【北京＝五十嵐文】中国新疆ウイグル自治区のニュースサイト「天山網」によると、同区トップの張春賢・共産党委員会書記（党政治局員）は１６～１７日、区都ウルムチで同党委の会議に出席し、「反テロ、治安対策をしっかり行う」よう指示した。
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同区カシュガルでは１６日、派出所が襲撃され、警察関係者２人と襲撃犯９人の計１１人が死亡した事件も発生しており、現地の警察官増員など治安対策をいっそう強化する構えだ。
また、党機関紙・人民日報系の「環球時報」は１８日付の社説で事件を取り上げ、「新疆ウイグル自治区の警察隊をいっそう増加すべきだ」と主張。特にテロなどに対処する特別警察には、多数派の漢族だけでなく、現地の事情や文化に通じたイスラム系少数民族ウイグル族の比率を増やすことなどを提唱した。
（2013年11月18日22時20分
読売新聞）
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