goo blog サービス終了のお知らせ 

神戸エンタメ日記

映画・ドラマ・音楽・スポーツ・詩歌・旅
・マンガ・アニメ・占い・携帯のエンタメニュース。

O mio babbino caro from “Gianni Schicchi Puccini”

2010-05-01 05:47:08 | 音楽
Sarah Brightman “Time to say goodbye”
 (サラ・ブライトマン 「タイム・トゥ・セイ・グッドバイ」)
  1997年…EMI

  サラ・ブライトマン(ソプラノ)
  アンドレア・ボチェッリ(テノール、一曲目)
ホセ・クーラ(テノール、2曲目)
  London so

 【お気に入り曲】
  Time to say goodbye(Con te Partiro)
  There for me
  O mio babbino caro from “Gianni Schicchi Puccini”
  (私のお父さん 歌劇「ジャンニ・スキッキ」プッチーニ)

 19歳でニューロンドン劇場の「キャッツ」公演のオリジナル・キャスト出演の、サラ・ブライトマン。「キャッツ」作者のアンドリュー・ロイド・ウェッバーと一旦結婚するが、離婚。でもその後、彼女の活躍は目覚しい。当アルバムは全ヨーロッパで大ヒット。一曲目は最注目曲。デュエットのアンドレ・ボチェッリは弁護士から転向の盲目のテノール歌手で、パヴァロッティに認められた異色の実力派。2曲目はこれまた実力派のホセ・クーラとのデュエット。3曲目はプッチーニ作曲のオペラ、オペラ・ファンには有名な名曲。いずれにしても、サラのクリア・ヴォイスにヒーリングを感じてみては…。


2.Yo-Yo Ma The silkroad ensemble “Enchantment”
 (ヨーヨー・マ シルクロード・アンサンブル 「エンチャントメント:魅惑の響き」)
  2004年…SME

  ヨーヨー・マ(チェロ)
  シルクロード・アンサンブル(シルクロード諸国の民族楽器)

 【お気に入り曲】
  モヒーニ(魅惑)
  ツバメの歌
  千頭の馬のギャロップ

 このアルバムは、NHKのシルクロードをテーマにしたテレビ番組用に制作。チェロ・ソリストとして名高いヨーヨー・マ。近年、数々のアーティストとコラボレーションを実演。彼の本拠地、マサチューセッツ州レノックスのタングルウッド音楽センターにてアンサンブルとワークショップを開いた。彼の音楽センスとその探求心を、充分に味わってください。1曲目はインドの音楽。2曲目はカザフ起源の中国民謡。3曲目はトルクメン民謡をアレンジ。

By the time I get to Phoenix

2010-05-01 05:45:57 | 音楽
Willie Nelson “Super Hits”
 (ウィリー・ネルソン 「スーパー・ヒット」)
  1994年…SME

 【お気に入り曲】
  On the road again
  Nothing I can do about it now
  City of New Orleans

 ともすれば、「土の臭いのする泥臭い歌」と思われるカントリー・ソング。でも、私にとってはそれがいい。まさにノスタルジーに浸れる想いです。ウィリー・ネルソンの声を通じて、安らぎを感じます。マイ・フェイヴァリット・シンガーの一人です。

2.Glen Campbell “Super Best”
 (グレン・キャンベル 「スーパー・ベスト」)
  1991年…Capitol

 【お気に入り曲】
  By the time I get to Phoenix
  Gentle on my mind
  Rhinestone cowboy

 1960年代から70年代にかけて、アメリカ家庭に必ずあったという1枚のレコード。このような国民的歌手が、グレン・キャンベル。C&Wフレイバーのお気に入り。アコースティック・ギターと彼のハイトーン・ヴォイスを、一度は堪能してみてはいかがでしょう。

3.Kris Kristofferson “The austin sessions”
 (クリス・クリストファーソン 「ジ・オースティン・セッション」)
  1999年…Atlantic

 【お気に入り曲】
  Sunday morning coming down
  Me and Bobby Mcgee
  Help me make it through the night

