今年観た冬ドラ~秋ドラの中で、私が選ぶベスト10はこれ。
【評価ランク】 ★★★★★完璧 ★★★★強く感動 ★★★フツーに感動
★★まあよかった ★イマイチ ☆ ★の半分
第1位 ドラゴン桜 ★★★★★(夏ドラマ)
録画ビデオを再度見直してもジーンと来る、桜木が生徒たちに語る「人を生かす言葉」。
できない部分を批判する、マイナスの言葉が多く飛びかいがちな現代社会において、
生徒の長所を力強く評価する桜木の言葉を聞くだけで、観てる側も元気をもらえた。
受験生に向けて受験テクニックを説く内容のストーリーだったが、社会人の自分も啓発された部分が多い。
1話からラストまで、ストーリーの盛り上げ方も巧く、今年のナンバー1といえばやはりこれだと思う。
第2位 anego ★★★★★(春)
ワクワク、ドキドキさせてくれて、毎週観るのが楽しみだったドラマナンバー1
商社で働く様子にリアリティがあり、その上で繰り広げられるラブストーリーを、
心おきなく楽しめた。
主演の篠原涼子、赤西仁が魅力的。他のキャストも個性派ぞろいでよかった。
第3位 1リットルの涙 ★★★★☆(秋)
最終回の盛り上がりいかんでは、ベスト1に輝いてもよかったドラマ。
自分としては最終回の前の第10話がクライマックスだった。
人間は、つらい環境におかれても、何とか希望を見出して明るく生きようとする。
でも、そのつらさが許容範囲を上回るほど苛酷になると、どうしてもそのつらさから逃れようがない。絶望に落ちながらも、笑える瞬間は笑う、そうやって生きていくしかなくなるのだ、という命の極限の現実をストレートに伝えてくれたドラマだった。
第4位 がんばっていきまっしょい ★★★★☆(夏)
ボート部を舞台に、部活にかける青春や恋、挫折と再出発などが繰り広げられる
ストーリーで、これも毎回元気をもらえる、楽しみなドラマだった。
このドラマがきっかけで、私はこの夏、初めて
世界ボート選手権大会なるものを観に行った。
第5位 エンジン ★★★★☆(春)
主人公と子どもたちの心あたたまるドラマあり、
そして最終回は木村拓哉がピシッとカッコよく決めてくれて盛り上がり、
全編を通していい感じにまとまっていたと思う。
第6位 タイガー&ドラゴン ★★★★☆(春)
ユーモアあふれるクドカンワールドが楽しめた。
最終回のクライマックスが感動的で「ヤラれた!」って感じ。余韻が残った。
第7位 電車男 ★★★★☆(夏)
電車男の純粋さ、ネット住人の友情に感動してボロ泣きしながら観てたんだけど、
最終回が…自分的にはイマイチ盛り上がりに欠けたのが惜しい。
これも最終回次第で、もっと上位に食い込む可能性のあったドラマである。
第8位 優しい時間 ★★★★(冬)
冬シーズン、あんなに夢中になって観ていたドラマがこのランクだから、
今年のドラマが自分にとっていかに豊作だったか、ということである。
ゆったりしたドラマのテンポが印象的だった。
二宮くんのナイーブな演技も光っていた。
第9位 恋におちたら ★★★★(春)
シリアスなビジネスシーンの中で、島男の人間性が光っていた。
ITビジネスが舞台の現代のおとぎ話風。ストーリーがよくできていて楽しめた。
第10位 海猿 ★★★☆(夏)
全編通して観てたら(けっこう見落とした回が多かった
)、もっと上位にランクしたかもしれない作品。
人命を懸けた濃い人間ドラマが展開されていて、食わず嫌いで素通りしていたら、味わえなかったであろう感動をもらった。
このドラマを観てから、海難事故のニュースを目にするたび、海上保安庁の活躍ぶりがリアルに目に浮かぶようになった。
ちなみに
第11位 女王の教室 ★★★☆(夏)
超リアリストな鬼教師像が新鮮だった。
結局、真矢が児童に厳しく接したのは、彼らが今後人生でつらい目にあっても
くじけないように、あえて「壁」として子どもたちの前に立ちはだかったのだと
いうことが、最終回で明らかになる。
「子どもの自主性を尊重する」現代の教育に対して、「子どもに迎合する甘さ」を
痛烈に批判するような内容のものであった。
極端に厳しくはあるが、主体的に生きることを子どもたちに叩き込んだ真矢先生は
あっぱれかも、という気がする。
【総評】
今年は自分としては、春・夏ドラマの出来が秀逸(四ツ星~五ツ星がズラリ)で、
とても楽しませてもらった。秋ドラマは全体的に(自分が観ていた作品は)、
途中まではイイ線いってたのに、最終回の盛り上がりに欠けたかなという気がした。
来年も、楽しんで観れる作品、見ごたえのある作品を期待!