飽きもせずに...

なんだかんだ言いながら書いてます

佐渡×シエナ

2013-05-16 | 音楽

行ってきました、演奏会

 

 


吹奏楽を始めて30数年、実はプロの吹奏楽団の演奏会はこれが初めて。
しっかり堪能してきました。

チケットはうちのバンドで石川テレビに勤めているNさんに手配してもらったら、前から10列目といういい席でした。
ありがとうございました。

今回の金沢がシエナの全国ツアーの初日だったそうです。
佐渡さん曰く、「初日ですからやってみないとわからない。」だそうで


用意された曲は宣伝にもあった通り、”吹奏楽の王道”

 イギリス民謡組曲
 朝鮮民謡の主題による変奏曲
 音楽のおもちゃ箱~佐渡裕のトークと音楽~
   シング・シング・シング
   ミスター・オー
 序曲「春の猟犬」
 「アルメニアンダンス」全曲
アンコール 「主よ人の望みの喜びよ」


知った曲、かつて演奏した曲がほとんどでしたのでうれしかった。

 

シング・シング・シングなんかはついこの前、12日に行われた
私たちの定期演奏会で演奏したばかりの曲でしたので、
どうしても聞き比べてしまう。
見事!
でも、反面、IPWの演奏もまんざらではなかったんだ、とも思った。

 

 


しかし、さすがプロ、やっぱりうまいわ。
きちんとしたピッチで、正確な音程。
大きな音は大きく、小さな音は小さく。
そして音がひとつになってる。
バッハを聴いたときは単純にいいなぁ、と思いました。
全体を通して、なんでこんな風に吹けるんだろう?ばかりが...

 


最後にはお待ちかね、みんなで「星条旗よ永遠なれ」。
自分たちが持ってきた楽器を手に、みんなステージに上がる。
どれだけの人数が上がるんだろうか?と思って見ていたら、
来るわ来るわ、ステージがいっぱいになった。

指揮をしたい、といって上がったのが4名。
小学5年生の女の子もいた。
で、驚いたのが、この前の私たちの定演で
チューバの助っ人として来てくれたM君も!
あとで聞いたら、学生指揮者もやってるとのこと。

学生が圧倒的に多かったんですが、一般人もチラホラ。
なんか見たことがある顔ばかりで....
みんな好きやなぁ。
まぁ、私もチューバみたいな大きな楽器じゃなけりゃ
きっと持って行っただろうけどね。

 

 

今回の会場には知った顔が何人も。この世界は狭いと思った。
休憩時間には、うちのバンドの指揮者のお母さんともお会いした。

「あ、どうも、こんばんは。」
「あら、来てたんやね、この前もお疲れ様やったね。」
「達ちゃんも来とるん?」
「来るはずなんやけど、仕事に捕まってまだ来てないんやわ。」
「あらら、もったいない。」
「来るんか、来んのかの連絡も無いし、今、連絡しようとしとるんやけど...」

携帯を開いて四苦八苦してる模様。

「この歳になると、こんなんよう判らんでねぇ。」

アドレス帳を開くものの、発信先の選択方法が判らないよう。
うちの母親と同じやった。

そんなわけで、代わりにかけてあげることに。

「多分仕事やし、孫のほうにかけてもらえん?」....

 


演奏会が終わり、会場で会ったときに聞いたら、
連絡をもらったときはちょうど会場に入ったときだったとのことで、
お母さんが席に戻ったら座ってた、だって。

 

いろんな意味で楽しい演奏会でした



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