文吉のバイクってます。

文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

080113清水出会いのツーリング<前半>

2008-01-15 | ツーリング
今月3度目のツーリングは三連休の真ん中から一泊で、清水へ行ってきました。
三連休となるとじっとしてられないのが、文吉の性ですが、初日が雨でいきなりめげてしまいました。

そうなると、何処へ行こうかいろいろ悩むわけで、悩みが解決しないまま1日目が終ってしまいました。

あせる、あせる。何処でもいいからとにかく出発というわけで「静岡県のどこか」と決めて家を出ました。

今回は長いので前、後半に分割しております。

2008年01月13日(日)曇り

10:02(31260)
ガソリン満タンで出発します。
まだ行先は決めていませんが、静岡県のどこかと言うことだけは昨日から考えていたことです。
とりあえず、東名高速に乗ることから始めようと思っています。

川越街道→環八

10:34(31276)
井萩トンネルに入りました。
環八は渋滞と排気ガスが近隣住民にとって大きな問題になっています。
最近、トンネルが新しく拡充されて流れも以前に比べるとよくなりました。

11:01(31287)
東名高速道路「東京IC」到着。
曇り空のためか人出もあまりなく、非常に流れが良い状態です。
しかし、寒い。
オーバーパンツを履いているので、踝から上はそれ程でもないが、足の先っぽがとても冷たいです。

11:25-12:04(31318)
海老名SA到着。
無料のお茶を飲んで身体を温めます。
かじかんだ指先も紙コップの温もりで血が通っていきます。

インフォメーションカウンターでもらった地図を広げて悩んだあげくに「清水IC」で降りることにしました。

数日前にミク友の「ヒロPONさん」が久能山に行った日記を書いていました。
それを思い出した文吉は今回の目的地を久能山に決めました。

12:36-13:22(31368)
足柄SA到着。


<足柄SA>

今回、文吉はSAごとに休憩しようと決めています。
道中の全てのSAを比較してみるのも一人旅の良いところですよね。

そうと決まったら腹ごしらえです。
ラーメンセットって、ただラーメンにミニカレーをつけただけなんですね。
まあ、何でもいいからとにかくお腹が空きました。
空きっ腹には何でも旨く感じるという程度の味でした。


<ラーメンセット>


13:50-14:08(31415)
富士川SA到着。


<富士川SA>

このあたりから静岡色がこくなってきます。
無料のお茶も他のSAの粉茶と違ってちゃんとしたお茶です。
味が違います。土産に買っても良いかなって思わせるくらい美味しいです。

携帯で今日の宿泊先を調べます。
全国の「カプセルホテル」や「泊まれる健康ランド」を網羅したサイトがあります。
静岡県で検索したら、おあつらえ向きのところがありました。
駿河健康ランド。
早速ナビに登録しました。

最近、ミクシーをやりだしてから携帯の使い方が変わってきました。
携帯での電話率って10%くらいじゃないですかねえ。

表では若者達のバンドが生演奏をしています。
中々、若いのに良い音をだしています。
でも、何で若者が美空ひばりの「愛燦々」なんでしょう。


<バンド野郎ぜ>


14:24(31436)
清水ICで降ります。3100円

<清水IC>

ここからは、とりあえずナビの示すとおりに走って健康ランドの場所だけでも先に確認しておこうと思います。



14:48-5(31452)
健康ランドの場所までやって来ました。
まだ入館するのは早すぎるので、この近くの観光地「三保の松原」へ行こうと思います。

その前に、近くのコンビニ「ローソン」に寄り道しました。
おやつと飲み物、それからホッカイロを購入します。
ついでに物は試しと、店員のお姉ちゃんに「健康ランドの割引券ある?」と聞いてみました。
サイトの利用者コメントに割引券のことが書いてあったからです。

「ハイ、ありますよ」
言って見るもんですねえ。A4版の割引券兼用チラシをいただきました。

15:40-16:20(31474)
わかりにくい路地みたいなところをクネクネ走ってやっとたどり着きました。
ここの「いわれ」を簡単に説明すると、ざっとこんなもんですかね。


昔々、若者がいました。
ある日、砂浜で裸で海水浴していた美女がいたので、松の木の影から覗いていました。
ついでに、美女が松の木に掛けていた服を失敬してしまいました。

こまった美女は若者に泣いて頼みました。
「その服は羽衣といって、それがないと私は天の国へ帰れないのです。」
なんとこの美女は天女だったのです。

若者は「返してやるから舞をおどってくんろ」と言いました。

天女は羽衣を受け取り、一度身にまとって「タラリラ ラーン」なんて言いながら舞ながら天高く昇っていき、無事に天の国に帰って行ったのでした。

このときの情景を後の人たちは「天国良いとこ一度はおいで、酒は旨いし、ねーちゃんはきれいだ。 ハッハーン」と歌にしたとか、しないとか。

メデタシ、メデタシ。



<三保の松原>

16:44(31489)
駿河健康ランドに到着。
駐車場の誘導員がすぐに駆け寄ってきて、屋根付きの場所へ案内してくれました。
この親切な対応に、文吉は良い印象を持ちました。

