ミニゲームで競り合う本田(後方はザッケローニ監督)
サッカー・キリンカップのチェコ戦を7日に控える日本代表は5日、試合会場の横浜国際総合競技場で、ザッケローニ監督がこだわりを持つ3―4―3システムの練習に時間を費やした。
ボランチ、サイドハーフ、FWが連係してサイドを崩し、逆サイドのFWを走らせる形を確認。指揮官はプレーごとに選手へ位置取りや動き方について指示を出す細かさで、その後も4バックに対する3バック側の攻撃練習を繰り返した。
さらに、3バック布陣でボールを奪われてカウンター攻撃を浴びた際の守備にも取り組んだ。細部にわたる指導に対し、一部選手に戸惑いの表情も。位置取りや相手のマークについて選手が質問する場面もあった。
本田(CSKAモスクワ)は、「新しいことを始めたばかりで難しいことはたくさんあるが、前向きに考えている。前に3人残っている分、いい形で球が取れれば、いい攻撃ができる」と話した。
(2011年6月5日22時15分
読売新聞)
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