  C&W、ホーボー・ソングの大御所、クリス・クリストファーソン。オックスフォード大学出身にして、シンガーソングライター・映画スター。その類希な才能は、彼の曲にも遺憾なく発揮されている。ホーボーのスピリットを未だに楽しんでいます。

My foolish heart

2010-04-16 23:50:08 | 音楽
The Amazing Bud Powell "The scene changes"
 (ジ・アメイジング・バド パウエル 「ザ・シーンチェンジズ」)
  1958年…Blue Note
  バド・パウエル(p)
  ポール・チェンバース(b)
  アート・テイラー(ds)

  【お気に入りの2曲】
   Cleopatora's dream
   Comin' up

 これも垂涎(すいたん)の名盤。バドがパリに移住する前年の演奏。気合が入った好演奏。他を寄せ付けぬ圧倒的なオーラを感じ、アメリカ時代の集大成。ジャズ・ピアニストで最も好きな一人である。

2.Waltz for Debby : Bill Evans
 (ワルツ・フォー・デビー : ビル・エバンス)
  1961年…Riverside
  ビル・エバンス(p)
  スコット・ラファロ(b)
  ポール・モティアン(ds)
  
  【お気に入りの2曲】
   Waltz for Debby
   
 大御所・マイルス・デイビスの元を去り、結成したビル・エバンス・トリオ。「兄の娘」の為に書いた"Waltz for Debby"。クラシックの印象派に近い、彼らの演奏を楽しんで下さい。


Janis Ian “Up till now”

2010-04-16 23:46:09 | 音楽
1.Mireille Mathieu “Les plus grands success de Mireille Mathieu”
(ミレイユ・マチュー 「レ・プリュ・グラン・スュクセ・ドゥ・ミレイユ マチュー」)
 Carrere(音源の年代不詳)

 【お気に入り曲】
  La derniere valse
  Pardonne-moi ce caprice d’enfant
  Tous les enfants chantent avec moi

 「エディット・ピアフ」の再来と云われたミレイユ・マチュー。そのしとやかで凛とした歌声には、魅了され続けてきた。その彼女の活躍舞台はシャンソンの領域に留まらず、あらゆるジャンルにおいて勇躍。中でもこの3曲は、個人的に秀逸と思われる。”La derniere valse”は、昨日のエンゲルベルト・フンパーディンクの”The last waltz”のシャンソン版である。

2.Janis Ian “Up till now”
(ジャニス・イアン 「アップ・ティル・ナウ」)
 1992年…EMI

 【お気に入り曲】
  At seventeen
  Silly habits
  The other side of the sun

 リアル・タイムに学生時代のシンガー、ジャニス・イアン。ある意味で、天才のシンガー・ソングライター。リリカルなその歌詞と、あらゆるミュージック・ジャンルのスタイルを取り入れている。2曲目はジャズ、3曲目はハワイアン調。今聴くと、一気にその時代にタイム・スリップ。

3.Sarah Vaughan “Pop artistory of Sarah Vaughan”
(サラ・ヴォーン 「ラヴァーズ・コンチェルト」)
 1966年…Mercury

 【お気に入り曲】
  A Lover’s concerto
  Make it easy on yourself
  Waltz for Debby

 ジャズ・ヴォーカルの大御所、サラ・ヴォーン。このアルバムは、彼女がジャズ以外のジャンルの曲を聴かせる所がいい。1曲目はバッハの「メヌエット」を原曲とするポップス。このアレンジ感覚・遊び心に、わが中枢神経をくすぐられる。

Alte Kameraden

2010-01-09 01:57:45 | 音楽
1.Luciano Pavarotti "Neapolitan songs"
 (パヴァロッティ 「イタリア民謡集」)
  ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
  ナショナル・フィルハーモニーo
  ボローニャ市立歌劇場o&c
  1979年…London

  【お気に入り曲】
  'O sole mio! (オ・ソレ・ミオ)
  Torna a Surriento (帰れソレントへ)
  Funiculi-funicula (フニクリ・フニクラ)

