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「強気」戻った稀勢の里、横綱・大関戦が見せ所

2012-03-22 01:23:03 | 日記

鶴竜(中央奥)を押し出しで下した稀勢の里=近藤誠撮影
 大相撲春場所8日目(18日・大阪府立体育会館)――既に3敗の稀勢の里が無傷で走る鶴竜を引きずり下ろした。
 「ようやくつかんできました」。圧勝後は土俵の上で、どうだと言わんばかりの顔。好調時の強気な態度も戻ってきた。
 鶴竜には4連勝中で、自信もあったのだろう。頭でガツンと来た相手の上体を左から絞り上げるようなおっつけで浮き上がらせ、右のど輪でのけぞらせた。パワー全開の攻めには好調の関脇も、お手上げだ。最後は胸をドンと突き、土俵下に吹っ飛ばした。
 序盤戦は「自分の体じゃないみたいで変な感じだった」という。横綱、大関戦を前に気持ちと体がかみ合ってきたのは救いだが、結果的に、横綱の単独トップをアシスト。北の湖理事長(元横綱)は「(賜杯が)白鵬に近寄ってきたように見える」とつぶやいた。
 だが、ここからが存在感の見せ所だ。「消えかかっていましたから」と大関自身も、ここまでの、ふがいない成績には悔いを残している。優勝争いから置いて行かれはしたが、横綱の独走に待ったを掛けるのは、大関の務め。そして、7連敗中の把瑠都を倒すという大きな宿題もある。主役になり損なった大関2場所目。後半戦を盛り上げるためにも、まだまだやることがある。(向井太)
(2012年3月18日21時57分
読売新聞)


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