KATAYAMA DOJO(日本空手松涛連盟名古屋熱田支部)

名古屋市熱田区で松涛館流空手を教えています。
稽古日・場所 水・木18時半〜船方コミュニティセンター(見学自由)

組手審判学科試験問題集の考察

2019年07月15日 | 空手(全般)

 

 

6月に審判資格試験のため学科の勉強をしたのですが、そこで思ったり感じたりしたことを、何回か綴ってみたいと思います(あくまで、私的な見解ですので、解答の正誤についての責任は負いかねますことを、予めご承知おきください)。

 

 

79.「後しばらく」とは、残り競技時間15秒を意味する。

80.「後しばらく」とは、残り競技時間10秒を意味する。

 

この問題、周りでは、両方とも「×」とする意見が多いです。

 

空手競技規定に「あとしばらく 残り時間少し」との記載があり、必ずしも「後しばらく」が残り時間何秒かを意味しているものではない、15秒前を知らせるのは記録係で、主審が「後しばらく」と宣言する時には、既に15秒を切っている、というようなことが主な理由のようです。

 

当初は、私も、その通りかなあと思っていましたが、全問を繰り返し解くうちに、考えが変わってきました。

 

もしかして、それは深読みし過ぎで、単に、「C2(ノーコントロール、無防備除く)一発反則注意」「先取取消し」の対象となるのが何秒未満かを問うているだけなのではないか…。

 

例えば、次の問題のように、

 

108.主審に従わない競技者には、反則が科せられる。

109.主審に従わない競技者には、失格が科せられる。

 

196.一方の競技者に得点の異なる2旗があがった場合、低い方の得点が与えられる。

197.一方の競技者に得点の異なる2旗があがった場合、高い方の得点が与えられる。

 

203.不活動は、カテゴリー2の違反行為である。

204.不活動は、カテゴリー1の違反行為である。

 

これらは、二肢択一の問題のようなもので、一方が「〇」で、他方は「×」になるかと思います。 

 

その流れで行くと、79・80問のみ両方「×」とするのは、逆に不自然だと思うようになったのですが、どうでしょうかね。

 

 

最後に、元となる英語での問題を見てみます。

 

79. Atoshi Baraku means “15 seconds of bout time remaining”. 

80. Atoshi Baraku means “10 seconds of bout time remaining”. 

 

うーん、日本語訳そのままですね。(-_-;)

 

 


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