ぐうたらさせてよ!(安寝の日記)

日常/演劇/宝塚/SMAP

単調になったらお仕舞いだ。

炎と舞踏。

2004年12月25日 23時41分47秒 | 何か詩でも書いてみようか
見えないのか

見えないのか

眼前に迫る 燃え盛る火を

見えているはずだ

ほら 炎の熱が お前の肌を灼く

お前の目を 髪を 色鮮やかに炙っているではないか

炎は 紅くなり 蒼くなり

その身を踊らせて そう 死の舞踏だ

恐怖のピルエットとともに

お前に近づいていく

目を瞑るな 見なければならない

お前の睫毛が 幾たび 怯えの露に 濡れようと

瞬く間に 炎は その熱い腕で 乾かすだろう

目を瞑ってはいけない!

広げた 炎の腕に抱かれ 踊らねばならない

怯惰の心すら打ち砕く 最高のパートナーに

リードされ お前は 泣くとも笑うともつかぬ声を上げる

目を瞑るな

まだ それは遠く 対岸から 見守るだけだが

確実に お前は 踊らねばならない

今はまだ 川面を紅く 照らす炎と…




…大丈夫か、自分。ボードレール風。

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