我が手の中にある 桃色の凝り
掴めず しかし 離れず
亡くした物に思いを馳せる「行為」を
あざ笑うかのように
そこに「在る」
仕方がなかった とは言え 手放すことを 決めたのは 己れ だ
代わりに得た 桃色の...
かえって 虚しさの仔を 増長させるだけなのだ
忍ぶ想いに 秋の手のひらを 頬に感じる
秋が 我が背を 抱き留めている
掴めず しかし 離れず
亡くした物に思いを馳せる「行為」を
あざ笑うかのように
そこに「在る」
仕方がなかった とは言え 手放すことを 決めたのは 己れ だ
代わりに得た 桃色の...
かえって 虚しさの仔を 増長させるだけなのだ
忍ぶ想いに 秋の手のひらを 頬に感じる
秋が 我が背を 抱き留めている
比喩に隠された、本質をあれこれ想像しています。
けっこう好きなので、また読ませてください。
想像八割、体験二割の詩ですが、読んでくれる人たちのためにも修練して書きます(汗)