活動の目標に『ベスト8』を掲げる。その目標の源泉である大会が始まる。
2023(令和5年)年度新人戦支部大会4回戦敗北で新人戦本大会進出を逃した石神井男子チームにとっては5か月振りの公式戦となる。新3年生にとって初めての公式戦。2024(令和6)年度関東大会予選。
新チームの試合を3月のバスケットボール部納会の卒業生送別試合で観たが、卒業生チームを大差で破っていた。イベント要素の強い試合であったが各選手の成長が見えていた。
■令和6年4月21日 会場:石神井高校
関東大会予選 2回戦 対:日本体育大荏原
公式戦初戦ということ。1回戦、対戦校が同じく古豪中大附属に勝利した日体荏原であることからちょっと不安があった。結果は以下の通り。所用で観戦が叶わなかったがスコアーを見る限り順調な滑り出しに思えた。
石神井 101:65 日本体育大荏原
23:17
17:15
22:17
39:16
■令和6年4月29日 会場:石神井高校
関東大会予選 3回戦 対:新宿高校
都立の伝統校新宿高校。サイズは無いもののガッツある粘り強さがある好チーム。石神井サイズの優位性を生かしフォローアップ、インサイドから得点を順調に重ねる。リバウンド力に差があり大差で勝利。新人戦時は戦力として目途がつかなかったベンチメンバーが多数出場しで安定した試合運びをしていた。
Best64進出。次回勝利でBest32。
石神井 95:58 新宿高校
22:12
18:13
31:15
24:18
■令和6年4月28日 会場:日大豊山高校
関東大会予選 4回戦 対:紅葉川高校
紅葉川高校は近年力をつけてきた高校でどの大会でも安定した結果を出し、上位まで勝ち上がってくる。地道な練習を日々行っている成果が顕れているように思える。紅葉川戦、リバウンド力で優位に立ち大差がついた。石神井は今日はダブルヘッダー。第3試合勝利の後、第5試合で日大豊山とのBest16決めの試合が控えている。その為、3P途中からスタメンメンバー温存の策に出た。接戦にならずベンチメンバーを使えたことが次戦に有利に働くことを願うばかり。
石神井 78:54 紅葉川高校
24:19
23:6
18:16
13:22
石神井チーム、これまで順調に勝ち上がってきた。
昨年より成長を遂げてきた。
個人的には、キャプテン№4の変貌には驚かせされる。
そして2年生大型センター#10。彼の成長はチーム全体の成長に繋がる。
チームとしては、ディフェンス面の強化がなされてきた。
まだ、進化の余地は十分残すが、マンツーマン、オールコートゾーンプレス。歴代のチームの中でサイズでは負けない今チーム、リバウンド奪取力が増してチームに安定感をもたらしている。
これから対戦する私立シード校、勝ち上がってきたBest16、8を争うチームもサイズある選手を揃えており、ディフェンス力、オフェンステクニックも別次元になる。
次戦、関東大会出場常連校日大豊山高校との対戦が楽しみである。
勝利すればBest16。関東大会出場Best8決定戦の相手校は、早稲田実業高校が予想される。今年の早稲田実業は能力の高いガード陣を抱く総合力のチーム。サイズは無い。「もしかして!」の期待を抱かせてくれる。
夢は夢として、先ずは、難関日大豊山戦である。