お疲れさまです
今日は朝から模様でしたね
こんな日が、会社内でデスクワークに集中
と思っていたら、朝一番でお客様から電話があり
所有されている建物が車の事故で、破損したので早急に 見て欲しいというので、
急行してきました
すぐに大工さんを連れて、応急手当してきました
さて、今回は弊社の標準仕様である『外張り断熱』について お話していきたいと思います。
今回はその中でも、屋根・天井の断熱に関することを
最近では、吹付断熱を採用する工務店やビルダーさんも増えましたね
一般的には、天井の上部に断熱材を敷き詰める施工法がまだ多いと思います。
天井断熱は天井面積分だけを断熱すればよいので、面積も小さく平面なので、 施工は簡単です。
小屋裏部分には、外気が入ってくるので、屋外の扱いとなり
最も一般的なグラスウール(繊維系断熱材)を使う場合は、 断熱材の内部に結露が
発生しないような防湿処理と丁寧な施工が必要です。
その施工性によっては、気密性・断熱性が大きく変わります。
屋根裏にたまった熱がこもらないようにしっかりとした排出排熱対策が重要になります。
それに対して、屋根面で断熱する屋根外断熱は、屋根勾配なりに断熱材を
外張りして断熱工事をするので、小屋裏空間は断熱材の内部となり、
1F,2Fの室内と同じような環境になるので、空間を有効に使うことが可能になります
しかし、施工に慣れていないと手間がかかるので工事費が高くなることや
施工不良によっては結露の発生を呼び起こすこともあります。
でも、メリットとしては小屋裏をロフト(屋根裏部屋)や物置として有効利用できるし
屋根を支える小屋束を含めて躯体をすっぽりと屋根から外張り断熱することによって
長期にわたり構造躯体を長持ちさせることが出来ることにあると思います。
きちんと屋根面で外断熱し、断熱材と野地板の間に通気層をシッカリ確保して、
熱せられた屋根面からの熱を効率よく排熱する構造にすることが重要です。
夏の暑さ対策として、一般論としては天井断熱より屋根断熱のほうが効果が
絶対にあるんですから
弊社では、外張り断熱で施工を始めて11年目に入りました
写真は、先日、上棟を終えたばかりの現場から
是非、マイホームを建てたい、断熱リフォームを検討している方、しっかりと検討したほうが
良いと思います
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