 パヴァロッティのイタリア民謡。豊かな陽光の降り注ぐ様な明るい美しい響きは、当に「キング・オブ・ハイC」の名にふさわしい。1曲目は言わずもがなの名曲。2曲目は別れた恋人に呼びかける歌。3曲目はかつて有名なヴェスヴィオス火山の山腹を走っていた、登山電車(フニクリ・フニクラ)のCMソング。

2.Franz Schubert "Winterreise"
  (フランツ・シューベルト 歌曲集「冬の旅」)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
  ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
  1979年…Deutsche Grammophon

  【お気に入り曲】
  Die Wetterfahne (風見)
  Der Lindenbaum (菩提樹)
  Der Leiermann (ライアー回し)
  
  ヴィルヘルム・ミュラーの12篇の連作詩「冬の旅」に、シューベルトが曲を付けた。近代都市の無名の大衆、そして愛を喪失した恋人を情景描写により描ききる。「歌曲王」シューベルトの秀作。ディースカウとバレンボイムによる詩と音楽の美しい融合とも言うべきものが実現。この詩の主人公が心の葛藤から人間的な共感を見出していく。

3.Brilliant Classical Marches
 (華麗なるクラシック・マーチ集)
  マーチのオムニバス
  1995年…Deutsche Grammophon
  
  【お気に入り】
  Pomp and Circumstance March No.1
  (行進曲・威風堂々・第1番、エルガー)
   ジュゼッペ・シノーポリ指揮、フィルハーモニアo
   
  Alte Kameraden (行進曲・旧友、タイケ)
   ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニカー

  Alla marcia from "Karelia Suite" (カレリア行進曲、シベリウス)
   ネーメ・ヤルヴィ指揮、エーテボリso

  長らく探していたマーチのオムニバス。何故にマーチ?マーチを聴いていると、その勇壮な安心感といった精神的幸福感が得られる。この理由で、個人的に非常に好きです。

Sunday morning coming down

2010-01-09 01:55:43 | 音楽
1.Willie Nelson “Super Hits”
 (ウィリー・ネルソン 「スーパー・ヒット」)
  1994年…SME

 【お気に入り曲】
  On the road again
  Nothing I can do about it now
  City of New Orleans

 ともすれば、「土の臭いのする泥臭い歌」と思われるカントリー・ソング。でも、私にとってはそれがいい。まさにノスタルジーに浸れる想いです。ウィリー・ネルソンの声を通じて、安らぎを感じます。マイ・フェイヴァリット・シンガーの一人です。

2.Glen Campbell “Super Best”
 (グレン・キャンベル 「スーパー・ベスト」)
  1991年…Capitol

 【お気に入り曲】
  By the time I get to Phoenix
  Gentle on my mind
  Rhinestone cowboy

 1960年代から70年代にかけて、アメリカ家庭に必ずあったという1枚のレコード。このような国民的歌手が、グレン・キャンベル。C&Wフレイバーのお気に入り。アコースティック・ギターと彼のハイトーン・ヴォイスを、一度は堪能してみてはいかがでしょう。

3.Kris Kristofferson “The austin sessions”
 (クリス・クリストファーソン 「ジ・オースティン・セッション」)
  1999年…Atlantic

 【お気に入り曲】
  Sunday morning coming down
  Me and Bobby Mcgee
  Help me make it through the night

  C&W、ホーボー・ソングの大御所、クリス・クリストファーソン。オックスフォード大学出身にして、シンガーソングライター・映画スター。その類希な才能は、彼の曲にも遺憾なく発揮されている。ホーボーのスピリットを未だに楽しんでいます。

The Dave Brubeck Quartet “Time out

2010-01-03 23:36:16 | 音楽
Sonny Rollins “Saxophone Colossus”
 (ソニー・ロリンズ 「サキソフォン・コロッサス」)
  ソニー・ロリンズ(ts)
  トミー・フラナガン(p)
  ダグ・ワトキンス(b)
  マックス・ローチ(ds)
1956年…Prestige

