1.Luciano Pavarotti "Neapolitan songs"
(パヴァロッティ 「イタリア民謡集」)
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
ナショナル・フィルハーモニーo
ボローニャ市立歌劇場o&c
1979年…London
【お気に入り曲】
'O sole mio! (オ・ソレ・ミオ)
Torna a Surriento (帰れソレントへ)
Funiculi-funicula (フニクリ・フニクラ)
パヴァロッティのイタリア民謡。豊かな陽光の降り注ぐ様な明るい美しい響きは、当に「キング・オブ・ハイC」の名にふさわしい。1曲目は言わずもがなの名曲。2曲目は別れた恋人に呼びかける歌。3曲目はかつて有名なヴェスヴィオス火山の山腹を走っていた、登山電車(フニクリ・フニクラ)のCMソング。
2.Franz Schubert "Winterreise"
(フランツ・シューベルト 歌曲集「冬の旅」)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
1979年…Deutsche Grammophon
【お気に入り曲】
Die Wetterfahne (風見)
Der Lindenbaum (菩提樹)
Der Leiermann (ライアー回し)
ヴィルヘルム・ミュラーの12篇の連作詩「冬の旅」に、シューベルトが曲を付けた。近代都市の無名の大衆、そして愛を喪失した恋人を情景描写により描ききる。「歌曲王」シューベルトの秀作。ディースカウとバレンボイムによる詩と音楽の美しい融合とも言うべきものが実現。この詩の主人公が心の葛藤から人間的な共感を見出していく。
3.Brilliant Classical Marches
(華麗なるクラシック・マーチ集)
マーチのオムニバス
1995年…Deutsche Grammophon
【お気に入り】
Pomp and Circumstance March No.1
(行進曲・威風堂々・第1番、エルガー)
ジュゼッペ・シノーポリ指揮、フィルハーモニアo
Alte Kameraden (行進曲・旧友、タイケ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニカー
Alla marcia from "Karelia Suite" (カレリア行進曲、シベリウス)
ネーメ・ヤルヴィ指揮、エーテボリso
長らく探していたマーチのオムニバス。何故にマーチ?マーチを聴いていると、その勇壮な安心感といった精神的幸福感が得られる。この理由で、個人的に非常に好きです。