石神井高校の4回戦の対戦相手になる事が予想される都立東大和南の試合を石神井高校会場(第2試合)で観戦した。
石神井高校校門には体育祭のゲートが台風一過の青空をバックに輝きを放ち構えていた。
頭上にスポーツフェスの横文字。両サイドには豪快な波が弾ける荒海。左方には荒波に船出する帆船に「燦爛」の文字、右方には魚を口にした黄金色に輝く飛翔する美しい鳥が迫力あるタッチで描かれていた。
さて「燦爛」の読みは?さん・・らん・・?
意味は?と頭を捻りながらゲートをくぐった。
土曜日開催予定だった体育祭が悪天候の影響で月曜日に延期されガランとした校内。赤団のマスコットチームが体育館横で前日の強風にどこか修理を余儀なくされたのか黙々と作業を続けていた。
目標を成し遂げるための休日作業。
体育祭という伝統の大イベントに向かう
石神井高生スピリットの継承の一端を垣間見たような気がした。
東京都男子バスケトボールインターハイ予選3回戦 試合結果
東大和南84:51開成
ディフェンスと個々のスキルに優れる東大和南がターンオーバーから速いトランジッションで得点を重ねる。開成エースNo.9小柄ながら巧みなハンドリング、ペネトレート、トリッキーなシュート、スリーポイントシュートで撹乱、奮戦するも次第にスコアーが離れる。
大和南、各ピリョウ1ド少しずつメンバーチェンジ。ベンチメンバー全員出場か。得点が思う程伸びず100点ゲームにはならず。
東大和南はここ10年の間に力を着実につけてきた実力校である。
特にここ5~6年の躍進は素晴らしく、都立校では古豪の駒場、城東をも凌ぐ成績を残している。平成17年から23年の間の公式戦16大会の成績。
ベスト16以上は14大会。うちベストエイト3回、7位1回(関東大会出場)。強豪と言える。
前大会関東予選はベスト16。
因みに石神井はベスト16以上は5大会。うちベストエイト1回(関東大会出場)。
個々が優れたディフェンダー、オールコートゾーンプレスの仕掛け。
スタート、ベンチ共に均整の取れた能力あるメンバーが揃う。安定感を感じさせるチーム。
かなり手強い厳しい相手。
石神井は東大和南とは昨年末練習試合を行っており感触は残っているはず。この試合も石神井会場の為、直前のスカウティングは出来た。勝ち上がったら強度の強いディフェンスを平常心でかわし積極的プレーを心掛けたい。
2023年度(令和5年度)東京都男子バスケトボールインターハイ予選3回戦 試合結果
日時 2023年6月4日
会場 石神井高校
(第4試合)
対 自由学園高校
石神井101:64自由学園
石神井が3回戦勝ち上がり。ベスト64
残念ながら観戦は出来なかったが、点差からみてリラックスしてベンチ全員出場で戦えたのではと思う。チームに良い影響になる一戦だったのでは。
次戦はベスト32を目指し都立東大和南高校と対戦。
日曜日の試合は3年生にとって、高校生活最後の公式戦になる可能性もある。
体育祭ゲートに掲げた
燦爛(サンラン)の意味する、きらめき輝くゲームにできるか。
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