セカイの周縁

世界の中心から遠く離れた縁っこで、細々と生きている―そんな日常の中でアンテナにひっかかったモノゴトを。

海猿 第7話

2005-08-17 01:23:28 | ドラマ
もう7話…

最近、火曜の夜は仕事をしていることが多いので、
「海猿」は録画したまま消化できてないのが2話分ある。

今夜は、野球が何時に終了したかチェックし損ねたので、
毎回リアルタイムで観ている「がんばっていきまっしょい」の
開始時間を確認するために、「海猿」をつけっ放しにして、
BGMとして音だけ聞いていた。

すると、最後の方で、深い人間ドラマが展開されていたので、
思わず目が画面に釘づけになってしまった。

今回は、「ながれ」と不審船が砲撃戦となり、不審船は爆発沈没。
砲撃手であった池澤と大輔はそのことで罪悪感にさいなまれる。

「俺は、人を殺したんだ。……人を助けたくて海上保安官になったのに。
……環菜はこんな奴とつきあっちゃいけないんだ。今までありがとう。」

そう言って、雨の中、立ち去る大輔。
環菜もまた、雨に打たれながら、大輔の後を追う。
「一緒にいよ。私が支えになるから。何があっても、大輔くんを支えるから。」

大輔の体験していることは、環菜にとっても手に余るものだ。
それにも関わらず、彼を「支える」というのは、
やはり彼への愛と、彼女自身よほどの覚悟がないといえない言葉だと思う。

一方、妻の尚子に対して
「この手でおまえのお腹にはさわれない」と沈痛な表情で語る池澤。
そんな彼の手をそっと握る尚子。
「何があっても、あなたはあなたよ。」

このセリフがまたいいんだよねぇ!すごい包容力。

そして、彼の手を自分のお腹に当てる。
「この子のパパなんだから。」

うる~~~っっっ

ダメだ、B'Zの「OCEAN」にもヤラレる~!
CD借りにレンタルショップに走りそう。

しかし、次回予告で池澤が撃たれて倒れ、
血まみれになった彼の手を握りしめながら大輔が
「死ぬな、池澤さん!」と叫ぶ、そんな緊迫したシーンの直後に、
あのなごやか過ぎるCDプレゼントの1コマはないだろう…
もっと前後のつながりを考えてほしい。