ひとりごと

日々様々なことをのんびりと書き綴ります。
時々、スケオタになることも・・・
コーヒーと読書と空を見るのが大好きです。

能登さん②

2016年04月11日 | 日記

フィギュアスケーターの信頼を得ているからこその笑顔を撮ることができる能登さん。

いったいどうやって信頼を得たのでしょうか?

そこには能登さんの撮影にかんするこだわりがあったからかなぁと感じています。

ひとつはジャンプの写真を撮らない、

スピンの写真はぼかす

試合前には顔見知りの選手であっても声をかけない

現役選手とは距離を保っている

 

こういったひとつひとつの積み重ねが信頼につながっているのかもしれません。

フィギュアスケートのジャンプをしている時は厳しい顔をしていることが多いのですが、それはきっと多くの人に見られたくはないだろうと。

そしてフィギュアスケートを知らない人がみても、きれいだなぁと思ってもらえるような写真を残したいとおっしゃってました。

お人柄プラス気遣い

嫌がることをしない

こうした積み重ねが信頼につながり、良い表情をしてくれるから良い写真になる、

なんだかいい循環ですね

 

あやかりたいものです。。。

 

 


能登直さんの講演会

2016年04月11日 | 日記

NHK文化センターさんで開催された、仙台在住のフォトグラファー「能登直」さんの講演会を聞いてきました。

フィギュアスケーターの写真を見ていると、ああ、きれいだなぁと思う写真はほとんど能登さんだったということもあり、大変楽しみにしておりました。

会場は100名くらいいたような気がします。

試合での写真の撮り方やアイスショー、練習での撮り方の違いをお話してくださいました。

国内と海外では若干ポジション取りに違いがあるようで、抽選からもれるとちょっと残念なポジションになったりするとのことでした。

が、能登さんは人と違ったアングルから良いショットが取れたりするので、あえて人気のない場所を選ぶこともあるのだそうです。

 

海外試合に行くのには雑誌協会からパスをいただくそうで、このパスがない時は客席から撮るしかないのだとおっしゃってました。

羽生選手の写真が多かったのですが、現役選手の写真も多数みせていただきました。

羽生選手以外で印象に残ったのが、宇野昌麿選手

真っ白いレースのブラウスのような衣装を着て、ドアップで微笑んでいる写真の素敵さったら

とってもかわいかったです。

ジュニアでは、本田真凛ちゃんがやっぱりレンズ越しにでも魅力があって、撮りやすいのだそうです。

自分をわかってるから、というようなこともおっしゃってました。

真央ちゃんはTVでみるより写真のほうがずっと細かったです。

 

雑誌用の写真撮影が多いので、被写体を真ん中に よりも、空間を開けて

文字をいれやすいようにと常に気を使っているそうです。

また、インタビュー中の撮影の時間はとても短時間のことが多いそうで苦労されてるようでした。

スポルティーバの表紙に採用されたこの写真も1分間というわずかな時間の中で撮影したものだそうです。

当初、正面から撮った写真をと思ったそうなのですが、あまりに頬が細くなっていて、モノクロにしたのだそうですが、

結果として横からの笑顔の写真が採用されたそうで、こちらで良かったなと思いました。

それほどに見せていただいた写真は頬が細かったです。

 

多くの写真を見せていただいたのですが、他の選手がインタビューされている間の、少しうつむき加減の表情がなんとも切なかったです。

けど、2日後には「ふっきれたよ」と本人が言ってたそうで、ここからまた強くなるのでしょうね。ガンバレー

 

今回の講演会で気づいたことは、失敗だとか、くじ運が悪く変な場所にポジショニングされたとか

願い通りにいかないことって多いと思うのですが、

それでもそうだったからこそ良いこともあったという出来事があるのだということ。

意味のない回り道はないのかもしれません。

回り道も楽しんでいければよいですね。

能登さん ありがとうございました♪

帰りに猛ダッシュしている能登さんをおみかけしました。

フィギュアの人気とともに能登さんもお忙しくなられているのですね。