聖泉大学 女子サッカー部 『Challenge & Respect』

聖泉大学女子サッカー部の日々の活動日誌+ 監督Mの独り言

体育館にて

2012-12-16 23:26:17 | 日記
昨日、今日と、体育館でのトレーニングとなりました。

アップ→3対1→基礎・トラップ練習→3対3+1フリーマン→対面(落としからのロング)→4対4(3ラインゴール)

基礎練習とともに、最近の重点課題としているのがポゼッション(チームとしてボールを保持すること)。特に、チームが連動してパスコースを確保する適切なポジショニングをすること。

最初は、フリーマンなどを入れて数的有利な状況の中で、しっかりとパスコースを作る感覚を持たせながら、数的同数でのトレーニングに移行しました。

まず第一に意識したのは、「スペースを見つけて、スペースで受けること」。自分がどこに動けば、パスコースが生まれるのか。その状況判断があって、実際のアクションがあるわけですから、どれだけ先のイメージを持ってプレイできるかが鍵となります。

そして、その判断をチームで共有するための声かけをして、コミュニケーションを図ることを要求しました。

次に、「ボールをどこに運びたいのかを考えること」。例えば、方向のないグリットの中では、空いているスペースを見つけることができれば、ある程度ボールを奪われないでボールを回すことができます(フリーマンなどが入っていれば尚更です)

しかし、サッカーの目的は、ボールを保持することではなく、ゴールを奪うためにリスクを負ったチャレンジ(この状況で言えば、縦パスを通すこと)をする必要があります。

単に、空いているスペースに出るだけではなく、あえてバイタルエリアのような密集地帯に飛び込んだり、そこにくさびのパスを入れたりすることも意識しなければなりません。

いかにゴールに迫るのかと言うイメージの中でボールを保持することが大切であり、その意識なしにトレーニングをすることはもったいないですよね。

まだまだ技術的なミスも多く、ボールを失う場面も多いですが、やろうとしたプレイに意図があり、それがチームで共有できていれば良い。

そういった意味では、失敗を恐れずに、どんどんチャレンジをしてほしいと思います。(M)

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