星尋山荘's blog

彗星発見で知られたアマチュア天文家、故・本田実の最晩年の観測所です。

倉敷天文台の改装

2013-02-19 09:27:11 | 日記
 全国最古の民間天文台である倉敷天文台が改装されます。

 2月末に閉鎖・休館し、7月末までの工事後に再開とのことです。
 同天文台は、1926(大正15)年11月21日の創立。設置された口径31.5センチの望遠鏡は当時、全国最大級でした。
 本田實先生(倉敷市名誉市民)が、彗星をあいついで発見するなどの活躍をしたことで知られます。
 木造のスライディングルーフ式観測室は、文化財にもなりました。しかし傷みがひどくなったため、移転・保存の方向です。
 
  東西に開くスライディングルーフ式の観測所

 あわせて、由緒ある古い木造の事務所は、老朽化が激しくて解体するといいます。

 倉敷労働科学研究所の建物を再利用した倉敷天文台の事務所と天文台記念館(右の5mドーム)

 古い建物はなくなりますが、敷地内の5メートルドームを利用した記念館で、引き続き歴史を尋ねることができます。
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