ところが大会当日の朝旅館の窓から外をみると真っ白な雪景色。
4月中旬なのにまさかの積雪と気温0℃にすっかり走る気をなくし、また当時ヒザの具合もいまいちだったのでDNS、スタート前にリタイアしたのでありました。
その3年前のリベンジを果たすべく今回満を持して長野に向かったのであります。
土曜日の朝8時自宅を出発。
新東名の森町PAから高速に乗り東海環状、中央道、長野道と走り正午過ぎに長野ICに到着。
まずは観光という事で「真田丸」の舞台でもある松代へ。
松代城跡
昔の事で記憶が定かではないのですが、ここには40年ほど前に来た事があります。
川中島合戦の史跡を巡っていて、当時は石垣もほとんど残ってなくて「ショボイ城跡だなあ」と思った記憶があります。
その後石垣などが再建され、「真田丸」の放送をきっかけに門や櫓も再建されたのでしょう。
真田邸
松代城の新御殿で江戸時代後期に建てられたもの。
明治以降も真田氏の私邸として使われ、主屋だけではなくたくさんの土蔵や見事な庭園も保存されています。
庭園を見ながらお茶を一服頂きました。
松代を後にして明日のスタート会場や駐車場などの下見をしつつ受付会場へ。
受付会場のビッグハット。
それなりに出店とかイベントやってましたが目ぼしいものもなくすぐに出る。
それにしてもマラソン大会の前日受付ってどうなんでしょう。
静岡マラソンや多くの大会が前日受付を止めたように、長野マラソンも止めた方がいいのではないかと。
宿泊施設もそんなに充分あるわけではなく、参加者は宿の確保に結構苦労してるみたいだし。
車で1時間もかかる志賀高原方面の宿なんてあり得ない。
私も前回の時に宿が取れなくて車で40分の戸倉上山田温泉の宿をとりました。
遠方からの参加者は前日受付なくても宿泊するから、地元に落ちるお金はそんなに変わらないと思う。
本日の宿は善光寺の宿坊「良性院」
宿坊というのはお寺の民宿みたいなものです。本来は善光寺の参拝者向けなのですが、この時期はランナーもたくさん泊まっているようです。
食事は基本的に精進料理となります。
大会前日は炭水化物だけでいいので問題なし。量は充分あったし。
食事のあとは善光寺にお参り。
ライトアップされた仁王門。
夜のお寺参りもオツなものです。
本堂でお賽銭をあげて明日の無事をお願いしていると隣に1人の黒人さんが。
よくみるとエリックワイナイナさんでした。
オリンピックのメダリストでランスマにも時々手出てるマラソンランナーです。
「明日頑張ってください、私も明日走ります」と声をかけたら
「無理しないでください」って言われました。俺そんなに無理しそうな顔してたのかな?
その後山門の近くにある「仏足石」にもお参り。お釈迦様の足跡が刻んである石で、これに触れると足腰にご利益があるとか。
ところが翌日、ヒザを痛める結果となりご利益は全くありませんでした。
汚い手で触ったのが悪かったのか、あるいはお賽銭が足りなかった?
大会当日のレポートは、あしたのココロだぁ~!
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