山本天文台は建築70年をへてもなお、揺るぎないように見えました。
それもそのはず、土蔵を利用したという天文台の基礎部は巨大な煉瓦の柱です。
その柱の上に、約5メートル平方の観測室があります。
赤道儀の跡と重錘用の穴もありました。
屋根は回転式。スリットはロープと滑車で上に跳ね上げる仕組み。
トロッコ用の軽レールが円形に敷設され、8個の車輪が大屋根を支えています。
大屋根の回転方式が感動的です。長さ約2メートルの棒でテコのように動かします。
そのための杭が約50本、車輪を取り付けた柱に埋め込んでありました。
山本さんが、当時の動かし方を見せてくれました。
貴重な資料は京都大学に移されました。
膨大な書物が並べられていた書架に、さびた鉛筆削りがひとつ…。
山本さんは、最後に木辺鏡を見せてくれました。
外径210mm、有効径200mm、厚さ32mm
KM957 1980 斜鏡45mm
無メッキの木辺鏡は透明で、とてきれいに見えたのでした。
おわり
それもそのはず、土蔵を利用したという天文台の基礎部は巨大な煉瓦の柱です。
その柱の上に、約5メートル平方の観測室があります。
赤道儀の跡と重錘用の穴もありました。
屋根は回転式。スリットはロープと滑車で上に跳ね上げる仕組み。
トロッコ用の軽レールが円形に敷設され、8個の車輪が大屋根を支えています。
大屋根の回転方式が感動的です。長さ約2メートルの棒でテコのように動かします。
そのための杭が約50本、車輪を取り付けた柱に埋め込んでありました。
山本さんが、当時の動かし方を見せてくれました。
貴重な資料は京都大学に移されました。
膨大な書物が並べられていた書架に、さびた鉛筆削りがひとつ…。
山本さんは、最後に木辺鏡を見せてくれました。
外径210mm、有効径200mm、厚さ32mm
KM957 1980 斜鏡45mm
無メッキの木辺鏡は透明で、とてきれいに見えたのでした。
おわり
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