 【お気に入り曲】
  St. Thomas
  Strode rode

 テナー・サックスの巨人、ソニー・ロリンズ。独特のフレーズと音色。自由奔放に溢れたアドリブ演奏は秀逸そのもの。1曲目は、母親の出身地バージニア諸島の音楽、カリプソの要素を持ち込んだ名曲。最も気になるアーティスト。

2.John Coltrane “A love supreme”
 (ジョン・コルトレーン 「至上の愛」)
  ジョン・コルトレーン(ts)
  マッコイ・タイナー(p)
  ジミー・ギャリソン(b)
  エルヴィン・ジョーンズ(ds)
  1964年…Impulse

 【お気に入り曲】
  Part Ⅱ:Resolution
  Part Ⅲ:Pursuance
  Part Ⅳ:Psalm

 テナー・サックスのもう一人の巨人、ジョン・コルトレーン。1960年代に活躍の頂点を極めた。数学・哲学・宗教学・物理学の本を読みあさり、彼独自の「宇宙観」を得る。このアルバムはその表現手段であった。

3.The Dave Brubeck Quartet “Time out”
 (デイブ・ブルーベック・カルテット 「タイム・アウト」)
  デイブ・ブルーベック(p)
  ポール・デズモンド(as)
  ジョー・モレロ(ds)
  ユージン・ライト(b)
  1959年…SME
  
 【お気に入り曲】
  Take five
  Kathy’s waltz

 ジャズの場合、2拍子と4拍子以外のものを「タイム・アウト(変拍子)」と呼ぶ。5/4拍子「テイク・ファイブ」は大ヒット曲。モレロ・ライトのプレイがブルーベック・デズモンドの自在なプレイを引き出している

交響曲第9番 合唱

2009-12-31 23:24:53 | 音楽
年末を締めくくるベートーベンの「第九」、「交響曲第9番 合唱」。
 若気の至りで、かつてレコードコレクションをしていました。
 本日は、その独断と偏見のベスト3をご紹介。

1.フルトヴェングラー指揮
  バイロイト祝祭オーケストラ・コーラス
  ソリスト:エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ)
       エリザベート・ヘンゲン(アルト)
       ハンス・ホップ(テノール)
       オットー・エーデルマン(バス)      
  1951年ライブ                    …エンジェル

2.カラヤン指揮
  ベルリン・フィルオーケストラ、ウィーン楽友協会コーラス
  ソリスト:アンナ・トモワ-シントウ(ソプラノ)
       アグネス・バルツァ(アルト)
       ペーター・シュライアー(バリトン)
       ホセ・ヴァン・ダン(バス)         
  1977年録音                    …グラモフォン

3.シャルル・ミュンシュ指揮
  ボストン・シンフォニーオーケストラ、ニューイングランド音楽院コーラス
  ソリスト:プライス(ソプラノ)
       フォレスター(アルト)
       ボレリ(テノール)
       トッツィ(バス)               
  1958年録音                    …RCA

 私の好きな「第九」のベスト3。

1位  20世紀最大のマエストロの一人、フルトヴェングラー。
     この録音は「不朽の名演・バイロイトの第九」として有名。今さら言
   わずもがな…。ゆったりとした速度にて、限りない雄大さを感じる。
    又、個人的には、ソプラノのシュワルツコップ・バスのエーデルマン   は秀逸。

2位  ご存知、名高きマエストロ、カラヤン。
     この録音はカラヤンとしては晩年のもの。但し、録音技術とカラヤ
   ンの円熟味が加味されて、素晴らしい。

3位  小沢征爾さんの師匠、シャルル・ミュンシュ。個人的には、「ブラー
   ムスの交響曲第1番」も素晴らしい。実は、「第九」のコレクション」は
   この盤がスタートであった。交響曲第9番 合唱

交響曲第9番 合唱

2009-12-31 22:43:21 | 音楽
年末を締めくくるベートーベンの「第九」、「交響曲第9番 合唱」。
 若気の至りで、かつてレコードコレクションをしていました。
 本日は、その独断と偏見のベスト3をご紹介。

