星尋山荘's blog

彗星発見で知られたアマチュア天文家、故・本田実の最晩年の観測所です。

中秋の名月

2012-09-30 18:32:07 | 日記
9月30日

台風が通り過ぎ、名月が顔をのぞかせました。

はじめは低いので、大気のゆらぎの影響で、めらめらでしたが、午後7時20分、きれいにみえました。



倉敷市立児島小学校でお月見の会

2012-09-24 21:31:37 | 日記
9月24日
なんとか月が顔を出してくれました。
直前まで曇天だったので、極軸あわせに一苦労でした。

「8時に来たのに誰もいなかったよ」と、次々におしかりの言葉です。
「ごめんなさいね」と、ひたすらあやまりました。
倉敷市立児島小学校は、8月31日の「倉敷から星を見る会」のとき、曇天で中止となったため企画したお月見でした。

口径10センチの屈折赤道儀を持参した中埜さんたちとともに、約70人の親子に、薄雲から見え隠れする月を観望してもらいました。雲間から夏の大三角、さそり座のアンタレス、北極星も確かめることができました。

「(望遠鏡は)初めて!」のお母さんの歓声に続いて、「すげえ!」の子どもたちの大きな声が校庭に響きます。
小橋秀子校長もかけつけ、安心の表情でした。


 口径20㌢反射赤道儀で月を見る子どもたち。

星尋山荘の草刈り

2012-09-06 13:54:40 | 日記
9月6日
久しぶりの草刈り。

雨の予報だから暑くないとふんで到着すると、晴れ。

幸い雑草も心配したほどではなくて、午前中で終了したのでした。

 岩がまた動いたようです。
 じり、じりと斜面を下っているような…、地道な動き。
 学ぶべきは自然の営みということでしょうか。

 待宵草の黄色の花があざやかでした。



倉敷から星を見る会②の再挑戦に70人

2012-09-01 22:10:28 | 日記
9月1日(土)夜
倉敷から星を見る会の会場は、再び水島小学校でした。

天気予報では、曇りか小雨でした。
絶望的かと思われた夕刻に、奇跡的に晴れ間が広がりました。
校庭では、少年野球の練習が終わった頃でした。

望遠鏡の鉄製架台に興味を示した少年に、「夜7時からだよ」と教えました。
薄暗くなると、野球のユニホームのまま、サッカーのユニホームのままの少年たちを中心に、家族連れが集まってきました。
約70人も。
東の空には十六夜(いざよい)の月。
大きな双眼鏡持参の岡田さんの案内に、子どもたちは引き込まれました。

すると西の空の雲間に、火星を発見した少年がいました。
口径30センチでのぞき、小さく赤く輝く火星を観望。つぎに、おりひめ、ひこぼしと見ましたが、西の雲が動かず、ついに土星を見ることはできませんでした。

月面のクレーターが大きく見えると、「穴でいっぱいだね」「なんで黒いところがあるの」など、声が上がりました。
午後8時30分すぎまで星も見え、みんなの笑顔も見えました。


 おりひめ(こと座のベガ)を見る子どもたち=9月1日、水島小学校