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2010年度経営品質賞

徳島県経営品質賞委員会(委員長:飯泉嘉門徳島県知事)は、「2010年度徳島県経営品質賞」の受賞組織を「西精工株式会社」に決定いたしました。
なお、「徳島県経営品質賞」受賞組織は、平成16年度の同賞創設以降、3社目となります。

「2010年度 徳島県経営品質賞」受賞  西精工 株式会社
   代表者 : 代表取締役社長 西 泰宏 氏 
   所在地 : 徳島県徳島市南矢三町1丁目11-4  
   業 種 : 金属製品製造業
〔推薦理由〕
西精工株式会社は、高機能、高品質が要求される微細分野に果敢に取組み、自動車や弱電業界に独自なファインパーツ製品を提供している。グローバリゼーションの加速に代表される事業環境の変化が進む中、他社では真似できない独創的な「締結要素部品」を開発し、お客様から常に声が掛かる「リーディングカンパニー」を目指している。
こうした状況の下、「他社では提供出来ない付加価値」、「積極的提案」、「高機能・高精度製品の生産」、「フレキシブルな生産体制」、「社員やビジネスパートナーの高い探究心」といった観点から審査を行った結果、以下の点が高く評価された。
●経営理念やビジョンなど価値観の徹底した共有、理解
●コミュニケーションを通じた価値共有、納得感を得た施策実行
●品質を重視し、安定した製品生産プロセスの構築

盛和塾≪徳島≫の西代表世話人にとりましては、一昨年の稲盛経営者賞、昨年の盛和塾全国大会経営体験発表優秀賞に続いての受賞となりました。
西代表世話人、本当におめでとうございます。

これに伴いまして、3月16日に、阿波観光ホテルにて、「2010年度徳島県経営品質賞表彰式」が行われ、西代表世話人より、受賞スピーチが行われました。
以下は表彰式に出席された松浦世話人による受賞スピーチのまとめです。


授賞式の様子※画像はクリックすると大きくなります

【1】経営品質賞とは
経営品質賞とは、経営の出来栄えを図る良い指標である。
良い経営とは?
よい経営者とは?  
常に考えていた。  

殆どの経営者は経営をしていない。 
経営とは、成果や利益や規模ではない。理念の実現にある。
そのように私は考えます。(経営者ごとに違っていいと思う)

経営品質賞に取り組むにあたって、気づきがあった。
それは、自社の良い点、そして悪い点が見えてきたことだった。
実は、それまでは全く見えてなかったということです。

【2】組織の土を耕せ
5年前、社長になって、まず自分で勉強に取り組み始めた。
その後、部門のリーダーと一緒にセミナーに参加し、共に勉強を始めた。
経営品質に取り組むよりも、まず理念の浸透が課題だった。

そして今では、全社員と価値観の共有は「これでもか!」というくらいにやっている。

価値観の共有、理念の浸透は、組織という土壌を耕すのと同じである。

花より先に実のなるようなことはない。
種より先に芽の出るようなことはない。
しかし、土がしっかりしていないと、種も腐ってしまう。

まず、社風・企業文化をしっかりと確立しなければならない。
(土を耕さないとならない)
経営品質とはこの種でいいのか?
もっといい花の咲かせ方はないのか?
水のやり方は?
そういうことを常に考えていくことです。

【3】理念浸透
朝礼は毎朝30~40分かけてやっている。ここで理念浸透を図る。

さらに、私は毎日、A4×1~2枚ていどのメッセージを全社員に送る。
このメッセージは、理念・ビジョンなどについて書いてある。

そしてパソコンを持っている社員さん約80名からは毎日、全員から返事がくる。
私は返事を読むのが楽しみでしかたない。
また、私も返事を書く。返事を書くのも楽しくてしかたない。
こうやって、社員さんと対話することで、理念を深めている。

ちなみに、このメッセージを打つのは会社ではしない。
会社でやっていると、「いいよね、社長は時間が自由になって」と思われてしまう。
だから、帰宅後、家で書いている。
深夜1時にも、2時にもなることがある。