1.フルトヴェングラー指揮
  バイロイト祝祭オーケストラ・コーラス
  ソリスト:エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ)
       エリザベート・ヘンゲン(アルト)
       ハンス・ホップ(テノール)
       オットー・エーデルマン(バス)      
  1951年ライブ                    …エンジェル

2.カラヤン指揮
  ベルリン・フィルオーケストラ、ウィーン楽友協会コーラス
  ソリスト:アンナ・トモワ-シントウ(ソプラノ)
       アグネス・バルツァ(アルト)
       ペーター・シュライアー(バリトン)
       ホセ・ヴァン・ダン(バス)         
  1977年録音                    …グラモフォン

3.シャルル・ミュンシュ指揮
  ボストン・シンフォニーオーケストラ、ニューイングランド音楽院コーラス
  ソリスト:プライス(ソプラノ)
       フォレスター(アルト)
       ボレリ(テノール)
       トッツィ(バス)               
  1958年録音                    …RCA

 私の好きな「第九」のベスト3。

1位  20世紀最大のマエストロの一人、フルトヴェングラー。
     この録音は「不朽の名演・バイロイトの第九」として有名。今さら言
   わずもがな…。ゆったりとした速度にて、限りない雄大さを感じる。
    又、個人的には、ソプラノのシュワルツコップ・バスのエーデルマン   は秀逸。

2位  ご存知、名高きマエストロ、カラヤン。
     この録音はカラヤンとしては晩年のもの。但し、録音技術とカラヤ
   ンの円熟味が加味されて、素晴らしい。

3位  小沢征爾さんの師匠、シャルル・ミュンシュ。個人的には、「ブラー
   ムスの交響曲第1番」も素晴らしい。実は、「第九」のコレクション」は
   この盤がスタートであった。交響曲第9番 合唱

Brahms Symphony No.1

2009-12-26 01:34:40 | 音楽
1.Johannes Brahms Symphonie No.4
 (ヨハネス・ブラームス 交響曲第4番)
  1980年…Deutsche Grammophon

  カルロス・クライバー指揮、ウィーンpo

 かつて、フランソワーズ・サガン「ブラームスはお好き」の小説の題名に感化されて、聞き出したブラームス。彼の4曲の交響曲の中で一番のお気に入り。又、お気に入りのカルロス・クラーバーとウィーン・フィルのコンビが絶妙。ともすればこの曲、地味・内省的・諦観等の批評は聞くが、逆に哀感がこもり情感がほとばしる所に良さを感じている。


2.Brahms Symphony No.1
 (ブラームス 交響曲第1番)
  1968年…EMI

  シャルル・ミュンシュ指揮、パリo

 ハンス・フォン・ビューローによって、「第10交響曲」。ベートーヴェンの9つの交響曲に次ぐ名作と、呼ばれたのは有名。20年もの歳月をかけて作曲された、傑作。又、1967年にフランス文化相・アンドレ・マルローの提唱で出来た、パリ管絃楽団。その初代音楽監督がシャルル・ミュンシュ。その音楽的輝きは、素晴らしいの一言。

美しく青きドナウ

2009-12-26 01:33:00 | 音楽
1.カルロス・クライバー指揮
  ウィーン・フィルハーモニー・オーケストラ
  好きな曲目 歌劇「ウインザーの陽気な女房たち」序曲
          ポルカ「観光列車」
          オペレッタ「ジプシー男爵」
          トリッチ・トラッチ・ポルカ
  1992年ライブ                 …CBS

2.カルロス・クライバー指揮
  ウィーン・フィルハーモニー・オーケストラ
  好きな曲目 加速度ポルカ
          喜歌劇「こうもり」序曲
          ポルカ「風車(水車)」
          ワルツ「春の声」
  1989年ライブ                 …CBS

3.ウィリー・ボスコフスキー指揮
  ウィーン・フィルハーモニー・オーケストラ
  好きな曲目 ワルツ「ローレライとラインの調べ」
          ワルツ「ヘラインシュパツィールト」
          ピチカート・ポルカ
          ポルカ・浮気心
  1979年ライブ                 …London

