タワマン、高いねー。
初めてお邪魔したときは、今から4年程前の深夜。寿司屋で別れた後、メッセンジャーでのやり取りで彼女から
“戻ってきて”
と言われて戻った時だった。
強い彼女に付き合って飲んだものだから、良い調子を通り越して、気持ち悪い程飲んでしまい、さらに彼女の家について、ワインをいただき、文字のとおり、瀕死の状態だった。
でも、憧れの后、初恋の姫、恋い焦がれたシチュエーション。
“もう飲めない”
“じゃ、ねる?”
“ねよう”
ぼくはそのまま立って、両手を広げた。
彼女はゆっくりと、ぼくの腕の中に入ってきた。
そしてぼくは生まれて初めて彼女を抱きしめた。
しっかりと抱擁を味わったあと、唇を重ねた。
彼女が1人飲みのときに食べた、ハムカツだそうよ、
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます