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愛車は【HONDA Revel500】です。

130805九州旅行 【第三部:熊本編】

2013-08-17 | その他
今回、家庭の事情で大急ぎで長崎までやって来ましたが、事情が少し好転したので予定をもう一日伸ばして熊本まで行くことにしました。

どんな事情かは今は言えませんが、とにかく大急ぎで帰らなくても良くなったということです。
そうそう、第一部の【ハウステンボス編】で今回は3部構成にすると書いておりましたが、紙面の都合で5部構成になりましたので、あしからず。
まあ、「大は小をかねる」と申しますから、おこらないで付きあって下さいね。


2013年08月05日(月)


11:50
軍艦島から大波止の港にもどったら、妹が母と駐車場に待っていてくれました。
すぐに車に乗り込むと休む間もなく出発です。別に疲れてはいませんけど。

妹のいきつけのスタンドで満タンにしてから、長崎自動車道に乗り込みます。
意外と飛ばし屋の妹ですから、後ろに母が乗っていても時速120キロでずんずん進みます。

やがて「大村」をすぎて、「東そのぎ」を超えると佐賀県に突入します。
「嬉野」、「武雄」をこえたところでお腹も減ってきました。

12:15
「川登SA」到着。
最初の休憩地でお昼にします。



ところでみなさん、長崎の麺といえば「ちゃんぽん」、「皿うどん」と相場が決まっています。
まあ、せいぜい通のひとが「五島うどん」を思い出すかもしれませんね。
でも、忘れてはいけないのが「あごだしラーメン」です。
長崎にも名物ラーメンがあるんですよ。

妹の話ではなかでもここの「あごだしラーメン」は絶品とか。
ちなみに「あご」というのは長崎弁で「トビウオ」のことです。長崎県の北部地方では良質のトビウオがたくさん獲れます。
このトビウオでだしをとったラーメンはB級グルメファンには人気急上昇中なんですよ。



なるほど、妹が自慢するだけのことはあります。ぜひお勧めの一品でした。

ここからは妹と交代して文吉が運転します。

「鳥栖JKT」を右折して南下すると福岡県のはずれの「八女」を通って熊本県に入ります。

15:10
「南関」で高速をおります。
国道443号を走り始めると少しずつ標高が上がっていくのがわかります。

この辺は「山鹿温泉」、「菊池温泉」などと有名な温泉地がいくつもありますが、それらを通り越してさらに登ります。

16:00
白山展望所到着。
ここからは阿蘇の街が一望できますが、運転を妹にバトンタッチするだけですぐに出発します。

一気に下って、阿蘇の市街をとおりこして、さらに登り始めます。
すると、「阿蘇くじゅう国立公園」の標識とともに景色が一変しました。



街道沿いに植木をいろんな造形に仕立てた一帯を通ります。



実に快適な道が続きます。



煙を吐く阿蘇山が見えてきました。



のどかな牧場地帯も通ります。



16:00
阿蘇山展望台到着。

文吉は今までこの地へ3度来たことがあります。
しかし、3度とも雨で火口をみることができませんでした。
雨がふるとガスが発生するので、立ち入り禁止になってしまうのです。

今回、4度目の挑戦で初めて火口を観ることができました。







さて、車に戻ろうとした時です。遠くでゴロゴロと音がしてきました。
土産を売っていたおじさんがハンドスピーカー片手にガナリ出しました。

「雷が発生しています。すぐに車や避難所に避難してください~」

文吉達が車に乗り込んだ瞬間に、空からザザーと雨が降ってきました。
みるみる間に土砂降りです。
まさしく危機一髪ですね。あと10分到着が遅れていたら、また火口を見逃すところでした。

車の中で今日の宿泊地に電話します。「今、阿蘇山の頂上なので約1時間ほどでお邪魔します」

登ってきた道をまた下って、産山(ウブヤマ)温泉地区へ入ります。


18:05

産山温泉奥阿蘇の宿「やまなみ」到着。



ひなびた温泉地の中に隠れるように立っていて、つい見逃してしまいそうな小さな一軒宿です。
「日本秘湯を守る会」の会員でもあります。



宿の主人の案内で部屋に通されて、荷物を降ろすとすぐに夕食に向かいました。

囲炉裏を囲むように食事が用意されており、どれもとても美味しそうです。



右側が熊本の「赤牛の肉」、左は「馬刺し」です。



囲炉裏には「鮎の塩焼き」がさしてあります。



最後は「だご汁」と「おはぎ」でしめます。



そうそう、ここの女将さんの手作りのお漬物が約30種。バイキング形式で好きなものを好きなだけ食べられます。



お腹が膨れたので、部屋にもどって一服してからお風呂に入りました。

もちろん、温泉はとっても気持ちが良いに決まっています。
でも、お風呂については明日報告することにして、今日はここまででおやすみなさい・・・。



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6 コメント

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親孝行ですね! (slowlife)
2013-08-18 16:29:36
いいな、お母さんと阿蘇の火口を見れて、文吉さんの腰の赤い鞄、重そうで前かがみですね。つめすぎです!
熊本の馬刺し、いいですね、有名な菊池の有働肉店に直接買いに走ったこともありました。家族のほほえましい写真が一番です。
いろいろ背負うものが多い年代、ファイトで走り切りましょう。
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つめすぎ (文吉)
2013-08-19 05:52:04
Slowlifeさん
コメントありがとうございます。
文吉のバッグの中にはカメラのレンズや財布やタオルや・・・いろいろ詰め込まれています。
まるで、人生そのものですね。本当に背負うものが多い年代だと思います。
でも、まあ、なんとか乗り切るしかないですよね。


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くまモンの熊本 (公作)
2013-08-22 22:53:00
私の故郷の熊本へようこそ。
九州の県ってどの県も素晴らしい観光地ですよね。
九州の素晴らしさって関東に長く住んで気が付きました。
実家の熊本に住んでいた頃は故郷の良さなんて考えもしませんでした。
ところがその地を離れ外から眺めてみて初めて故郷の素晴らしさを実感するんですね。
毎年帰郷するたびに感じます。
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本当ですね。 (文吉)
2013-08-23 23:09:50
公作さん
コメントありがとうございます。

本当に東京で暮らしていると、故郷の良さが良くわかります。

別に東京が悪いというのではないですよ。故郷が良く見えるのです。

ふるさとの山に向かひて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな

石川の啄木君が「一握の砂」のなかで歌ったもんですけど、まさしくその通りです。

長崎の稲佐山から見る夜景はたかだか「世界三大夜景」の一つにしかすぎませんが、阿蘇山のカルデラは世界一ですもんね。

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”腹が立ってきました。” (もっちゃん)
2013-08-26 22:39:19
文吉、お疲れさん。
君がバイクで走りたいといっていた阿蘇山。
いいところですね。
あごだしラーメンに阿蘇山の火口、気持ちのいい温泉に
美味い料理。
ああ、ムカつくほど羨ましいです。腹立ってきます。
熊本の秘湯に俺もいつか浸かりたいなあ。
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腹は出ている・・・ (文吉)
2013-08-27 03:30:31
ポン吉
コメントありがとうございます。

いつかこのやまなみハイウエイをバイクで走破してみたいと思い続けて30何年。
今回はいちばんその可能性が高かっただけに、残念でなりません。

それにしても、君の腹が立とうが寝ようがどうでもいいけど、見た目で言うと、君の腹は出ています。

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