権威に弱い人というのも個性なのでした

科学的だったり論理的だったりすると、
ぐっと信用してしまう私。

対して父は、
権威のある人の言うことだと、
無批判に受け入れる人でした。
それをあたかも自分の意見のように言うのです。

そんな父を馬鹿にしていました。
自分では何も考えず、
偉い人の言うことなら、
どんなおかしなことも信じるのか
って。
論理的に破綻してることでもか
って。

それが、最近、
友人の一人が同じパターンなことに気づいてしまいました。
やはり私は、そんな彼女を受け入れられません。

でも、
よくよく考えると、
権威のある人というのは、
部分的にでも成功者です。
だから、
そういう人の言うことを信じるのは、
戦略としては悪くありません。

むしろ、
私のようにグダグダ考えるより、
よほど上手くいくでしょうし、
なにより、多数派の意見を取り入れる方が、
いいことが多いでしょう。
そもそも、人と話すとき伝えやすいです。

本当は、そんな理屈なんかどうでもよくて、
何を根拠になら信じられるかという、
その人のパーソナリティの問題だから、
自分と違うタイプだからといって、
否定したりするものではありませんでした。

お父さん、ごめんね。