入口には七福神や招き猫の石像をセンスよく配置し、横の池には水車があります。
それだけで癒された気持ちになります。

第一印象が良いと、人間は全てが「あばたも笑窪」状態になるんですね。


<駿河健康ランド>


<商売繁盛招き猫>


<七福神>

中に入るとホテルのような横に広がったフロントは客を待たせることなく、受け付けてくれます。

従業員の要領良い説明、キビキビした態度はさらに好感度を上げてくれます。
コンビニでもらった割引券が役に立って、1950円のところを1450円にしてもらいました。

2階に上がって、浴衣とバスタオルを受け取ってお風呂にいきます。
風呂は文句のつけようが無いくらい完璧な作りです

広い浴槽、清潔な空間。
同じ空間に幅3m、長さ15mほどの温水プールがあって、子供達がスッポンポンで楽しそうにはしゃいでいます。

常々、浴槽で子供達がプール感覚ではしゃいでいるのに不快感を持っていた文吉は、このアイデアは非常に良いと思いました。

備え付けのシャンプー、リンス、ボディシャンプーには、なんと墨が入っており、見た目は真っ黒だが効果はありそうです。

通常の湯船の他にもいろんな種類のお風呂があります。
中でも壁一杯に備長炭を貼り付けてリラクゼーション効果のあるお風呂が気に入りました。

しかし、なんと言っても眺望の良さが一番の贅沢ですね。
あいにく外は真っ暗です。
歌い文句の「露天風呂からみる駿河の海」はあまり見えませんでした。

でも、空を見上げて今日は三日月だということを始めて知りました。
東京にいたら絶対に気づかないで過ごしそうな月でした。

風呂から上がると館内の探検です。
一階はフロントと土産屋さん。奥の方には飲食店が何店かあります。
とりあえずサラッと見て上にあがります。

二階はお風呂ですね。床屋さんや垢すりのコーナーもあります。
そうそう、水着着用のプールが別にあるのにはビックリでした。

三階はリラクゼーションの設備がいくつかあります。
大広間には漫画本が棚一杯においてあり、インターネットのできるPCが3台あります。
しかし、子供達がすでに占領しており、ゲームに夢中になっていました。
こうなると文吉がPCを触るためには、この子達が寝静まるまで待つしかなさそうです。

テレビの部屋に入ると、14インチのテレビがついたフルリクライニングチェアが20個ほどならべてあり、ほとんど空席はありません。
みなさん、思い思いの番組をみながら横になっています。

無料の休憩室にはマッサージチェアが6~7台あります。
凝り性の文吉は今日も肩が凝っているので、迷わず使用しました。

機械が少し旧式なのか安いのか分かりません。
ただ、ゴリゴリとローラーが肩の周りをこねるだけであまり快適ではありません。
でも、これが全て無料で利用できるのですから。文句は言えませんね。

3階の一部と4階から11階までは客室になっており、無断では見れません。見る気もしませんけど。
12階は展望レストランがありますが、値段が高そうなので入り口で「回れ右」。

さて、探検していたらお腹が空きました。
エレベーターで一階まで降りて、和食専門店の「はま風」に入りました。

「鉄火丼と天ぷらうどんセット」1200円を注文して、窓側の席に座ります。
窓の外は海。今は暗くて、所々に浮かぶ船の明かりしか見えませんが、それでも風情が感じられます。

運ばれてきた料理は「旨い」の一言です。
量も十分あるし、なによりマグロが旨い。天ぷらも旨い。海老天の大きいこと。大満足です。


<鉄火丼と天ぷらうどん>

食後に三階の大広間に行きました。
さっきの子供達がPCの前で必死に遊んでいます。
よく見ると一人はPCの前で自前のPSP(プレイ・ステーション・ポータブル)で遊んでいます。
ちょっと切れそうになるのを押さえて、「僕~う。おじちゃんにちょっとパソコン貸してくれないかなあ」と普段使い慣れない猫なで声で話しかけました。
以外に気の良い子供で、すぐに席を代わってくれました。

PCの前に座った文吉は早速ミクシーを立ち上げて、コメントや日記のチェックをします。
なんと、ヒロPONさんから、コメントが来ております。

「明日、ツーリング予定があって時間が合えば逢いたい」との嬉しいラブコールならぬラブコメ。
早速、待ち合わせの返事を返しました。

その後は、子供達にチョコレートを配って機嫌をとってから、一番大きな子に文吉の携帯で文吉の写真を取ってもらいました。

そのデータを文吉のアドレスにメールして、PCに表示してみせると喜んでいました。
子供達って、喜びを素直に顔に出すので分かりやすいですね。

調子に乗った文吉はハンカチでコインを消すマジックをしてあげました。
これで、掴みはオッケーてか。

そうやって遊びながらPCをいじっているうちに、だんだん文吉の方が眠くなってきましたので、寝場所探しの旅にいきます。

テレビの部屋でひとつだけ空いている席を見つけました。
タオルケットを上に掛けてフルフラットに寝て、テレビをつけます。

実際にはお笑い系の番組を見ていたはずですが、いつの間にか熟睡していたようです。
トイレにいきたくなって気が付いたときにはニュースに変わっていました。

周りを見回すと、空席を探している人がおります。
今、ここを離れるとすかさず取られそうですが、トイレを我慢するのも限界があります。
仕方なく、席をはなれると案の定、その人が入り込んでいました。

無料休憩室に行くと、畳の部屋にマットを敷き詰めて10人ほどの人が眠っています。
マットとマットの隙間は約50cm。ちょっと詰めればあと二人くらいはマットを敷けそうですが。

つい立の向こうに予備のマットがあるので覗いてみると、思ったとおり2枚のマットが重ねておいてあります。
「待てよ、ここで寝ちゃえば良いじゃん。」
文吉は迷うことなく、予備のマット置き場を文吉の個室にしてしまいました。お休みなさーい。

そんな訳で、後半へ続きます。

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