![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ab/3da8a4625f7929df68097a33917f3c50.jpg)
米時間1月24日に第84回アカデミー賞ノミネートが発表になりました。発表したのはアカデミー会長のトム・シェラックと若手注目株のジェニファー・ローレンス。いやはや、驚きました。私は助演男優賞になんとかマックス・フォン・シドーが入ってほしいと思いつつも、その可能性は極めて低いと思っていたので、名前が呼ばれたときは思わず胸がいっぱいに。しかも、作品賞の最後に"Extremely Loud & Incredibly Close"と発表されたときはものすごく驚きました、正直なところ。今年はアルファベット順ではなく、ノミネート数も5~10の間とは分かっていたものの、9作品というのはほとんどのアワード・ウォッチャーが予測していなかったと思います。ツイッター上では散々言われてますが、それでも作品賞ノミネートおめでとう! これでサンディーのプレゼンターの可能性が出てきたかな。それともトム・ハンクスのほうでしょうか・・・。
私がもうひとつ淡く期待していた作曲賞はノミネートを逃しました。ほかにサプライズというと、アニメ部門でスピルバーグ監督の「タンタン」がノミネートされなかったこととか、いくつかあるようです。
主な部門のノミネートは以下のとおりです。
http://www.oscars.org/awards/academyawards/84/nominees.html
作品賞
アーティスト The Artist
ファミリー・ツリー The Descendants
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Extremely Loud & Incredibly Close
ヘルプ 心がつなぐストーリー The Help
ヒューゴの不思議な発明 Hugo
ミッドナイト・イン・パリ Midnight in Paris
マネーボール Moneyball
ツリー・オブ・ライフ The Tree of Life
戦火の馬 The War Horse
監督賞
ミシェル・アザナヴィシウス(アーティスト)
アレクサンダー・ペイン(ファミリー・ツリー)
マーティン・スコセッシ(ヒューゴの不思議な発明)
ウディ・アレン(ミッドナイト・イン・パリ)
テレンス・マリック(ツリー・オブ・ライフ)
主演女優賞
グレン・クローズ(アルバート・ノッブス)
ヴァイオラ・デイヴィス(ヘルプ)
ルーニー・マーラ(ドラゴン・タトゥーの女)
メリル・ストリープ(マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙)
ミシェル・ウィリアムズ(マリリン 7日間の恋)
主演男優賞
デミアン・ビチル(A Better Life)
ジョージ・クルーニー(ファミリー・ツリー)
ジャン・デュジャルダン(アーティスト)
ゲイリー・オールドマン(裏切りのサーカス)
ブラッド・ピット(マネーボール)
助演女優賞
ベレニス・ベジョ(アーティスト)
ジェシカ・チャスティン(ヘルプ)
メリッサ・マッカーシー(Bridesmaids)
ジャネット・マクティア(アルバート・ノッブス)
オクタヴィア・スペンサー(ヘルプ)
助演男優賞
ケネス・ブラナー(マリリン 7日間の恋)
ジョナ・ヒル(マネーボール)
ニック・ノルティ(Warrior)
クリストファー・プラマー(人生はビギナーズ)
マックス・フォン・シドー(ものすごくうるさくて、ありえないほど近い)
授賞式は米時間2月26日です。(日本時間2月27日:WOWOWで生放送)
UPDATE: 2012年2月7日 - ノミニー・ランチ
米時間2月6日に、恒例のノミネートされた人々に認定書を渡す昼食会が開かれました。今年はライブ・ストリーミングはなかったみたいです。俳優部門では、ジェシカ・チャスティンとクリストファー・プラマー以外の18人が出席。マックス・フォン・シドーは認定書を受け取る際に、一番大きな拍手をもらったそうですが、おそらく出席者の中で最高齢でしょうから、当然でしょうね。
(以下、写真のコメントは私の想像です。)
Class of 2011 - アルファベット順に名前が呼ばれます。「座れてよかった」by マックス
ベスト・ルッキング・アクターズ
最近、毎日取材を受けさせられてちょっとくたびれたな by マックス・フォン・シドー
アメリカ人ってこういうことが好きね。ハリウッドでは新人でも最前列ゲット。by ベレニス・ベジョ
女王メリル「その前髪は自分の好み?」
ルーニー「・・・」
Dだから早く済むと思ったのに、もう飽きてきたわ。とりあえずピンクで目立つはず。by ヴァイオラ
女王メリル「アンジェリーナはどうしたの?」
ブラピ「ベビーシッターが3人、インフルエンザで倒れて」
ジャン 「ジョージ、ラブ (僕はセザール賞もらうからいいんだ)」
ジョージ 「俺についてくればハリウッドは大丈夫。(なんで毎回邪魔がはいるんだろう・・・)」
助演男優賞はある程度期待はしていましたが、まさかの作品賞候補入り( ´ ▽ ` )ノ!
事前の批評を考えると幸せの隠れ場所のノミネート以上にびっくりですねー!
賛否両論の作品。
ますます自分がどんな感想をもつのか楽しみです。
フラットな気分で公開を待ちますo(^▽^)o
ほんっとに驚きました。
アメリカの批評家たちには早速ひどいことをいろいろ言われてます(苦笑)。
プロデューサーのスコット・ルーディンの影響力とも、監督のスティーブン・ダルドリーの人気とも言われていますが、ルーディンは「ドラゴン・タトゥーの女」のノミネートを逃したので、複雑かもしれませんね。
サンディーは、「“伝説”と会うことができたわ。彼のような伝説的名優は、その素晴らしさをことさら強調する必要がないの。彼らはその瞬間をただ包み込んでいる」と言っています。共演場面がないのが残念ですね。
http://www.goldderby.com/films/news/2501/a-closer-look-max-von-sydow-in-'extremely-loud-and-incredibly-close'.html
オスカー好みの演技には「見せ場!」みたいな場面がある役もありますけどマックスの場合もそんな場面があるのかな?
やはり全編を通してみないと
過去最高齢の助演男優賞ノミネート。
彼の出演作は見たことが無いので来週の公開が楽しみです!!
ってか楓さんの感想も相当楽しみ
でも、すごい、と思う場面はありました。
私の感想、その1に続くその2は、どうしても内容に触れずにはいられないので、やっぱり公開後かなあ、と思っています。
104さんの感想も楽しみ!
今、電車内なので堪えてますが、自宅で見てたらニヤニヤしてると思います(笑)
特にスキなのは、メリルとブラピ。
大家族のブラピを心配して、メリルはほんとに言ってそう(^_^;)
150人以上の出席者で、ヒールで立ったまま待たされる女性陣はお気の毒です。
賞レースを追いかけるのはつくづく疲れるので、今年も気楽でいいですが、こういうイベントを見ると、サンディーも加わっていればなあとちょっと残念。