私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

いきおい

2017年12月06日 19時34分26秒 | 過食症
通常状態32日目。

今日もまた危なかった。

昼食を終えたあと、そのままピーナツを過食しそうになる。

いわゆる「切り離し作業」の失敗による崩壊パターン。

このとき、ある種の「勢い」というものがある。

ゆっくりジワジワというケースも過去にはあったが、今日の場合は勢いを感じた。

その「勢い」にのらせないというのが重要だと思う。

落ち着いてしまえば案外なんてこともなかったりする。

何らかの作業をしたり深呼吸したり。

そうやって勢いを押し殺す。

綱引き

2017年12月03日 10時45分38秒 | 過食症
通常状態29日目。

昨日はかなり危なかった。

前回の通常状態は25日目に崩壊しました。

なので今回もその日は警戒していました。

ただ今回の25日目は、派遣のアルバイトの予定が入っています。

家でやることも無く過ごすよりも安定していられる。

その次の26日目もアルバイトだから、たぶん大丈夫。

問題は27日目、その日は休みです。

だからひょっとしたら危ないかも。

で、その27日目をどう過ごしたか。

その日、午前中に創価学会の財務の振り込みをしに家を出て、そのついでにスーパーに寄ったら若鳥の手羽元が100g36円と安かったので買うことにしました。

骨があるため廃棄率は高く、実際に食べられる部分で換算すると実質のグラム当たりはもっと高くなるんでしょうが、それでも305円でたくさん食べることができました。

いつもとは違う食事です。

普段の通常メニューでは一日の摂取カロリーは900前後ですが、この日は1500カロリーほど食べました。

チートデイってやつでしょうか。

それに、散々バイトで体を酷使したし、これくらい食べたっていいだろう。

通常メニューから逸脱したのに、意外と崩壊せずに冷静に過ごせました。

カロリーやタンパク質・脂質・炭水化物の摂取量を自分で把握できているので安心だったんでしょう。

普段摂らない脂質をたくさん食べたからでしょうか、胃のあたりが過食したときの感覚に近くなりました。

一瞬ちょっとだけ引きずり込まれそうになる。

そうして迎えた翌28日目の昨日、かなり際どいところまで追い込まれました。

夕食の後、そのまま過食へと崩壊しそうになる。

鎖に繋がれた犬が暴れ出そうとする。

それをグッと押さえつける。

綱引きをしているイメージ。

向こうの力に負けない力で綱を引いて暴走を防ぐ。

向こうもずっとは暴れていられないから、いずれおとなしくなる。

過食という餌を与えずにいればいつかは死んでくれる。

そうなればいいんですが、つぎに暴れ出すときは今よりもずっと強い力で暴れ出す可能性だってある。

今日は無事に終えられるだろうか。