060804伊香保、野沢温泉ツーリング＜その１＞

昨日のパンクで大きく予定を変更しましたが、それはそれで充実したツーリングになりました。
温泉あり、出会いあり、イベントたくさんのツーリングになりました。
今回は長いので２部構成になります。

伊香保温泉、野沢温泉ツーリング＜その１＞


2006年8月4日（金）
昨日のパンクで大幅に予定を変更しなくてはいけません。
予定では昨日のうちに伊香保温泉まで行って一泊。新潟県柏崎市で一泊。群馬のどこかで一泊。関越で帰ってくるという三泊四日のものでした。

今回は新潟はあきらめてＧＷの時に行った野沢温泉を目指すことにしました。

14:20(14892)
ガソリン満タンで自宅を出発

14:34(14905)
川越通過
254に入りました。

14:52(14919)
254を右折して407号に入りました。
日差しが強くて暑い。メットの中は汗びっしょりになっています。
埼玉県を抜けたら水を買って頭からかぶってやると決意しました。

15:01(14926)
熊谷市に入りました。

15:10(14933)
荒川大橋を渡る。
熊谷の街中で信号待ちのときに、となりの車からオヤジさんが声をかけてきました。
「どこまで行くんかね」「今日は伊香保温泉です」「いいなあ、暑いけど頑張ってな」「ありがとうございます」
見知らぬおじさんにいきなり声を掛けられてビックリしたけど、良いオヤジだなあ。暑さを少し忘れる気持ちになりました。

15:14(14935)
熊谷市本石二丁目を左折して17号にはいり、深谷方面へ向かいます。

15:20(14937)
熊谷警察署前を右折します。

15:33-52(14946)
ファミリーマートで休憩です。
２Ｌのペットボトル「天然水」198円と小豆の入ったかき氷158円を購入。

まずは水を頭からかぶって、がぶ飲みして、バンダナを濡らして顔を拭きます。
残りは水筒に入れてもまだ余るので、そのまま後ろのネットにはさんで積んでおきます。
それからかき氷を一気に食べて出発です。
やっと人間の気分になりました。今まではほとんど水に飢えた野獣のようでした。

16:01(14949)
利根川を渡ってここからは群馬県に入ります。

16:34(14969)
伊勢崎市に入ります。

16:54(14981)
群馬県庁前を通過。

17:0714990
また利根川です。鉄でできた東橋を渡ります。
伊香保方面に向かいます。

17:15(14993)
伊香保IC前を通過。中村三叉路のＹ字を左に入ります。

17:17(14994)
渋川駅前通過

17:27(15000)
ついにSHADOW７５０が１５０００Kmのキリ番達成。記念の写真を撮りました。
SHADOW７５０を購入して１年半の達成です。ほぼ毎月1000Km近く走ったことになります。

＜１５０００Ｋm達成＞

17:40(15001)
伊香保グリーン牧場前を通過。

18:00(15006)
伊香保温泉「黄金の湯」に到着。
入場料680円。

まずはお風呂に入って、疲れを癒します。
炎天下を「半そで」で走ってきたので、両方の腕が真っ赤です。
グローブの部分と肩から上が白いのでなんともみっともない焼け方です。
いわゆる「土方焼」ですね。
お風呂に入ると少しヒリヒリします。

露天に行くと虻が飛び交っています。他のお客さん達が慌てふためいています。
壁に一匹停まったときに、文吉は濡れタオルでビシッと一撃。
お客さん達から拍手喝采がされました。「名人」の称号までいただきました。

お風呂を上がると大広間で休憩です。お茶と水は無料でセルフサービスです。
無料のＰＣの前に行くと４台中１台が故障して残り３台も他の人が使用しています。

隣のゲームコーナー（といっても間仕切りはありません）にはクレーンゲーム機が一杯あります。
一回りして、ひとつだけ「これは取れそうだ」と思ったのがキーホルダーをぶら下げているやつです。
「ひとつ、運試しをするか。」

一回目は失敗しましたが、２回目でみごとゲットしました。
要領がわかったので、欲をだしてもう一回やりましたが失敗でした。
仮面ライダーカブトのキーホルダー一つに300円かけてしまいました。

＜仮面ライダーカブト＞

お腹が空いたので、食堂へ行きました。
おさかな定食680円。秋刀魚が半身だけの定食ですが、美味しかったです。

食後にＰＣのところへ行くと1台あいていました。
早速「文吉のバイクってます」を立ち上げて、昨日の「残念無念パンクです」を書き込みました。
旅の空からのアップは初めてです。

その後もう一度お風呂に入ったら小腹が空いたので、自販機のカップヌードル200円と缶コーラ150円でごまかしました。

「映画の部屋」へ行くとハリーポッター「炎のゴブレット」を上映中でした。
この映画は一度見たことがありましたが、日本語の吹き替え版は初めてです。
見ているうちに引き込まれてしまいました。
あああ、とうとう最後まで見ちゃったよ。しかも、最初の方は見逃したのでその分も次の上映でしっかり見てしまいました。