 ウィンナ・ワルツと言えば、小学校の運動会で流れていた音楽。
 いつの間にか、この音楽にはまりました。
 優雅でゆったりとした気分に浸れるのが、快感です。

 1位も2位もカルロス・クライバー。私の一番好きな指揮者。ご存知、彼の父・エーリッヒ・クライバーは、ウィーン・フィルの名誉楽団長。第二次大戦中に、ユダヤ系と言うことで南米に移住。したがって、彼の名前は「カルロス」と現地風の名前。そういう曰くがあって、カルロス・クライバーの演奏は気合が違う。

 3位のウィリー・ボスコフスキーは、1958年~73年の26年間にわたって演奏している。1950年からニューイヤー・コンサートは開催されているが、その約半分に当たる。

 「美しく青きドナウ」・「ラデツキー行進曲」のアンコールの2曲は別格。誰が指揮しても、最大の盛り上がりをみせる。今年は、インド人で往年のニューヨーク・フィルの指揮者、ズービン・メータの登場。非常に楽しみである。新たなコレクションになるかは、聴いてからの判断と思っている

Can't take my eyes off you

2009-12-06 23:36:45 | 音楽
1.Elvis Presley "That's the way it is"
 (エルヴィス・プレスリー 「エルヴィス・オン・ステージ」)
 2004年…BMG

  【お気に入り曲】
  You don't have to say you love me
  You've lost that lovin' feelin'
  Mary in the morning

 1973年7月14日、ハワイ・ホノルル公演の全世界中継。エルヴィス・プレスリー復活後のピーク。このTV中継で彼の良さを知る。この音源をずっと探していた。そして見つけた、この一枚。"You don't have to say you love me"、このラブ・ソングが忘れられなかった。

2.Tom Jones "The best of Tom Jones"
 (トム・ジョーンズ 「ザ・ベスト・オブ・トム ジョーンズ」)
 1997年…Decca

  【お気に入り曲】
  Love me tonight
  It's not unusual
  Thunderball

 かつて子供の頃、アメリカのTV番組をそのまま日本で週末に放送。確か、「トム・ジョーンズ・ショウ」と「エンゲルベルト・フンパーディンク・ショウ」が隔週で交互にやっていた。叔父が洋楽ファンだったもので、小生も感化された。豊かな声量とパワフルな歌いぶり、シャウト系の帝王。「007の第3作」の主題歌、"Thunderball"は未だに耳に残っている。

3.Engelbert Humperdinck "The best!"
 (エンゲルベルト・フンパーディンク 「ザ・ベスト!」)
 1991年…Polydor

  【お気に入り曲】
  Can't take my eyes off you
  The last waltz
  What a wonderful world
 インドに生まれ、17歳で渡英。1966年にトム・ジョーンズの育ての親・ゴードン・ミルズに見出される。これが、隔週毎のTV番組。エンゲルベルト・フンパーディンクは、トム・ジョーンズに比べるとスウィートなバラード調。でも、その声量は甲乙付け難し。"Can't take my eyes off you"と「サッチモ」の曲、"What a wonderful world"は好きな曲。

Glen Campbell “Super Best”

2009-12-06 23:35:06 | 音楽
1.Willie Nelson “Super Hits”
 (ウィリー・ネルソン 「スーパー・ヒット」)
  1994年…SME

 【お気に入り曲】
  On the road again
  Nothing I can do about it now
  City of New Orleans

 ともすれば、「土の臭いのする泥臭い歌」と思われるカントリー・ソング。でも、私にとってはそれがいい。まさにノスタルジーに浸れる想いです。ウィリー・ネルソンの声を通じて、安らぎを感じます。マイ・フェイヴァリット・シンガーの一人です。