【4】個人理念・ミッションステートメント
社長勉強会というのを、全社員を対象にやっています。
理念や生き方、働き方についてお話します。
そして必ず、レポートを書いてもらいます。
そのレポートには、必ずコメントします。

そして、西精工の強いところは、
社員一人ひとりが「個人理念」「ミッションステートメント」を持っていることです。
社員一人ひとりが「個人理念」「ミッションステートメント」を持つことで、個人も組織も強くなります。

そして、この個人理念やミッションステートメントにそって、
毎週一度、「私の一週間」という報告文書を書いてもらいます。
これにより、振り返りもできます。

【5】イベント
社内イベントは、全社員100%参加です。
社員さんから「参加しないとどうなるのですか?」と聞かれます。
私は笑顔で「クビです」と答えます。

なぜ、そこまで徹底するのかと言うと、それだけ大切なものだからです。
本当に社員さんと意思統一、価値観を合わせるために、大切なものだからです。

参加できない理由がある場合は、不参加理由を排除するように会社が配慮します。

☆社員旅行
もちろん、100%全員参加です。

昨年は3パターンありました。
①韓国2泊3日
②北海道2泊3日
③有馬温泉1泊2日

どうしても、家族に子供がおられたり、介護が必要な方もいらっしゃいます。
だから、有馬も計画しました。
有馬なら、急に引き返すことも可能だからです。

☆飲み会とコンパ
西精工には、飲み会とコンパがあります。
●飲み会…通常の飲み会
●コンパ…モチベーションを上げる。
目標宣言や、社長の熱い語り、社員さんが誉めあうなど。

このような場で、価値観を合わせていきます。
西精工ではしょっちゅう、コンパを行っています。
きっと、徳島で一番コンパをしていると思います(笑)

☆家族会
家族会として、社員さんの家族を呼ぶこともあります。
しかし、「赤ちゃんがいるから参加できない」という家族もいます。
だから、会場の横に保育室を設置するなど、配慮します。

☆全社員禁煙
家族会の席で、赤ちゃんの横でタバコを吸われたらたまりませんね。
だから、西精工の社員は全員、禁煙になりました。

☆義援金
今回のような震災があった時はもちろん、全社員が自発的に義援金活動を始めます。
社員さん一人ひとりが利他の心を持ってきています。
朝、タイムカードの横に立ち、義援金を呼び掛ける社員がいます。
そして、全社員がお金を入れます。

徳島県知事 飯泉嘉門氏から表彰を受ける西泰宏社長※画像はクリックすると大きくなります


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わたしの好きな本 坂田世話人

先日徳島県文学書道館にておこなわれた「徳島ブックフェスタ」にて、坂田世話人が稲盛塾長の著書である「生き方」を推薦されたパネルが展示されました。坂田世話人の推薦文を紹介いたします。

わたしはここ10年近く、稲盛和夫氏が塾長を務める『盛和塾』で経営を勉強してきました。経営について学ぶうちに気づいたのは、人生の歩み方も大切なことは同じだということです。それは難しいことではなく「人間として正しいことを追求する」という、単純な、しかし力強い指針を決して見失わないということです。
 現代社会は混迷を極め、わたしたちは行き先の見えない「不安の時代」を生きています。豊かなはずなのに心は満たされず、衣食足りているはずなのに礼節に乏しく、自由なはずなのにどこか閉塞感があるという状況が社会を覆いつくしているのは、人生観の欠如に起因しているのではないでしょうか。こんな時代に大切なのは、原理原則から考えて、人間として正しいことを行い、利他の心で物事を考えるということ。
 混沌とした社会に一筋の光を、すべての人に希望と夢を与えてくれる究極の人生論です。


稲盛塾長の著書「生き方」は、サンマーク出版より出版されいます。また、盛和塾のホームページからも、割引価格で購入することができます。まだ読まれたことのない方はこの機会にぜひお求めください。
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