セカイの周縁

世界の中心から遠く離れた縁っこで、細々と生きている―そんな日常の中でアンテナにひっかかったモノゴトを。

夕方。

2006-06-30 20:31:37 | さんぽ


TVで引っ張りダコのカルガモ親子を近所の川で発見。



紫陽花の群れにぽつりと紅一点



鋭い目つきだけど近づいても逃げなかった。

医龍 LAST KARTE

2006-06-30 19:19:21 | ドラマ
圧巻の最終回。

朝田(坂口憲二)率いるバチスタチームは、
体内の臓器や器官の位置が全て左右逆に位置する「完全内臓逆位」の上、
単一冠動脈を併発している生後9カ月の赤ちゃんにバチスタ手術を開始する。

ところが開胸してみると、冠動脈瘤もあることが発覚。
「このままオペをすれば、急性心筋梗塞でこの子は死亡する」
と加藤(稲盛いずみ)は手術の中止を告げるが、
「神の手」の持ち主、朝田はオペ続行を宣言する。
直径1ミリに満たない細い血管を、顕微鏡を使わずに吻合するという
神業的なバイパス手術をやってのける。

途中、弁形成術を加藤、伊集院(小池徹平)に任せて、
隣室の霧島(北村一輝)の心破裂のオペもこなし、再度バチスタチームに戻り、
心臓の冠動脈に沿った部分を心筋の繊維に沿って切開。
心筋を二重に重ねて縫合することにより心臓を正常なサイズに形成するという、
これまでにない新しいバチスタ手術を行って見事成功する。

最難関の手術を最後に持ってきて、最終回にふさわしい盛り上がりを
見せてくれた。

このドラマは毎回手術シーンが見もので、
手術室の医療器具や血まみれの心臓、スピーディな手術進行など
全てがリアリティにあふれていて見ごたえがあった。

シロウトにはわかりづらい病態や手術について、
図解や登場人物のセリフによってわかりやすく伝え、
朝田の技術の素晴らしさもまた、登場人物によって効果的に語らせるところが
ウマイ。

ドラマ開始当初、朝田が手術のイメージトレーニングをするシーンで
「なんで上半身ハダカ?」と笑っちゃったり、
いかにも劇画的でカッコつけ過ぎ!と思うシーンもなくはなかったが、
毎回、緊迫感と臨場感があった。脚本も演出もよかったと思う。

朝田という一人の天才外科医にスポットを当てるだけでなく、
それぞれの専門分野での最高の人材を発掘、育成してチームを形成し、
皆で一丸となって人命を救うという設定もよかった。

まだ新人で技術も未熟で、病院内の派閥抗争にもとまどい、
自分に自信のなかった伊集院が、最後は
「弁形成術の助手を務める自信がある」と朝田にきっぱり言えるまでに成長した。

朝田が目標を失い腐ってたとき、
常にそばにいて朝田を励ましていたミキ(水川あさみ)。
外科医不信だった内科医の藤吉(佐々木蔵之介)。
新薬開発のデータ改ざんに関わり、心がすさんでいた
麻酔医・荒瀬(阿部サダヲ)。
最初はバチスタ論文を書き上げて教授に昇格する野心しか
持っていなかった加藤。

一人ひとりにドラマがあった。
そんな彼らが朝田の元に終結し、それぞれの持てる能力を最大限に発揮して、
最高のバチスタチームを作り上げた。

他にも、胸部心臓外科に君臨する野心家の野口教授(岸部一徳)や、
最後、霧島のオペに朝田の助手として名乗りを上げた
ERの鬼頭教授(夏木マリ)、
朝田のライバル・霧島など、登場人物のキャラクター設定が皆しっかりしていて、
それぞれの人物に存在感があった。
役者を上手に使っていたし、彼らがまたいい演技を見せてくれたと思う。

場面場面を盛り上げるサウンドもよかった。
今シーズンのドラマはひと通り目を通したが、
これが唯一、大人の鑑賞に堪えるドラマだったと思う。
素晴らしかった

ドラマの評価 ★★★★★(完璧

110番。

2006-06-23 21:22:59 | よもやま
私は最近、生まれて初めて110番通報なるものをした。

ワンコール待ちすることもなく、即つながって
「こちら警察です。事件ですか事故ですか?」と尋ねられる。
独特の緊迫感。こちらも一瞬緊張する。

某日午後3時45分頃、近くの古書店に出かけようと、
自転車置き場に向かった私がそこで見たものは…
サドルと、座席の高さを調節するハンドル、自転車のストッパーの付け根のネジ
などが抜き取られた、自分の自転車の異様な姿だった。
しかも、抜き取られた部品は全部、自転車の周りに転がっている様子。


現場の状況

サドルを拾い上げようとする母親に
「指紋採取するかもしれないから、現場はそのままにしてさわらないで」
と注意する私。完全に、刑事ドラマのノリである。

悪質ないたずら(「いたずら」とは警察が使っていた言葉で、
私はそんな生やさしい言葉で呼びたくない。
自分にとってはれっきとした「犯罪」だ。
刑法上、犯罪とは呼べないのかもしれないが)に対する憤りと、
他の人にも被害が及ぶといけないと思う気持ちで、
とにかく警察には通報しておいたほうがいいのではないかと思い、
町内会長さんとも相談して通報した。

自転車は2週間ほど乗ってなかったから、いつやられたかわからないし、
ちょうど自転車の真上に電灯がついているので、夜中にでもやられたかな…
と思っていたら、犯行現場の目撃者がいた。隣人である。