それにしても、今日の文吉はずいぶん夜更かしです。これでは明日のツーリングに差し障りがでるなあと思っても、一向に眠気がしません。

ＰＣに戻ると、なんと、もうＮさんからコメントが届いているではないですか。
せっかくなので、お返事をさせてもらいました。

すると、急に眠気がしてきました。「映画の部屋」に行って横になったらバタンキューでした。


2006年８月５日(土）

05:15(15006)
黄金の湯を出発しました。
県道１５５を北西に進むと、東からの日差しがものすごくまぶしい。
でも、さすがに群馬県です。気温は低い。日焼け防止と安全のために長袖のジャケットを着ていますが、それでも少し寒いくらいです。

05:29(15017)
国道３５３に入りました。

05:32(15020)
中之条町に入りました。電光掲示板の温度表示は１８度。

05:42(15028)
尻焼温泉に行くときに良く立ち寄る百円ショップの前を通過しました。当然、まだ開店していません。

05:46(15033)
郷原交差点を通過。１４５号に入ります。

06:02(15050)
長野草津口駅前通過。
温度が１３度を表示しています。これは本当に寒いです。

06:17-45(15062)
道の駅「草津」で休憩します。
走っているときは寒かった身体も、ベンチで日光を浴びるとだんだん温かくなってきます。
持参のアンパンを1個食べて朝食とします。

06:50-07:15(15064)
草津湯畑に到着。
やっとお風呂に入れます。

でも、「白旗の湯」に行くと、温い方の浴槽にお湯を溜めてているところでした。
熱い方の浴槽はお湯はたっぷり溜まっていますが、とても熱くて普通の人間は入ることができません。

我慢して入った人がいましたが、５秒で茹でタコのでき上がり。一生懸命水を頭からかぶっていました。

文吉はむりせず、洗面器でお湯を汲んで肩から何回か掛けるだけにしました。

07:35(15075)
292号志賀草津道路を走っています。この道は何度通っても飽きることが無い。本当に景色の良い道です。

白根山を頂点にして群馬県と長野県をまたぎます。走りながら、何度も停めて写真を撮りたくなる衝動にかられます。

自分なりに絶景と思われるところで写真を撮っていると、通りすがりのハーレーに乗ったおじさんが声を掛けて走り去っていきました。
「今日は良い天気ですねえ」「はい」
旅の空でのこの何でもない挨拶が実に気持ちいいですねえ。

08:22(15086)
峠を越えてしばらく行くと、先ほどのハーレー氏が停まって道端に座り込んでいます。文吉もSHADOW７５０を停めて挨拶します。

ハーレーと思っていたらヤマハのXV1600でした。名前をUさんと命名します。
XVは空冷のため峠超えをすると熱ダレで動きが悪くなるそうです。これだけ大きなエンジンを付けているんだから空冷はないよね。

Uさんの今日の予定は野沢温泉→秋山郷を越えて→関越で高崎へ帰るとのこと。

文吉は野沢温泉が今日の目的地なのでそこまでご一緒することになりました。Uさんはこの道は初めてとのことなので、文吉が僭越ながら先を走らせていただきます。

途中で写真を撮り合いながら進んでいくと、丸池の近くでY字の交差点につきました。道標では右方向の「県道４７１野沢温泉」と標されていますが、文吉のナビは左方向の国道２９２を指しています。

立ち止まってUさんにどうするかたずねると、バイク用のナビを珍しがって、「そちらで行きましょう」とのこと。文吉少々不安ながらもGWに来たときも２９２を通ったので、ここはこいつの言うとおりにするか。

08:52-09:13(15112)
道の駅「北信州やまのうち」で休憩。
Uさんは蜂蜜を購入。文吉は妻への土産に「ナスと胡瓜の詰め合わせ」200円と、「しいたけ」200円を購入しました。

七瀬交差点を右折→国道２９２号

09:20(15120)
GSで給油です。
ここはセルフのGSなので先にお金を入れるわけです。
しかし、ここで文吉ちょっとしたミスをおかしてしまいました。1000円札を1枚いれて、「満タン」を選ぶつもりが「料金を優先」してしまいました。＠142円で7.04L。
満タンにはちょっと足りないので燃費の計算ができません。次回の給油時に合計して計算することにします。

Y字になっている有尾交差点を右方向→国道１１７
上野交差点右折→林道→北竜湖

09:58(15142)
北竜湖キャンプ場に到着。今日の宿泊地です。
窓口に行くと「今日は花火大会があるので、テントは花火が終わるまで張れない」とのこと。

これはある意味ラッキーです。まさか旅先で花火が見れるとは思っていませんでした。さっそく予約して400円を先払いしました。

あとはどうやって夜まで時間をつぶすかです。
とりあえずUさんと野沢温泉に行ってみることにしました。

10:15(15145)
野沢温泉到着。
コンビニのビッグマウスで休憩。ペットボトルの壮健美茶120円。
Uさんにアイスクリームをご馳走になりました。
改めてお互いに自己紹介と名刺交換。こういうところがお互いに大人ですねえ。

Uさんは昔、大きな交通事故に会い、内臓破裂で長期入院の末に勤め先を退職して現在は小さな出版社でアルバイトをされているとのこと。

せっかくの野沢温泉ですから、ひと風呂浴びに「中野の湯」（無料）へ行きました。
Uさんは「まさか温泉に入れるとは思っていなかった。気持ちいいねえ」と、すっかりご満悦です。

