私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

近況報告

2016年08月25日 20時12分57秒 | 過食症
通常状態32日目。

先週の木曜日に創価学会の活動も再開しました。

9月の末に教学試験2級が実施されるのですが、私も対象者の一人のはずです。

申込期間はとっくに終了しているのですが、活動に参加していなかった私はどうなっているのだろうか。

そんな不安もあって活動を再開させました。

男子部の人に確認してみると、そろそろ復活するだろうと思って私の分も申し込んでくれていたようです。

安心しました。


そんなこんなで、調子はぼちぼちってところでしょうか。

「倫理という力」 前田英樹

2016年08月14日 07時25分35秒 | 読書感想
この本はずいぶん前、それこそ病気になる前に買った本です。

10年近く前、まだ二十歳前後のころです。

当時は、よくわからず最初の数ページをチョロっと読んだだけでした。

改めて最後まで読んでみて、やはりよくわかりません。

これは筆者の説明の仕方が下手なのか、私の理解力が乏しいのか、はたまた倫理というものがそもそも言葉で説明することのできないものなのか。

本文の中にも「人を道徳的に振る舞わせる力は、理論とは別のところにある」とあります。

これは言い換えれば、言葉で道徳を説くことはできないともいえます。

ではかつての仏陀やイエスはどうしたか。

本文では「彼らは、ただ端的にある行動をやってみせた」とあります。

そうなってくると、倫理や道徳に関して書籍から学ぼうとすることに、どれほどの意味があるのかしら。

「ガール」 奥田英朗

2016年08月08日 06時57分34秒 | 読書感想
久しぶりの読書です。

およそ一年ぶりでしょうか。

この本自体も去年の秋ごろに買ったものだと思います。

内容は会社勤めの三十代女性を主人公にした短編小説集で、描かれているのがあまりにも現実的な世界過ぎて非社会的な生活を送っている私には眩しすぎて読めず手つかずになっていました。

読んでいて心苦しいのは今でも同じですが、小説としてはおもしろいとおもいます。

興味深いのは作者が男性という点です。

男性がおもう女性の価値観が描かれているんでしょうか。

それともリアルな女性の感覚なのか。

そのへん女性読者はどう感じているのか、少し気になるところです。

目覚めの感覚

2016年08月07日 13時12分24秒 | 過食症
通常状態14日目。

長らく崩壊状態だったとき、朝起きると目覚めとともに陰鬱な気分になる。

現実が重くのしかかってくる感じでしょうか。

打って変わって夜睡魔に襲われると心地よい気分になる。

現実逃避できる喜びでしょうか。

通常状態になるとこれがむしろ逆になるような気がする。

朝起きると気分は少し高揚している。

希望の朝が来たって感じでしょうか。

夜寝るとき、今日一日を懸命に生きただろうかと自問自答する…、なんてことはありませんがね。


それにしてもやっぱり、目覚めたときの感覚が通常状態と崩壊状態とでは大きく違う。