3日間の大阪出張も終わり、今日はのんびり休養。松川縁の桜の蕾も少しだけ色づいているように見えました。
松川縁の桜といえば「蛇姫様の桜」ってあったのを知っていますか。他にも「機銃掃射の跡がある桜」とか。祖父母がこの近くの人だったので、幼少の頃、お爺さんの散歩につきあったときに教えてもらったものですが、今ではすっかりどの木だったのか思い出せませんでした。桜の寿命は短いですから、もうその木はなくなったのかもしれません。
70年代の初めまで富山市内の川縁にずっと屋台が立ち並んでいたのを覚えている人は少なくなったかもしれません。これも幼少の頃の記憶ですが、千歳町の辺りから石倉町の辺りまでつながっていたと思います(途中で松川でなくいたち川になりますが)。川縁の地蔵尊で泣きくずれてる若い女性とか、屋台の椅子でもつれ合う男女のしどけない光景とかを見た記憶があります。だから、夜の川縁って今でも迂闊に近づけない雰囲気を持った場所として僕の中には刷り込まれています。