2.Glen Campbell “Super Best”
 (グレン・キャンベル 「スーパー・ベスト」)
  1991年…Capitol

 【お気に入り曲】
  By the time I get to Phoenix
  Gentle on my mind
  Rhinestone cowboy

 1960年代から70年代にかけて、アメリカ家庭に必ずあったという1枚のレコード。このような国民的歌手が、グレン・キャンベル。C&Wフレイバーのお気に入り。アコースティック・ギターと彼のハイトーン・ヴォイスを、一度は堪能してみてはいかがでしょう。

3.Kris Kristofferson “The austin sessions”
 (クリス・クリストファーソン 「ジ・オースティン・セッション」)
  1999年…Atlantic

 【お気に入り曲】
  Sunday morning coming down
  Me and Bobby Mcgee
  Help me make it through the night

  C&W、ホーボー・ソングの大御所、クリス・クリストファーソン。オックスフォード大学出身にして、シンガーソングライター・映画スター。その類希な才能は、彼の曲にも遺憾なく発揮されている。ホーボーのスピリットを未だに楽しんでいます。

Rosemary Clooney "Sings the lyrics of Gershwin"

2009-12-06 23:33:17 | 音楽
Anita O’day "This is Anita"
 (アニタ・オディ 「ジス・イズ・アニタ」)
  アニタ・オディ(ヴォーカル)
  バディ・ブレグマン楽団
  1956年…Verve

  【お気に入り2曲】
  You're the top 
  (ユー・アー・ザ・トップ)
  A Nightingale sang in Berkley square
  (バークレイ・スクエアのナイチンゲール)

 アニタ・オディは数多いスタンダード・ジャズ歌手の中で、一番に好きな一人。彼女は、歌手としては非常なハンディ・キャップを背負っている。つまり声量が少ない。でもこのハンディをカヴァーして余りある魅力がある。
奔放なジャズ・フィーリングと洒落たフレージング、さらに魅惑のハスキー・ヴォイスと絶妙のスキャット。1曲目はコール・ポーターの代表作をスウィンギーに歌い上げる。2曲目は、しっとりとした情感を込めたバラード。
どちらも絶品。

2.Rosemary Clooney "Sings the lyrics of Gershwin"
 (ローズマリー・クルーニー 「ガーシュイン作品集」)
  ローズマリー・クルーニー(ヴォーカル)
  スコット・ハミルトン(ts)
  ウォーレン・ヴァシェ(cor、flh)/ロジャー・グレン(fl)
  カル・コリンズ(g)/ナット・ピアース(p)
  クリス・アンバーガー(b)/ジェフ・ハミルトン(ds)
  1979年…Concord Jazz

  【お気に入り2曲】
   Nice work if you can get it(首尾よくいけば)
   Strike up the band(ストライク・アップ・ザ・バンド)

 ローズマリー・クルーニーは、映画「ホワイト・クリスマス」にビング・クロスビーと共演したシンギング・スター。彼女は美貌美声に恵まれた名歌手で、ディクションの美しさは抜群。1曲目はミュージカル映画「躍る騎士」の主題歌で、アイラ・ガーシュインのソフィスティケイトされた歌詞が洒落ている。2曲目はガーシュイン兄弟の傑作で、ディキシー風が素晴らしい。

3.Jo Stafford "Autumn in New York"
 (ジョー・スタッフォード 「ニューヨークの秋」)
  ジョー・スタッフォード(ヴォーカル)
  ポール・ウェストン楽団
  1955年…Capitol

  【お気に入り2曲】
   Autumn in New York
   If I loved you (イフ・アイ・ラヴド・ユー)

 ジョー・スタッフォードには、数多くの形容詞がある。リード・トランペットの様に長いフレージングの「トランペット・ヴォイス」。文字通りヴェルヴェットの様に柔らかい「ヴェルヴェット・ヴォイス」。いずれも名歌手の形容詞。1曲目はバーノン・デュークの曲で、スタンダードの中でも名曲。2曲目はR・ロジャースとO・ハマーシュタインのミュージカル「回転木馬」のナンバー。2曲とも、ジョー・スタッフォードのスケールの大きな歌唱力でもって心地よい。