お風呂の後は「おみやげ処　みさと」を案内しました。文吉、GWのときの経験が活きています。ここのお土産屋さんは全品試食OK。それも半端じゃない。饅頭は丸ごと一個丸かじり。
Uさんも気に入ったみたいで、野沢菜などをお土産に買っていました。文吉は明日またここへ来ることにして、もっぱら試食にはげみました。

＜GW二泊三日の旅　その２　参照＞

楽しくご一緒させていただきましたが、Uさんとはここでお別れです。又の再開を約束してさようなら。

さて、どうやって時間をつぶそうか。せっかくだからもう一つくらいお風呂に入ろうと思い、「みさと」でいただいた観光マップを開いて一番近そうなところを探しました。

温泉街のメインストリートを少し登ったところに農協があります。そこの駐車場にSHADOW７５０を停めて「新田の湯」に行きました。

マップ上ではこの辺なのだが、それらしい建物がわかりません。通りすがりのおばさんに「にったのゆ」を尋ねると、「しんでんのゆと読みます」とのこと。
日本語って難しいですね。

実際にはすぐ目の前にありました。造りが普通の家なので気づかなかったのです。
中に入ると誰もいません。これはチャンスです。セルフタイマーで記念の写真撮影しました。

＜新田の湯＞

お湯は少し熱いけれども入れないことはない温度です。湯船はタイル張りで1.5M　x　2.5Mくらいの手前が少し丸みをおびた長方形。ああ、気持ちいいなあ。

お風呂から上がるとお腹が空きました。考えてみたら今日はまだアンパン一個とソフトクリームだけしかお腹に入れていません。

通り沿いの野沢バス停前に「池光食堂」という庶民的な店を見つけました。
中に入るとどこの町にでもあるような鄙びた食堂です。地元の人らしい家族連れがラーメンを食べていました。
文吉はさっぱり系の「塩ラーメン」700円にしました。けっこう「具たくさん」で美味しかったです。

まっすぐ北竜湖にもどるのも面白くないので野沢温泉街を一回り走ってから、117号を南下して「とがりのざわおんせん駅」を通過してブラブラしました。

13:25
セブンイレブンで休憩。
退屈な時間をつぶすためにコミック550円、お新香170円、ジャムパン105円、牛乳200ML　105円を購入。

13:36(15168)
北竜湖に到着。
湖のそばにはすでに場所取りのブルーシートがチラホラ敷いてあります。
文吉も松の木の木陰にレジャーシートを敷いて場所を確保しました。
ごろんと横になってコミックを読み終わっても、夜まではまだ時間があるので昼寝をします。

一時間くらい眠ったでしょうか。目が覚めてから売店でカルピスウオーター、アイスクリーム２個、ポテトチップスの合計５１０円を購入。
クーラーボックスに入れて花火に備えます。

19:00
廻りがだんだん暗くなってきて、人も増えてきました。すでに駐車場は一杯になっています。
とつぜん、空砲がド、ドーン、ドンと三発なって開会されます。

お偉いさんの長ったらしい挨拶の後に、オープニングを飾るのは地元の女子による和太鼓です。
東京で開かれた何とかの大会で日本一になったという触れ込みで始まりました。
中学生から高校生くらいの女の子十数人が一心不乱に敲く太鼓の音は夏の暑さを忘れてとりこにさせてしまいます。
文吉これだけで十分満足です。

20:10
花火がドーンと打ち上げられました。これから約１時間半の花火大会の始まりです。

しかし、大きな花火大会を見慣れている文吉には少しもの足りません。
三寸、四寸、五寸の花火を単発で打ち上げられても迫力がありません。
たまにスターマイン（低空で連続して打ち上げるやつ）がメインというのではちょっと寂しいですね。

＜打ち上げ花火＞

クーラーボックスの中の飲み物やお菓子類も食べ終わっているし、お腹も空いているので夜店で焼きソバ500円を購入。これは美味い。ボリュームも結構あります。

でも、花火があれじゃあ、文吉は退屈してしまいます。いつの間にか居眠りしていたようです。

大きな歓声でふっと目が覚めるとフィナーレのナイヤガラの滝になっていました。
湖の端から端まで張られたロープから流れ落ちる火の粉は壮快です。
これだけは「おお、すごい！！」と感嘆の言葉がつい出てしまいます。さぞや湖の中のお魚さんたちもビックリしていることでしょう。

花火の後はおきまりの駐車場から車の大移動です。おまわりさん、消防団、青年団が総出で交通整理をしています。

22:30
やっとほとんどの車がいなくなり、地元の若者達が後片付けをしています。
文吉は先ほど花火を観ていた場所の近くにテントをはってキャンプの始まりです。

でも、疲れといつもの早寝の習慣からすぐに寝てしまいました。
本当は、今夜のメインディッシュはレトルトカレーの予定でしたが、お腹も減っていないし・・・

＜その２＞に続く。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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最近は５１－１５０位のところに出没しているようです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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