その朝11時過ぎ、私たち家族が買物のため車で駐車場を出ようとしたとき、
ちょうど入れ違いで車で戻ってきた隣人が、家に戻った直後、
窓から偶然見かけたらしい。

中学生から高校生くらいの少年らしき人物が、ちょうど私が駐輪していたあたりの
自転車を解体していた。
それを見た隣人は、てっきり自分の自転車を修理してるものと思い、
でもめずらしいなと思ったのと、平日のそんな時間に学生がいるのを
ちょっと不審に思ったという。

私たちが外出してからほんの30分ばかり。
誰が通りかかるともわからない自転車置き場で、白昼堂々の犯行である。
少年の「いたずら」にしては、ふてぶてしい、という感がぬぐえない。

通報後しばらくしてから訪れた警官は、フツーに素手でサドルを拾い上げ、
はめ込み始めた。
「指紋は取らないんですか?」と尋ねたら、
「前科がないと指紋の記録は残ってないし、
未成年者の場合はほとんど残ってない」とのこと。

「なんで自分がここまでやらないかん」とボヤキながらも警官は、
自転車の部品を元通り(ネジ一つ残して)組み立ててくれた。
そして、隣人の目撃調書を取った後、
「こちらも気をつけてパトロールしますが、周囲の人にもこういうことがあった
と注意を促すお知らせをしてください」と、町内会長さんにいい残して
立ち去った。

この一連の出来事で私が思ったのは、つきとめようと思えば
犯人はつきとめられなくはないのではないかということ。

自転車置き場は外部からは見えにくい位置にあるので、
犯人は内部(集合住宅)かその近隣に住んでいる可能性が高い。

このあたりの町内の中高生が通う中学・高校に問い合わせて、
当日欠席した生徒を確認し、その中から近隣の住所に該当する男子学生を
探せば、案外容易に割り出せそうな気がする。
目撃者がいるし、サドルやネジから指紋を取って照合すれば物的証拠にもなる。
法的に罰することはできなくても、お灸をすえることぐらいはできそうな気がする。

でも、そこまでする人的・経済的余裕が警察にはないということなのだろう。
殺人や強盗の方が最優先だから、物さえ盗られていない、
こんないやがらせ程度の出来事にまで細かく対応していられないのだろう。

でも、盗られていないからこそ、不気味さは残る。

以前10年以上住んでいた集合住宅で一度、
自転車のベルを盗られたことはあった。
今回もサドルを持ってかれたりしてたら、腹は立つが、
窃盗だということで気持ちにケリはつくはずだった。

しかし、部品をはずして―しかも工具を使わないとはずせないネジまではずして、
そのまま放置していくという、このような行為にいたる動機とは何なのだろう?
単なる腹立ち紛れの憂さ晴らしなら、自転車蹴っ飛ばすなり壊すなりするだろう。
わざわざ工具を使ってネジをはずす、その冷静さと情熱が不気味である

あ~~~(-_-;)

2006-06-18 23:54:31 | よもやま
最初から最後までシンドイ試合だったぁ…
対クロアチア戦はいつも厳しいねぇ…

まぁ、でも最後の最後まで、どちらの国の選手もよく守り抜いた、かな。

世界のひのき舞台に立つと、やはり中田は頼りになるなぁ。
ゴールに向けたガッツあるプレーを、たくさん見せてもらった。
中村のボールコントロールの技術も、見てて安心できる。

日本の命運の行方は、ブラジル戦まで持ち越しかぁ…
引っ張るねぇ、最後まで

Gの嵐!

2006-06-15 22:16:02 | 
「腹話術と三味線の複合ライブ」ってか、松本さん!?
いいよん、何でもド・ドーンと来なさい
名古屋で待ってるぜぃ

しかし「彼氏の前で初めてのオナラ」企画は、もう、止めにしない?
一回見ればいいかも…って感じ。
このロケ「UFOの次にツライ」と二宮さんもいってることだし。

ちなみに私、UFOは結構好きだから、ファイト二宮~っ

無常。

2006-06-14 00:52:09 | よもやま


平凡な日常が変わることなく続くように思えるのは、若さの幻想だ。

駅からの帰り道、迎えに来てくれた父の、自転車をこぐ後ろ姿。
「今夜は月が出てるから明るいな」と交わした会話でさえ、
いつか、思い出となる日が来るのだろう。

一日一日、その日によっては当たりはずれもある日々が、
どれもかけがえのない日々なのだ。

ああ~(T0T)

2006-06-12 23:53:47 | よもやま
痛恨の3失点
たぶん日本中、凍りついたね…。

前半、1点リードでいい感じだったのに…。

川口、いいセーブをしていたのに、ゴールを空けた隙に1点取られ、
あとは…なしくずし的にヤラれた…って感じ。

小野、大黒投入も効を奏さず。
ああワールドカップ初戦、とんだ波乱の幕開けとなりました。

願わくばベスト8入りを…とか思ってたんだけど、
この先、どうなることやら…

「サッカーの場合、最後まであきらめなきゃ、何が起るかわからない。」
解説の岡田監督の言葉を信じましょうか。

久々に。

2006-06-11 15:41:37 | 農園だより


最近ずっと朝起きられなくて、ごぶさただった農園行き。
久々に来てみると、野菜がけっこう伸びていた。



あと3日ぐらいで収穫できそうなキュウリ。



近くの水田に、小さなオタマジャクシらしき生き物がいた。